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<連載>オーディオアクセサリーひとくちレビュー

【ミニレビュー】気鋭の台湾ブランド・SIXTH ELEMENTの電源端子挿入アクセサリー「ACXR」

公開日 2025/02/25 06:30 園田洋世
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今話題のアクセサリーを毎週ピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介する「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。今回は、香港の気鋭のアクセサリーブランドSIXTH ELEMENT(シックス・エレメント)の電源端子挿入アイテム「ACXR」の効果をチェックしよう。

SIXTH ELEMENT「ACXR」(価格:198,000円/税込)

■ライヴ独特の空気感や瑞々しさが増す



SIXTH ELEMENTのオーディオチューニングデバイス「ACXR」。システムから発するノイズとその干渉を抑え、サウンドステージとシステム電源を最適化するという。電源ボックスの空きコンセントに挿して聴いてみた。

ACXRを電源タップの空き端子に挿入したところ

レギス・ハビー『Reminiscence』はワイナリーでのライヴ。「ACXR」を挿すと独特の空気感が濃度を増し、ドラムスやヴァイオリンの演奏に瑞々しさが増す。マイルス・デイビス『Cookin'』では1音1音に勢いがあり、どの楽音もやはり瑞々しい。

オプションの「ACXR GROUND CABLE」のバナナ端子側を「ACXR」本体に6つある穴のいずれかに挿し、RCA端子側をシステムの任意の空きRCA端子に挿すと、オーディオシステムの異なる電位差を「ACXR」で統一しノイズを抑えるというので試してみる。

ACXR専用のグラウンドケーブル「ACXR GROUND CABLE」(写真左:15,400円/税込)も用意

グラウンドケーブルでシステムと接続し、電位差を揃えることができる

ハビーは音場が全方向に拡大。ヴァイオリンの子音成分が鮮やかになるのだが耳障りにはならない。ベースは強く濃くなる。マイルスはピアノもトランペットもきめ細かくなるうえに瑞々しさをさらに増す。しかもノイズフロアが確かに下がっている。

動作原理の詳細は不明だが効果は素晴らしい。

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