PR大きめボディが「逆に小さい」くらいの高音質&重低音
”音質最優先”ネットワークスピーカー「DENON HOME 350」レビュー。これがサブスク時代の本格オーディオだ!
■サブスク時代にぴったりのネットワークスピーカー「DENON HOME」
オーディオ機器は、技術の進歩やサービスの変化に合わせて進化を遂げてきた。レコードがCDに置き換わったように、今ではインターネットの普及と配信サービスの充実により、「サブスク」が圧倒的な存在感を示しているのはご存じの通りだ。
こうした時代の新しいオーディオのカタチと言えるのが、「ネットワークスピーカー」と呼ばれる製品である。Wi-Fi経由、つまりワイヤレス接続で音楽を再生でき、設置の自由度が高まったのは新しい価値。音楽をより自由に生活に取り入れられるようになったという観点では、ライフスタイルの革新、QoLの向上の可能性をも秘めると言っても過言ではないだろう。
こうしたオーディオを取り巻く時代背景のもと、デノンが提案するのが“DENON HOME”シリーズである。
DENON HOMEシリーズからは、2020年にコンパクトな「DENON HOME 150」と、ステレオ再生タイプの「DENON HOME 250」が発売されたが、数あるWi-Fiスピーカーの中でも、その最大の特徴は音質へのこだわり。デノンが追求してきたHi-Fi高音質技術を惜しみなく投入し、単なるコンパクトで便利なスピーカーではなく、時代に最適な「Hi-Fi」の新しいカタチを提案しているのは注目に値する。
また、独自のネットワークオーディオ機能「HEOS」による高機能化により、2台を接続してのステレオ再生、サウンドバーとの組み合わせによるサラウンド再生、さらに自在に操作できる宅内音楽配信システムとしても利用できる。
そして今回新発売された「DENON HOME 350」は、シリーズに共通するHi-Fi設計、ハイレゾ再生、Amazon Music HD対応などを踏襲し、堂々たるボディサイズで大出力と重低音再生を誇るフラグシップモデル。
従来のワイヤレススピーカーは、手軽さが重視される傾向があったが、パワーを得たことでユーザーにどのようなインパクトを与えるのか。今回は、「DENON HOME 350」がある暮らしを想像しつつレビューしていく。
■もはや「ワイヤレス対応の本格オーディオ」と呼ぶべき音質最優先設計
まず目に飛び込んでくるのは、ワイヤレススピーカーとしてはボリューム感のあるボディサイズ。コンパクトなDENON HOME 150と比較してはもちろんのこと、DENON HOME 250と比べても体積比で約2倍と堂々たるもの。その大きさの理由とは? ズバリ、「音質最優先」ということだ。
本機はシリーズ最大サイズのエンクロージャー容積が確保されていて、原理的に余裕ある低域の再生が可能だ。また、前面と背面にφ165mmもの大口径でロングストロークを誇るウーファーを1つずつ備え、サブウーファー的な役割も担う。
ほか、スピーカー関連の仕様は、φ20mmドームトゥイーター×2、φ50mmミッドレンジ×2という2ウェイのステレオ構成と充実。トゥイーターとミッドレンジは角度を設けてエンクロージャーに取り付けられているが、これはワンボディでも広がりのあるステレオ再生を狙って最適化されたもので、試聴ではこの点もポイントになりそうだ。
また、アンプは6chのClass-Dパワーアンプを搭載し、装備する6つのドライバーをそれぞれ独立して駆動する豪華仕様。ここでお気づきと思うが、移動が自由なワイヤレススピーカーというよりは、音質や迫力を重視した本格オーディオがワイヤレス対応していると考える方が、本機の本質を理解し易いだろう。とはいえ、質量6.7kgのワンボディ構造。宅内で設置場所を移動するのは苦にならず、この点、ミニコンポなどよりはるかにフットワークが軽く使い勝手が良いと言える。
肝心のネットワーク関連は、デノン製品で実績のあるHEOSシステムを搭載。これは、サウンドバー、Hi-Fiコンポーネント、AVアンプなど、デノンの様々なオーディオ製品に採用されているネットワークオーディオの「プラットフォーム」と言えるもので、共通利用することで開発費が抑えられ、ユーザーにとっては、高度な機能をリーズナブルな価格で入手できるメリットがある。
アプリで操作や詳細な設定が可能なほか、本機単体で音声操作への対応およびAmazon Alexa(built-in)デバイスとして使用が可能。サウンド面ではハイレゾ音源(DSDは最大5.6MHz、PCM系は最大192kHz/24bit)に対応しているのもトピックで、LAN上のサーバー(PC/Mac/NASなど)からのネットワーク再生が可能なほか、USBメモリーを本機に接続しての再生もできる。もちろんBluetoothやAirPlay 2にも対応している。
