PR小さくても本格派、アプリの完成度も圧巻
JBL史上もっとも“完全無欠”!最先端が詰まった完全ワイヤレス「LIVE FREE 2 TWS」をチェック!
VGPアワードの中でも、もっとも激戦区となったノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン。このジャンル、しかも売れ筋の価格帯で、No.1の座に輝いたのが「JBL LIVE FREE 2 TWS」だ。音質もノイキャンも、そしてアプリの完成度も圧巻。JBL史上もっとも“完全無欠”な注目作の実力に迫った。
スマートフォンで使うイヤホンといえばこのタイプ、という勢いの完全ワイヤレスイヤホン。VGPにおいても競争の激しいカテゴリーで、新製品も気合いの入ったものばかりということになる。音質、機能、そして価格と、すべての要素が揃わなければ受賞は難しい。
この「JBL LIVE FREE 2 TWS」は、VGP2022SUMMERのBluetooth完全ワイヤレスイヤホン/ノイズキャンセリング部門(1.5万円以上2万円未満)で金賞、No.1に輝いた製品だ。市場に要求されるトレンドを網羅し、高い完成度を感じさせただけでなく、そのカスタマイズ性において頭一つ抜けた感があり、強く印象に刻まれる製品だった。
まずはそのサイズ。ドライバーは11mm径のダイナミック型で振動板はチタンコートされた複合素材。完全ワイヤレスとしては大口径に属するが、オーバルシェイプのボディは女性の耳にも無理なく収まるほどコンパクト。片側3基/計6基のマイクを内蔵していて、アクティブノイズキャンセリング(ANC)にも対応。しかもフィードバック方式とフィードフォワード方式を組み合わせたハイブリッド型だ。アプリを使えば、7段階でノイズ低減効果を調整できる。
外音取り込みもあり、電車のアナウンスを聴きたいとき慌てる必要はない。音声通話も重視。ビームフォーミングで周囲の雑音や風の音を低減するから、自分の声がクリアな状態で相手に伝わる。通話中に聞こえる自分の声の大きさを調整するボイスアウェア機能で、自分に聞こえるよう大声を出す必要がない点も新しい。
「マルチポイント」のサポートもうれしい。2台同時接続し、1つのイヤホンでPCとスマートフォン、あるいは個人用とビジネス用のスマートフォン2台を操れるわけで、大きなアドバンテージといえる。
連続再生時間はケース込みで計35時間(ANCオフ時)というタフさ。急速充電対応、15分の充電で4時間再生できる。しかもケースはワイヤレス充電に対応と、バッテリー周りはまさに至れり尽くせりといえる。
完全ワイヤレスイヤホンで音楽を聴くとき気になるのが、低域の量感だ。物理的な制約でドライバー口径を小さくせざるをえず、低域が痩せてしまいがちだが、このJBL LIVE FREE 2 TWSにはイコライザー機能がある。アプリ「JBL Headphones」を利用すれば、好みの音にカスタマイズできるのだ。
リスニングモードはJAZZやVOCALなど5種類、タップするだけでジャンルに適した音に変わる。自分なりの音を追求したければ、「+」ボタンをタップすると自由にデザインできる。タップすれば操作点を増やせるので、10バンド、15バンドといった数にすることも可能だ。
このイコライザー機能は、かなり秀逸。スマートフォン側ではなくイヤホン側のSoC/DSP側で処理されるから、再生されるあらゆる楽曲が好みの音調に変わる。11mm径のドライバーは反応鋭く、そもそもJ-POPからアンビエントサウンドまで幅広く適応するが、個人の感じ方の部分まで踏み込めるのだ。物足りなさや違和感をあっさり解消できるから、膨大な数の曲と出会えるストリーミングサービスとの相性も上々だ。
ANCの効きのよさもこのイヤホンのアドバンテージだ。一人ひとり異なる耳の形状にあわせて、正しいノイズキャンセリング効果を提供するために、外耳道のテスト、イヤピのフィット感を確認する機能も搭載されている。実際にアプリで測定後、ANCをオンにしてみると、電車の走行音やロードノイズが一気に低下する。
手頃な価格でこれだけの機能とクオリティ、そしてANCの効き。アワード金賞に相応しい完全ワイヤレスイヤホンだ。
【Specification】
ノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン
「JBL LIVE FREE 2 TWS」
●通信方式:Bluetooth Ver.5.2 ●コーデック:SBC、AAC ※アップデートによってLE Audioにも対応予定 ●連続再生時間:最大7時間(ケース込み35時間)●質量:約4.9g ●付属品:イヤーチップ(S/M/L)、充電ケーブル
本記事は「プレミアムヘッドホンガイド Vol.28」からの転載です。
(協力:ハーマンインターナショナル)
トレンド全部入りで、カスタマイズ性もピカイチ!
