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PRスタンド一体型&バッテリー駆動で家中どこでも使える

タッチ操作ができる32型・4Kタブレット「adget Alternative」を使いたおしてみた!

公開日 2025/03/28 06:30 折原一也
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adget Alternativeをモニターとして考えると、画質モードの切り替えは存在しないが、標準の画質が制作基準であるD65に近いニュートラルな画質で、デフォルトのままでも汎用性が高い。またAndroidタブレットがベースとなるため、Google Playから画質カスタマイズが可能なアプリを導入して調整してみても面白そうだ。

サウンドもまた、Androidタブレットであることを活かせばカスタマイズが可能だ。ひとつシンプルな活用方法として、Google Playから「Volume」というアプリを導入しておくと、ホーム画面にAndroid標準の音量操作ボタンを呼び出すショートカットを置ける。ただそれだけのアプリだが、設定メニューの中から音量操作をするより、格段に音量調整が便利になるので活用してみてほしい。

調整アプリの一例

 

工夫次第で幅広いライフスタイルにマッチ!“触って”体験してほしい

筆者の自宅で使用感をチェック

見た目にもライフスタイルに馴染みそうな「adget Alternative」だけに、編集部での取材を終えた後に自宅にも持ち出して使い込んでみた。

YouTube、Netflix、Prime Video、Disney+などアプリによるネット動画視聴の快適さはもちろんだが、一気に “テレビ感” が上がるのがTVerアプリの活用だ。TVerなら地デジ系の番組を見逃しで視聴できる上に、adget Alternativeはタブレット扱いなので、ゴールデンタイムに行われているリアルタイム配信も視聴可能。NHK+のアプリを利用したNHKの配信も受けると、一気にテレビとしての機能性も高まる。

家庭内でBDレコーダーや、録画配信に対応するテレビ(取材時はレグザを使用)がある場合は、それぞれの録画アプリやDiximPlayなどのサービスを利用すれば、放送/録画番組の視聴が可能に。チューナー別体のテレビ風に使うことも工夫次第で可能だ。

決定的に便利に感じたポイントがadget Alternativeのスタイルそのもの。据え置きデバイスではあるのだが、タブレットやPCモニターよりも大きな画面がキャスター付きスタンドと一体化していて、さらにバッテリー内蔵のため、テレビやPCモニターと違い部屋の中でスムーズに移動できる。

PC周りで動画視聴モニターに使ったり、キッチン横に動かして動画を見ながら料理をしたりと、とにかく活躍の場が広いのだ。家族構成や住宅環境、それぞれのライフスタイルに合わせて柔軟な用途に利用できる。

キッチンで動画を見ながらも使える

テレビでもタブレットでもないadget Alternativeの便利さは、デジタルガジェット好き、そしてオーディオ・ビジュアルファンの読者に、ぜひ “触って” 体験してみてほしい。

[SPEC]
●パネル方式:液晶(エッジ型LED) ●パネルサイズ:32V型 ●画素数:3840×2160 ●スピーカー:3W×2基 ●インピーダンス:4Ω ●主な入出力端子:HDMI×1基、USB Type-A入力×2基、LAN×1基 他 ●ワイヤレス機能:Wi-Fi6(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth ver5.1 ●CPU:ARM Cortex-A76+ARM Cortex-A55(オクタコア) ●GPU:Mali-G610 MP4(クアッドコア) ●メモリー:8GB(LPDDR4X) ●ストレージ:128GB ●外形寸法:731.31W×1142 - 1332H×425.57Dmm(スタンド含む)●質量:約19.2kg(スタンド含む)

(提供:日本ビジネス開発)

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