ネットワーク関連機能の充実ぶりはAV8003の大きなアドバンテージの一つだが、それについては実際にBDレコーダー(ソニーBDZ-X90)と接続した際の使い勝手を中心に紹介することにしよう。
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ネットワーク機能のトップ画面。音楽や写真、動画にアクセスできるほか、サーバーを個別に選択することも可能 |
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サーバーへの接続を選ぶと、登録されたサーバーが一覧で表示される。今回テストしたBDZ-X90を選択すると、X90内の動画が表示できる |
本機はDLNAをサポートしており、DTCP-IP対応機器と組み合わせることによって、デジタル放送のハイビジョン番組なども自在に楽しむことができる。家庭のネットワーク環境が急速に充実したことで、そうした用途は今後飛躍的に広がる可能性があり、対応機器も着実に増えている。
本機とBDZ-X90をLANケーブルによって、家庭内ネットワークに接続し、いくつかの初期設定を行うことでDLNA機能はすぐに利用できるようになる。設定のなかで欠かせないのはBDZ-X90のホームサーバー機能をオンにしておくことだが、それ以外にも機種によっては録画機側にクライアントとしてAV8003を登録する操作が必要になる場合がある。いずれにしても基本的な設定なので煩雑な操作はないし、AV8003の側ではほとんど何も設定する必要がない。
録画機だけでなく、DLNAサーバー機能をサポートするソフトウエア(たとえばWindows Media Player 11)がインストールされたパソコンやDLNA対応NAS(ネットワーク接続可能なハードディスク)
などもサーバーとして活用できることはいうまでもない。サーバーが複数ある場合はそれらを横断してコンテンツ一覧を表示することも可能だ。
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ジャンルごとに番組を一覧表示することも可能。左には番組のかんたんな情報が表示される |
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