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PR奥行き感と高さ表現も豊かなサウンドにも注目!

丁寧な画質と快適な設置性!ボトル型モバイルプロジェクターJMGO「PicoFlix」を使いこなす

公開日 2024/11/20 09:50 海上 忍
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サウンドも上々。正直なところ、5W+5Wではパワー不足を予想していたが、十分な量感がある。音量を最大にしても、気になるほどの歪みはない。音声はDolby Digital 5.1chのため、Dolby Atmosほどではないにせよ、高さ/奥行きが感じられるしセリフはスクリーン中央付近から聞こえる。眼前のテーブルにポンと置いただけのプロジェクターが、これだけの画と音を楽しませてくれるのだから驚きだ。

スピーカーユニットはボディの左右に設置されている

音質に関連する「サウンドスタイル」からは、標準/音楽/映画/スポーツの音質モードが選択できる

続けて『タイタニック』を鑑賞。後半の船が沈んでいくパートでは、明るい船上と背後の暗闇のコントラストがはっきり、HDRらしい照明の輝きが印象に刻まれる。驚いたのは、船が傾くにつれ家具類が発する音で、右から左、あるいは左から右へと動く様子がわかる。こちらも音声はDolby Digital 5.1ch、サラウンドではなく2chのフロントスピーカーが出す音ながら、期待以上の描写力を実感した。

「HDR」に対応しており、高コントラストな映像コンテンツも楽しめる

■初めてのプロジェクターやセカンドプロジェクターに適役


しばらく使用して実感したPicoFlixのアドバンテージは、「モバイルプロジェクターに必要な要素が適度にバランスしている」こと。無理なく持ち運べる重量とサイズ感、それでいてECOモードで最長4.5時間投影可というパワフルな内蔵バッテリー。解像度はフルHDで450ルーメン(ANSI)というまずまずの明るさ、そして結構な音量の5W+5Wステレオスピーカー。それらが8万円台で実現されているところがポイントだ。

初めて導入するプロジェクターとして、宿泊先や友人宅に映像を持ち出すためのセカンドプロジェクターとして、PicoFlixはまさに適役。映画やスポーツ中継を100インチ超で映し出せば、テレビにはない臨場感を味わえること請け合いだ。



[SPEC]
■JMGO「PicoFlix」
●投写形式:DLP ●投写デバイス:0.23型 DMD ●表示解像度:1920×1080 ●レンズ:デジタルズーム・フォーカスレンズ ●光源:LED ●投写サイズ:80 - 100型(推奨) ●明るさ:450ルーメン(ANSI) ●騒音:26dB ●内蔵スピーカー:5W+5W ●主な入出力端子:HDMI×1基(ARC対応)、USB Type-A入力×1基、USB Type-C×1基(電源)●ワイヤレス:Wi-Fi(5GHz/2.4GHz)、Bluetooth Ver 5.1 ●消費電力:65W ●外形寸法:80W×240H×80Dmm ●質量:約1.3kg


入力端子部。ARC対応のHDMI、USB Type-A端子を装備する
(提供:日本ビジネス開発)

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