映画やドラマ、ライブ映像も迫力たっぷり
サウンドバーでテレビがもっと楽しく!ボーズ「Smart Soundbar 600」を編集部員が試した
今年も残りわずか。クリスマスからそのまま長期休暇に入る人もいるかもしれない。休暇の過ごし方は人それぞれだが、筆者は「自宅でゆっくり暖かくしてテレビ見たい人」だ。
見たい映画やドラマもあるし、特に年末年始はバラエティ番組の視聴に忙しい。これらを最大限楽しむには、美しく見やすい映像はもちろん、音も同じくらい重要。良い音は映像の楽しさをより引き出してくれる。
テレビの音をアップデートするのに、最も手軽なのはサウンドバーだ。ボーズからこの秋登場した「Smart Soundbar 600」は、映画もドラマもテレビも、ぜんぶ良い感じに楽しみたい!そんな時にぴったりの一台といえる。
まずサイズ感がいい。横幅69.5cm×高さ5.6cmのコンパクト設計で、テレビ前に設置しても存在が邪魔にならず、ちょうどよく収まるだろう。テレビとの連携はHDMIケーブル一本で繋ぐだけなので、設置も接続も手間要らずだ。
本体には5つのトランスデューサー(スピーカー)を内蔵する。左右に1つずつ、上向きに2つ、そして中央部に1つ配置して、左右/上から包まれるようなサウンドを実現し、音声をクリアにまっすぐ届けてくれる。また、「Bose QuietPortテクノロジー」の搭載によって、音量に関わらず歪みのない豊かな低音再生も可能にするという。
音声フォーマットはドルビーアトモスに対応。さらに、独自の「TrueSpaceテクノロジー」によって、ステレオや5.1chの音信号もアップミックスして再生してくれる。受け取った信号に対して自動的に作用するので、特に何もせずとも、どんなコンテンツも高さも感じられる立体的なサウンドで楽しめるのだ。
Smart Soundbar 600には、上位機種で採用される「ADAPTiQ音場補正」が非搭載のため、設置した部屋に合わせて自動で音質調整はできない。ただ、Bose Musicアプリを使うことで、不足を感じる帯域を細かくカスタマイズできるので、部屋の状態に合わせて活用したい。
早速まずはテレビ番組の音声をアップデート。先日開催された年に一度の大イベント「M-1グランプリ」を視聴した。漫才のセリフと観客の笑い声、番組の音楽や効果音など、さまざまな音があって、全体的に派手だ。音声出力をテレビスピーカーのまま再生すると、それら全ての音がまとまって聞こえてくる感じ。画面からそのまま、音も面で鳴っているような印象だ。
サウンドバーに切り替えると、一気に漫才のセリフの輪郭がくっきりとして、まっすぐ届いてくる。笑い声もしっかり聞こえてくるけれど、テレビスピーカーと比べると、漫才のセリフは目の前で、笑い声は自分の周辺くらいにあるような感じ。客席で見ているような気分になれる。
ネタ中に大きな拍手笑いが起きても、セリフが埋もれずに聞こえやすい。拍手の高い音まできれいに再現され、その量が増えても漫才の邪魔にならないのは嬉しい。それぞれの音がそれぞれとして描かれ、ベタッと一緒くたにされることなく立体的に感じられるようだ。
「それぞれがちゃんと聞こえる」ことで、ロングコートダディの1本目のネタは、明らかに見やすくなった。マラソン大会というシチュエーションで、終始二人とも走る動きをしていて、ネタ中ずっと靴音が鳴っているので、セリフが聞こえにくくなる内容だ。
テレビスピーカーとサウンドバーを切り替えてみる。サウンドバーで聞く漫才は明らかにクリアで、ステージをどんどんと踏む靴音が響く中、さらに笑い声も重なってもしっかり聞こえてくる。二人の声質の良さもあるけれど、おかげで笑いに包まれた漫才の空間を存分に楽しめた。これは嬉しい。
セリフの音声をより明瞭にする「ダイアログモード」をONにすると、たしかに声がより前に出てくる。さらに輪郭がはっきりして、カリッとした音になるようだ。一方で背景の音、特に低音が抑えられる印象で、YouTubeやTVerで夜遅くまで何周も再生する中、ダイアログモードなら小さな音にしていてもネタやコメントが聞き取りやすかった。
