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「Jabra Enhance」って何者?完全ワイヤレスながら、聴力強化機能も備えた“3in1スマートイヤホン”を検証
■“ヒアラブル” な完全ワイヤレスイヤホンという点もユニーク
続いて、音楽を再生してみた。最近は骨伝導タイプや耳をふさがないタイプなど、“ヒアラブル” タイプのイヤホンやヘッドホンが出てきているが、印象はそういったモデルに近く、耳の穴にしっかりとフィットしているものの、周囲の音はしっかりと聞こえる。テレビを付けたまま音楽を聴くと、イヤホンを装着していてもテレビの音が聞こえてくる。
イヤホンとしてはもう少し低音域のパワフルさが欲しいところではあるものの、高音域から中音域までしっかりとディテールを描いてくれて、バランスの良さを感じた。
聴力サポートデバイスということで、「リスニングモード」の音量と音楽再生の音量は設定が異なる。音楽再生時にiPhoneの音量調節ボタンを押すと、音楽の音量だけが変わり、周囲の音を聞こえやすくするリスニングモードの音量は変わらない。リスニングモードの音量を変えたい場合は、Jabra Enhanceアプリを使って設定する必要があるので留意したい。
Jabra Enhanceは、完全ワイヤレスイヤホン市場の中でも、稀に見る小型サイズであることも特徴だ。本体が軽くて耳に対する圧迫感もほとんどないため、装着していることを忘れそうになるほどだった。
また、音楽を聴きながらの環境音の聞こえ方も、一般的な完全ワイヤレスイヤホンの「外音取り込み機能」とはまた違う。聴力強化機能により、実際に装着したままでも自然に、装着していない状態よりも聞こえやすくなるようにサポートしてくれるので、快適な着け心地と相まって疲れにくいだろう。
完全ワイヤレスイヤホンが市民権を得た今なら、以前に比べて、イヤホンを装着していても、人と接する際に違和感を持たれることは少なくなっているだろう。
「聴力に不安を感じるものの、補聴器を付けるまでではない」という人や、「補聴器をつけているという風に見えたくない」という人にとって、高い機能性とデザイン性を兼ね備えたJabra Enhanceは、最初に使う聴力サポートデバイスとしてぴったりの製品なのではないだろうか。
(協力:GNオーディオジャパン)