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<連載>オーディオアクセサリーひとくちレビュー

【ミニレビュー】“初めてのオーディオボード” にも最適。アンダンテラルゴの小型ボード「Primo Board」

公開日 2024/12/23 06:30 園田洋世
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今話題のアクセサリーを毎週ピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介する「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。今回は、「オーディオアクセサリー銘機賞2025」の受賞モデルより、“初めてのアクセサリーとして活用してほしい” とメーカーも想いを込めるアンダンテラルゴの小型ボード「Primo Board PB220」をピックアップする。

Andante Largo オーディオボード「Primo Board PB220」(価格:20,900円/税込)

■上位機の性能を受け継ぎつつ小型化&コストダウン



アンダンテラルゴの「Primo Board(プリモ ボード)」。コンパクトなサイズ、そしてリーズナブルな価格ながら、同社の傑作「リジッドシリーズ」からそのきわめて高い制振性能を受け継いでいる。最小サイズの「PB220」をBLUESOUNDのネットワークトランスポート「NODE 2i」の下に設置してみた。

BLUESOUNDの「NODE 2i」を載せたところ

Amazon Musicで聴くトワ・エ・モワ「或る日突然」は音場右側でギターが奏でる各音の歯切れが俄然良くなり、粒立ちも非常に立体的。女性・男性のヴォーカルも著しく立体化。ノイズや混濁を避けるために、(1)高性能なスパイクを(2)高強度な構造用接着剤で(3)高密度合板に接合しているのがもろに効いている。

裏側には強固なスパイクを装備する

イザベル・ファウスト(Vn)、フルシャ指揮、バイエルン放送響「ブリテン:ヴァイオリン協奏曲」は音場が大きく拡大。そしてやはり独奏ヴァイオリンをはじめ、管弦打各楽器の音像が立体的に浮かび上がる。中低弦が分析度を高め彫りの深さを増す。聴き惚れた。

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