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<オーディオアクセサリーひとくちレビュー>

【ミニレビュー】Ansuz RCA空き端子挿入アクセサリー「Sortz」

公開日 2024/03/18 06:30 園田洋世
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今話題のアクセサリーを毎週1つピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介する「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。今回は、フューレンコーディネートが取り扱うデンマーク・Ansuz(アンスズ)のRCA空き端子に挿入するアクセサリー「Sortz」を紹介。金属レイヤーの異なるSortz、Sortz Supreme、Sortz Signatureの3モデルをチェック!

Ansuz 写真上から、「Sortz Supreme」(209,000円/以下税込)、「Sortz」(143,000円)、「Sortz Signature」(275,000円)

S/Nが良くなり音場の前後の距離感が出る



入出力端子に挿して機器内外のノイズによる悪影響を減らすAnsuzの 「Sortz」。マランツのSACDプレーヤー「SA-10」のデジタル同軸入出力端子で試した。

Sortzシリーズの内部レイヤーの違い

まずノーマルの「Sortz」。非常に分かりやすく効く。SA-10だと入力より出力に挿す方が効果あり。ミケーレ・ラッビア『Lost River』でもセシリア・シリアクスの『ニールセン:ヴァイオリン作品集』でも、音場の奥と手前のS/N改善が顕著で、遠近ともにS/Nが良くなることと音場の前後の距離感が出ることとは相即するのだなと気づかせる。入出力両方に挿すと音場が左右のスピーカー外側方向と下方に拡大。

マランツのSACDプレーヤーの背面端子に挿入してテスト

「Sortz Supreme」2本挿しはさらにS/N改善。ラッビアの硬い毛の箒で掃くような音が実に立体的で驚く。

「Sortz Supreme」を2本挿し

最上位機「Sortz Signature」2本挿しは凄かった。遠近極めて克明。掃く音の周囲にエアー感。Didoのライブ録音で歓声の数がこんなに多いとは今まで知らなかった…。

「Sortz Signature」

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