PR快適な装着感/長時間再生でいつも側に音楽を
“耳を塞がないイヤホン”の最先端にして王道! Oladance「OWS Pro」が実現する新しい音楽リスニング
■軽快な装着感はそのままに定位感が向上。音楽をパーソナルに楽しめる相棒に
OWS Proの音質面における最大の進化は、「音像の明瞭度アップ」と「定位感の向上」だ。耳にかけるスピーカーというキャッチフレーズどおり、閉塞感/圧迫感なくHi-Fiサウンドを聴かせようという製品コンセプトを継承・発展させた形だ。
iPhone 15 Proとペアリングを完了、Amazon MusicでThe Imperative/ライル・メイズの再生を始めると、ピアノの軽やかなタッチの余韻まで丁寧に描写されることに気付く。これは新しいドライバー/振動板の効果だろう、音の輪郭が明瞭で歪みを感じさせない。低音部の重い音もしっかり沈み、オープンイヤーらしからぬ量感だ。
今度は曲のテイストをガラリと変え、Disco Ulysses/ヴルフペックに。グルーブするJoe Dartのベースがやたらカッコよく、ベースの再現性がキモとなる楽曲だが、これにはアプリのEQ機能を利用した。デフォルトの設定ではギターのカッティングが際立ってしまい、往年のウエストコーストサウンドのように爽やかな雰囲気になってしまうが、EQで「Surging bass」を選択すると、密度感が増し音の重心がぐっと下がる。音楽のジャンルによっては、積極的にEQの機能を利用するほうが現実的だろう。
ボーカル曲もいい。Don't Say Goodbye/セルジオ・メンデスでは、ジョン・レジェンドの声が定位よく、楽器群との距離感がほどよい。音場の広がり・見通しも明瞭で、途中のピアノソロは音に張りがあり心地いい。イヤホンというより、スピーカーで聴いているような感覚だ。
ジャズ/ECM系の楽曲を中心に、延べ4日ほどOWS Proで音楽を聴き続けたが、この製品の最大の魅力はやはり「音楽との自然な共生」だ。耳と頭部に挟み込むようにして装着するから、2時間、3時間着け続けてもどうということはなく、もちろんカナル型イヤホンのように耳穴がヒリつくこともない。周囲の音が聞こえることは一長一短あるが、音楽が日常に溶け込むような自然さはオープンイヤー型ならではだ。
一方、EDMやハードロック系の楽曲は、向き不向きでいえば後者のほうといえる。EQによる補完はある程度可能なものの、構造上重低音再生には適していないし、音漏れもカナル型/密閉型ほどには防げない。
しかし、音楽をパーソナルに楽しみたい、ゆったりと楽しみたい、それも周囲から隔絶することなく楽しみたい、という向きにオープンイヤー型イヤホンは最適な存在。新ドライバーとアンプチップの採用によりパワーアップしたOWS Proのサウンドと緻密に計算された装着性の高さは、まさにその王道を行くかのような仕上がりだ。
(提供:Oladance)