PR3種類を同時発売
“無類無双”の効果。サンシャインが17年間の総力を結集させたマグネシウムボードの究極形
2007年に超薄型制振シートでデビューして以来、敷物系のアクセサリーとして最高の実績をあげてきたサンシャイン。17年間の総力を結集して作った3種類の作品群。最終回答としてバーチハイブリッドボード、オールマグネシウム制振シート、そしてオールマグネシウムの究極形を3種類同時発売。今回はその効果を実践した。
サンシャインボードの特徴は、最速のスピードと理論値アルミの266倍という内部損失を誇る“最強の素材”マグネシウムを、ただ単純に使っているだけではない。ハイブリッドにして互いのクセを打ち消す考えもない。サンシャインの場合は素材と素材を直接接触させるのではなく、その間に特殊な共鳴防止材をサンドして高温圧着している。これは相当高度な技術。ここまでやった素材のよさを生かし切る手法は見事なものだ。
わが家に届いたのが、オールマグネシムボードの「AMB GRANDE」だ。鈍い光を放つご覧の板材で、純マグネシウム(純度99.95%)板厚4mm+3mmの間にDRENリングをはじめマグネシウム箔などをサンド。
加えてティグロンのケーブルのHSE処理に相当する「マグネティックZEROプロセッサー(以下ZERO)」を加えた、前作AMBシリーズのバージョンアップ版である。外観も音質優先で大幅に変更。ボードの上下に振動逃し用のスリットを設けたのが特徴だ。
ZEROについて補足すると、これまでインシュレータで採用していたがボードでは初の試みだ。特殊な広帯域信号を流すティグロン/HSE処理(一種のバーンイン)の応用であるが、処理とはマシーンもプログラムも違うとのこと。いわば次世代のバーンインであるが、これを施すことによって金属の内部結晶がきちんと整い、素材の持っている性能が如実に出るという。
続いてオールマグネシウム制振シートの「V GRANDE」だ。純マグ板2mm+2mmの板の間に電磁波吸収性に優れるマグネシウム箔を挿入して圧着サンド。ZEROをかけた前作Vシリーズのバージョンアップ版である。
3番目のオーディオボードは純マグ板2mmとロシアンバーチのハイブリッド構造。ZEROプロセッサーをかけた前作Sボードのバージョンアップ版だ。なお、乾燥技術の向上によりバーチの水分含有量は前作の13%以下から110%以下と進化を遂げている、
主に最上位の「AMB GRANDE」を試聴しよう。オーディオボードは上流機器で使用した。一番効果があるところは何といっても上流だと、私は考える。音の出口であるスピーカーだ。
いやいやアンプだと諸説あるが、一度失った信号は戻らないことからもCD/アナログプレーヤーをはじめとした、上流機の大切さを訴えたい。上流機は電源対策、電源ケーブル対策からアース対策、電磁波対策、そして制振対策に至るまで可能な限りやって損はないのだ。
何といったらよいのか。プレーヤーが覚醒した。眠りから覚めて音と音楽の生命力が全身にみなぎったのだ。こんな体験はめったにない。マグネティックZEROなどの新たな探求が確かに効いている。この表現能力は未体験ゾーンと言おう。
たとえば心に染み込む静寂さやS/N感、限界知らずの情報量や立体的な空間性や音楽のダイナミックス(躍動)など類がない。類がないからまさに“無類無双”。ティグロンの沖野代表が思わず発した言葉のようだが、実際に無双状態といっていい孤高の存在である。
群を抜いているなんてもんじゃないだろう。褒めすぎではあるが、他に比するものなしといいたい。今回はCDプレーヤーで試したが、上流機器の音質改善にこれほどの劇的効果があったのかと感嘆した。
マグネシウム制振シートはAMBに準ずる出来だ。目覚ましいZEROプロセッサーの効果で、これも前作のVシリーズで相当な実績があり、効果は保証付きだ。4mmという薄さとこのサイズであれば、ラック内でも使いこなせるのがメリット。
ロシアンバーチとのハイブリッドボードも同様にZEROプロセッサーが効いた。上質な新型ロシアンバーチによる一段と豊潤かつ鮮明で深みのあるサンシャイン・サウンドの世界にいざなってくれた。進化がますます楽しみだ。
