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注目機種レビュー
       
  td60_pic ソニー「SRS-TD60
直販サイト価格 ¥5,980(税込)

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POINT
 ・コンパクト&乾電池駆動で持ち歩きに便利
 ・ソニー製品らしく音質にもこだわり。明瞭でスッキリしたサウンド
 
 ●SPEC
ユニット サテライト:28mmフルレンジ、サブウーファー:アコースティクスーパーウーファー インターフェース <入力>ステレオミニ×1
総合出力 5W(1.3W+1.3W+2,4W) カラー ブラック、ホワイト
周波数特性 電源 単3形乾電池×3、付属ACアダプター
外形寸法 206W×63H×77Dmm 質量 約520g(乾電池含む)

基本性能
  電池駆動も可能

今回登場する製品の中で、最もコンパクトなこのモデル。しかもワンボディである。幅20cmの筐体の中には、しかし、2本の28mmフルレンジスピーカーと40mmのサブウーファーが搭載されている。つまり、ワンボックス2.1chシステムなのだ。また、AC電源の他、乾電池でも駆動も可能。キャリングポーチも付属しているから、これは持ち運ぶことを想定して作られたものなのだろう。構造はシンプル。本体からミニジャックのプラグが1本出ており、それをPCやポータブルプレーヤーにつなぐだけだ。ボリュームの他は、特に調整機能はない。
         
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キャプシ今回取り上げたモデルのなかで小ささは群を抜いている
 
横からみたところ。縦置きも横置きもどちらでもOK
 
         
音質のクオリティ
 ○ すっきりと歯切れのよい音作り

そのルックスから、サウンド云々よりも、手軽さや持ち運びできることに比重が置かれたものかと思いきや、あながちそうではなさそうだ。明瞭ですっきりとしたサウンドは非常に好感が持てるもの。ボーカルも伸びやかだ。これは3本のスピーカーの配置やチューニングといった作り込みの上手さに起因するものだろう。


デザイン・設置性
 △ コンパクトゆえ左右への広がり感が乏しいのは否めない

ブラックとホワイトの2色展開。PCやポータブルプレーヤーとのカラーコーディネートも楽しめる。ワンボディでコンパクトだが、さすがに左右のスピーカーの間隔が狭く、ステレオ感や広がり感が乏しくなるのは否めない。
         
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単三電池3個での駆動にも対応
 
本体でも音量調整を行える
 
         
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持ち運びに便利なポーチも付属している
 
ホワイトカラーもあり。ウォークマンの色にあわせて使いたい
 
         
まとめ
500mlのペットボトルほどの大きさで、電池駆動もできるため持ち運びに便利。やはり開発の基点はそこにあるのだろう。ポータブルプレーヤーと接続して、仲間たちと屋外で、あるいは旅先で使用するシーンがいちばんしっくりくる。ただし、バランスの良いサウンドは評価に値する。

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