見たい映画やドラマもあるし、特に年末年始はバラエティ番組の視聴に忙しい。これらを最大限楽しむには、美しく見やすい映像はもちろん、音も同じくらい重要。良い音は映像の楽しさをより引き出してくれる。
テレビの音をアップデートするのに、最も手軽なのはサウンドバーだ。ボーズからこの秋登場した「Smart Soundbar 600」は、映画もドラマもテレビも、ぜんぶ良い感じに楽しみたい!そんな時にぴったりの一台といえる。
まずサイズ感がいい。横幅69.5cm×高さ5.6cmのコンパクト設計で、テレビ前に設置しても存在が邪魔にならず、ちょうどよく収まるだろう。テレビとの連携はHDMIケーブル一本で繋ぐだけなので、設置も接続も手間要らずだ。
本体には5つのトランスデューサー(スピーカー)を内蔵する。左右に1つずつ、上向きに2つ、そして中央部に1つ配置して、左右/上から包まれるようなサウンドを実現し、音声をクリアにまっすぐ届けてくれる。また、「Bose QuietPortテクノロジー」の搭載によって、音量に関わらず歪みのない豊かな低音再生も可能にするという。
音声フォーマットはドルビーアトモスに対応。さらに、独自の「TrueSpaceテクノロジー」によって、ステレオや5.1chの音信号もアップミックスして再生してくれる。受け取った信号に対して自動的に作用するので、特に何もせずとも、どんなコンテンツも高さも感じられる立体的なサウンドで楽しめるのだ。
Smart Soundbar 600には、上位機種で採用される「ADAPTiQ音場補正」が非搭載のため、設置した部屋に合わせて自動で音質調整はできない。ただ、Bose Musicアプリを使うことで、不足を感じる帯域を細かくカスタマイズできるので、部屋の状態に合わせて活用したい。
ボケもツッコミも聞き逃さない!客席で見るように漫才を楽しむ
早速まずはテレビ番組の音声をアップデート。先日開催された年に一度の大イベント「M-1グランプリ」を視聴した。漫才のセリフと観客の笑い声、番組の音楽や効果音など、さまざまな音があって、全体的に派手だ。音声出力をテレビスピーカーのまま再生すると、それら全ての音がまとまって聞こえてくる感じ。画面からそのまま、音も面で鳴っているような印象だ。
サウンドバーに切り替えると、一気に漫才のセリフの輪郭がくっきりとして、まっすぐ届いてくる。笑い声もしっかり聞こえてくるけれど、テレビスピーカーと比べると、漫才のセリフは目の前で、笑い声は自分の周辺くらいにあるような感じ。客席で見ているような気分になれる。
ネタ中に大きな拍手笑いが起きても、セリフが埋もれずに聞こえやすい。拍手の高い音まできれいに再現され、その量が増えても漫才の邪魔にならないのは嬉しい。それぞれの音がそれぞれとして描かれ、ベタッと一緒くたにされることなく立体的に感じられるようだ。
「それぞれがちゃんと聞こえる」ことで、ロングコートダディの1本目のネタは、明らかに見やすくなった。マラソン大会というシチュエーションで、終始二人とも走る動きをしていて、ネタ中ずっと靴音が鳴っているので、セリフが聞こえにくくなる内容だ。
テレビスピーカーとサウンドバーを切り替えてみる。サウンドバーで聞く漫才は明らかにクリアで、ステージをどんどんと踏む靴音が響く中、さらに笑い声も重なってもしっかり聞こえてくる。二人の声質の良さもあるけれど、おかげで笑いに包まれた漫才の空間を存分に楽しめた。これは嬉しい。
セリフの音声をより明瞭にする「ダイアログモード」をONにすると、たしかに声がより前に出てくる。さらに輪郭がはっきりして、カリッとした音になるようだ。一方で背景の音、特に低音が抑えられる印象で、YouTubeやTVerで夜遅くまで何周も再生する中、ダイアログモードなら小さな音にしていてもネタやコメントが聞き取りやすかった。
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