【完全ワイヤレス大特集 2023秋】PART.8
耳を塞がない“ながら聴き”イヤホンおすすめ5選。「オープンイヤー型」がいまアツい!
深まる秋。通勤・通学はもちろん、夜長のお供に。完全ワイヤレスイヤホン300機種以上を実際にテストしてきた専門誌が、10個のテーマで推薦商品をナビゲート! あなたにぴったりのアイテムをこの特集で探してみてください!
家事をしながら、ジムで汗を流しながら、テレワークで仕事をしながら。そんな「ながら聴き」には、音楽の世界だけに集中しすぎないように周囲の音が聞こえるモデルがお薦めです。骨伝導タイプもお薦めですが、近年は耳の横に浮かせるようにドライバーを配し、自分の耳元だけに音を届ける「オープンイヤー型」に注目が集まっています。
骨伝導からオープンイヤーに参入したSHOKZや、独自技術で音漏れを減らすNWM(ヌーム)や音質追求型のOLADANCEなど気鋭ブランドのほか、ネックバンドスタイルにして装着できるJBLや穴開きドライバーを採用したソニーなど、個性的なモデルが揃います。
■JBL「Soundgear Sense」¥OPEN(直販サイト価格¥22,000/税込)
JBL初のオープンイヤースタイルの完全ワイヤレスイヤホンは、16.2mmの大型ドライバーにより、パワフルな低音が楽しめるのが魅力です。また、「OpenSoundテクノロジー」を採用したことで、音漏れの少なさも特筆もの。着脱式バンドでネックバンドスタイルでも装着できる優れもの。
■NWM「nwm MBE001」¥OPEN(実売想定価格¥24,200前後/税込)
音波(正相)にその真逆の音波(逆相)を当てると打ち消し合い、音が消える原理を応用した独自技術「PSZ(Personalized Sound Zone)」を搭載。オープンイヤー型なのに、周りへの音漏れを最小限に抑えて自分の耳元だけに音を届けてくれるから、オフィスやカフェでも周りに気兼ねなく使用できます。
■OLADANCE「Oladance OWS Pro」¥34,800(税込)
アメリカ生まれのブランド「OLADANCE」の最新フラグシップモデルです。23×10mmの大口径ダイナミック型ドライバーを採用。「第2世代低音増強アルゴリズム」やパワーアンプチップを搭載することで、量感あふれる低域を追求しています。周囲のノイズを抑える「フォーカス(集中)モード」にも対応。
■SHOKZ「OpenFit」¥24,880(税込)
骨伝導でお馴染みのSHOKZでは初となる、骨伝導タイプではない完全ワイヤレスイヤホンです。耳掛け型で、ドライバーが耳の前に配置される構造を採用しているため、周りの音を感じながら音楽などを楽しめます。ソフトでありながら耳にフィットするイヤーフックのおかげで装着性も抜群です。
■SONY「LinkBuds」¥OPEN(直販サイト価格¥26,400/税込)
真ん中に穴が開いたリング型ドライバーユニットを採用したことで、耳穴をふさがず装着することができるため、人の話し声などの「リアル」と、音楽配信やゲームといった「オンライン」をシームレスにつなげられます。片側わずか4gという軽さも相まって、日常生活に溶け込んだ使い方ができます。
※この記事は2023年8月に刊行された「プレミアムヘッドホンガイド」VOL.30の内容をもとに加筆・修正をおこなったものです