スマートフォンで使うイヤホンといえばこのタイプ、という勢いの完全ワイヤレスイヤホン。VGPにおいても競争の激しいカテゴリーで、新製品も気合いの入ったものばかりということになる。音質、機能、そして価格と、すべての要素が揃わなければ受賞は難しい。
この「JBL LIVE FREE 2 TWS」は、VGP2022SUMMERのBluetooth完全ワイヤレスイヤホン/ノイズキャンセリング部門(1.5万円以上2万円未満)で金賞、No.1に輝いた製品だ。市場に要求されるトレンドを網羅し、高い完成度を感じさせただけでなく、そのカスタマイズ性において頭一つ抜けた感があり、強く印象に刻まれる製品だった。
まずはそのサイズ。ドライバーは11mm径のダイナミック型で振動板はチタンコートされた複合素材。完全ワイヤレスとしては大口径に属するが、オーバルシェイプのボディは女性の耳にも無理なく収まるほどコンパクト。片側3基/計6基のマイクを内蔵していて、アクティブノイズキャンセリング(ANC)にも対応。しかもフィードバック方式とフィードフォワード方式を組み合わせたハイブリッド型だ。アプリを使えば、7段階でノイズ低減効果を調整できる。
外音取り込みもあり、電車のアナウンスを聴きたいとき慌てる必要はない。音声通話も重視。ビームフォーミングで周囲の雑音や風の音を低減するから、自分の声がクリアな状態で相手に伝わる。通話中に聞こえる自分の声の大きさを調整するボイスアウェア機能で、自分に聞こえるよう大声を出す必要がない点も新しい。
「マルチポイント」のサポートもうれしい。2台同時接続し、1つのイヤホンでPCとスマートフォン、あるいは個人用とビジネス用のスマートフォン2台を操れるわけで、大きなアドバンテージといえる。
連続再生時間はケース込みで計35時間(ANCオフ時)というタフさ。急速充電対応、15分の充電で4時間再生できる。しかもケースはワイヤレス充電に対応と、バッテリー周りはまさに至れり尽くせりといえる。
完全ワイヤレスイヤホンで音楽を聴くとき気になるのが、低域の量感だ。物理的な制約でドライバー口径を小さくせざるをえず、低域が痩せてしまいがちだが、このJBL LIVE FREE 2 TWSにはイコライザー機能がある。アプリ「JBL Headphones」を利用すれば、好みの音にカスタマイズできるのだ。
リスニングモードはJAZZやVOCALなど5種類、タップするだけでジャンルに適した音に変わる。自分なりの音を追求したければ、「+」ボタンをタップすると自由にデザインできる。タップすれば操作点を増やせるので、10バンド、15バンドといった数にすることも可能だ。
このイコライザー機能は、かなり秀逸。スマートフォン側ではなくイヤホン側のSoC/DSP側で処理されるから、再生されるあらゆる楽曲が好みの音調に変わる。11mm径のドライバーは反応鋭く、そもそもJ-POPからアンビエントサウンドまで幅広く適応するが、個人の感じ方の部分まで踏み込めるのだ。物足りなさや違和感をあっさり解消できるから、膨大な数の曲と出会えるストリーミングサービスとの相性も上々だ。
ANCの効きのよさもこのイヤホンのアドバンテージだ。一人ひとり異なる耳の形状にあわせて、正しいノイズキャンセリング効果を提供するために、外耳道のテスト、イヤピのフィット感を確認する機能も搭載されている。実際にアプリで測定後、ANCをオンにしてみると、電車の走行音やロードノイズが一気に低下する。
手頃な価格でこれだけの機能とクオリティ、そしてANCの効き。アワード金賞に相応しい完全ワイヤレスイヤホンだ。
【Specification】
ノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン
「JBL LIVE FREE 2 TWS」
●通信方式:Bluetooth Ver.5.2 ●コーデック:SBC、AAC ※アップデートによってLE Audioにも対応予定 ●連続再生時間:最大7時間(ケース込み35時間)●質量:約4.9g ●付属品:イヤーチップ(S/M/L)、充電ケーブル
本記事は「プレミアムヘッドホンガイド Vol.28」からの転載です。
(協力:ハーマンインターナショナル)