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初回の電源ONで、セットアップナビが自動的に起動する。7項目の質問に答えるだけで、簡易初期設定が完了する。リモコンの「設定」ボタン-「本体設定」メニューで、さらに詳しい設定も可能(写真はクリックで拡大) |
オーソドックスといっても、そのインテリジェントな新しさは電源ONですぐ判る。初回に「セットアップナビ」が自動表示されるからだ。この画面は、PCで言うところのウイザードヘルプのような機能で、チャンネルや時刻設定、TVアスペクト比など7項目の質問に答えていくだけで初期設定が済んでしまう仕組みだ。
多機能なハイブリッド機らしく本格的なGUI(グラフィックやアイコンを利用した操作画面)「ディスクナビ」も装備している。今回はその基本操作をチェックしてみよう。ディスクナビの画面は独自の構成で、PC画面とは違うし、DVDメニューとも異なる。このため、最初は少し馴染みにくいかもしれないが、要領を得れば楽に操作できるだろう。
ディスクナビは2つのエリアに分かれている。録画タイトルのサムネイルを表示する中央のエリアと、操作メニューが置かれた左隅のメニューエリアだ。中央エリアでは、リモコンでカーソルを移動してサムネイルの選択ができる。これは誰でも自然に理解できるだろう。しかし、左のメニューエリアにはカーソルを移動できない。さて、どうやるのか?試しに「戻る」ボタンを押してみると・・・?カーソルがメニューエリアにワープした。なるほど、両エリアは別々に操作する仕組みなのだ。メニューエリアで行いたい作業を選び、中央エリアで対象となる録画タイトルを選択する。この”行ったり来たり作業”が操作の肝といえそうだ。2つのエリアをデザイン分けするなどして、はっきりと区別すると、さらに理解しやすかっただろう。
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