これらの再生操作や、本機を含め複数のHEOS搭載機器がある場合の配信先や音量も、全てHEOSアプリでコントロールすることができる。そう、スマホが1つあれば、全て手のひらの上で操ることができるという訳だ。
オーディオ機器は、技術の進歩やサービスの変化に合わせて進化を遂げてきた。レコードがCDに置き換わったように、今ではインターネットの普及と配信サービスの充実により、「サブスク」が圧倒的な存在感を示しているのはご存じの通りだ。
こうした時代の新しいオーディオのカタチと言えるのが、「ネットワークスピーカー」と呼ばれる製品である。Wi-Fi経由、つまりワイヤレス接続で音楽を再生でき、設置の自由度が高まったのは新しい価値。音楽をより自由に生活に取り入れられるようになったという観点では、ライフスタイルの革新、QoLの向上の可能性をも秘めると言っても過言ではないだろう。
こうしたオーディオを取り巻く時代背景のもと、デノンが提案するのが“DENON HOME”シリーズである。
DENON HOMEシリーズからは、2020年にコンパクトな「DENON HOME 150」と、ステレオ再生タイプの「DENON HOME 250」が発売されたが、数あるWi-Fiスピーカーの中でも、その最大の特徴は音質へのこだわり。デノンが追求してきたHi-Fi高音質技術を惜しみなく投入し、単なるコンパクトで便利なスピーカーではなく、時代に最適な「Hi-Fi」の新しいカタチを提案しているのは注目に値する。
また、独自のネットワークオーディオ機能「HEOS」による高機能化により、2台を接続してのステレオ再生、サウンドバーとの組み合わせによるサラウンド再生、さらに自在に操作できる宅内音楽配信システムとしても利用できる。
そして今回新発売された「DENON HOME 350」は、シリーズに共通するHi-Fi設計、ハイレゾ再生、Amazon Music HD対応などを踏襲し、堂々たるボディサイズで大出力と重低音再生を誇るフラグシップモデル。
従来のワイヤレススピーカーは、手軽さが重視される傾向があったが、パワーを得たことでユーザーにどのようなインパクトを与えるのか。今回は、「DENON HOME 350」がある暮らしを想像しつつレビューしていく。
■もはや「ワイヤレス対応の本格オーディオ」と呼ぶべき音質最優先設計
まず目に飛び込んでくるのは、ワイヤレススピーカーとしてはボリューム感のあるボディサイズ。コンパクトなDENON HOME 150と比較してはもちろんのこと、DENON HOME 250と比べても体積比で約2倍と堂々たるもの。その大きさの理由とは? ズバリ、「音質最優先」ということだ。
本機はシリーズ最大サイズのエンクロージャー容積が確保されていて、原理的に余裕ある低域の再生が可能だ。また、前面と背面にφ165mmもの大口径でロングストロークを誇るウーファーを1つずつ備え、サブウーファー的な役割も担う。
ほか、スピーカー関連の仕様は、φ20mmドームトゥイーター×2、φ50mmミッドレンジ×2という2ウェイのステレオ構成と充実。トゥイーターとミッドレンジは角度を設けてエンクロージャーに取り付けられているが、これはワンボディでも広がりのあるステレオ再生を狙って最適化されたもので、試聴ではこの点もポイントになりそうだ。
また、アンプは6chのClass-Dパワーアンプを搭載し、装備する6つのドライバーをそれぞれ独立して駆動する豪華仕様。ここでお気づきと思うが、移動が自由なワイヤレススピーカーというよりは、音質や迫力を重視した本格オーディオがワイヤレス対応していると考える方が、本機の本質を理解し易いだろう。とはいえ、質量6.7kgのワンボディ構造。宅内で設置場所を移動するのは苦にならず、この点、ミニコンポなどよりはるかにフットワークが軽く使い勝手が良いと言える。
肝心のネットワーク関連は、デノン製品で実績のあるHEOSシステムを搭載。これは、サウンドバー、Hi-Fiコンポーネント、AVアンプなど、デノンの様々なオーディオ製品に採用されているネットワークオーディオの「プラットフォーム」と言えるもので、共通利用することで開発費が抑えられ、ユーザーにとっては、高度な機能をリーズナブルな価格で入手できるメリットがある。
アプリで操作や詳細な設定が可能なほか、本機単体で音声操作への対応およびAmazon Alexa(built-in)デバイスとして使用が可能。サウンド面ではハイレゾ音源(DSDは最大5.6MHz、PCM系は最大192kHz/24bit)に対応しているのもトピックで、LAN上のサーバー(PC/Mac/NASなど)からのネットワーク再生が可能なほか、USBメモリーを本機に接続しての再生もできる。もちろんBluetoothやAirPlay 2にも対応している。
これらの再生操作や、本機を含め複数のHEOS搭載機器がある場合の配信先や音量も、全てHEOSアプリでコントロールすることができる。そう、スマホが1つあれば、全て手のひらの上で操ることができるという訳だ。