本記事は『季刊・Audio Accessory vol.194』からの転載です
(提供:株式会社サンシャイン)
“最強の素材”マグネシウムを単純に使っているだけではない
サンシャインボードの特徴は、最速のスピードと理論値アルミの266倍という内部損失を誇る“最強の素材”マグネシウムを、ただ単純に使っているだけではない。ハイブリッドにして互いのクセを打ち消す考えもない。サンシャインの場合は素材と素材を直接接触させるのではなく、その間に特殊な共鳴防止材をサンドして高温圧着している。これは相当高度な技術。ここまでやった素材のよさを生かし切る手法は見事なものだ。
マグネティックZERO処理で大幅なグレードアップを実現
わが家に届いたのが、オールマグネシムボードの「AMB GRANDE」だ。鈍い光を放つご覧の板材で、純マグネシウム(純度99.95%)板厚4mm+3mmの間にDRENリングをはじめマグネシウム箔などをサンド。
加えてティグロンのケーブルのHSE処理に相当する「マグネティックZEROプロセッサー(以下ZERO)」を加えた、前作AMBシリーズのバージョンアップ版である。外観も音質優先で大幅に変更。ボードの上下に振動逃し用のスリットを設けたのが特徴だ。
ZEROについて補足すると、これまでインシュレータで採用していたがボードでは初の試みだ。特殊な広帯域信号を流すティグロン/HSE処理(一種のバーンイン)の応用であるが、処理とはマシーンもプログラムも違うとのこと。いわば次世代のバーンインであるが、これを施すことによって金属の内部結晶がきちんと整い、素材の持っている性能が如実に出るという。
続いてオールマグネシウム制振シートの「V GRANDE」だ。純マグ板2mm+2mmの板の間に電磁波吸収性に優れるマグネシウム箔を挿入して圧着サンド。ZEROをかけた前作Vシリーズのバージョンアップ版である。
3番目のオーディオボードは純マグ板2mmとロシアンバーチのハイブリッド構造。ZEROプロセッサーをかけた前作Sボードのバージョンアップ版だ。なお、乾燥技術の向上によりバーチの水分含有量は前作の13%以下から110%以下と進化を遂げている、
限界知らずの情報量や立体感静寂の中で音楽が躍動する
主に最上位の「AMB GRANDE」を試聴しよう。オーディオボードは上流機器で使用した。一番効果があるところは何といっても上流だと、私は考える。音の出口であるスピーカーだ。
いやいやアンプだと諸説あるが、一度失った信号は戻らないことからもCD/アナログプレーヤーをはじめとした、上流機の大切さを訴えたい。上流機は電源対策、電源ケーブル対策からアース対策、電磁波対策、そして制振対策に至るまで可能な限りやって損はないのだ。
何といったらよいのか。プレーヤーが覚醒した。眠りから覚めて音と音楽の生命力が全身にみなぎったのだ。こんな体験はめったにない。マグネティックZEROなどの新たな探求が確かに効いている。この表現能力は未体験ゾーンと言おう。
たとえば心に染み込む静寂さやS/N感、限界知らずの情報量や立体的な空間性や音楽のダイナミックス(躍動)など類がない。類がないからまさに“無類無双”。ティグロンの沖野代表が思わず発した言葉のようだが、実際に無双状態といっていい孤高の存在である。
群を抜いているなんてもんじゃないだろう。褒めすぎではあるが、他に比するものなしといいたい。今回はCDプレーヤーで試したが、上流機器の音質改善にこれほどの劇的効果があったのかと感嘆した。
マグネシウム制振シートはAMBに準ずる出来だ。目覚ましいZEROプロセッサーの効果で、これも前作のVシリーズで相当な実績があり、効果は保証付きだ。4mmという薄さとこのサイズであれば、ラック内でも使いこなせるのがメリット。
ロシアンバーチとのハイブリッドボードも同様にZEROプロセッサーが効いた。上質な新型ロシアンバーチによる一段と豊潤かつ鮮明で深みのあるサンシャイン・サウンドの世界にいざなってくれた。進化がますます楽しみだ。
本記事は『季刊・Audio Accessory vol.194』からの転載です
(提供:株式会社サンシャイン)