AVアンプの活用方法は、「映画鑑賞」に続いて「CDリスニング」が多数

12月1日〜12月8日の読者投票：「AVアンプで最も頻繁に楽しんでいるコンテンツは？」

ドルビーTrueHDやDTS-HDなど、HDオーディオフォーマットのデコード機能は、今やAVアンプメーカー各社から発売されている入門機にも搭載されてきた。その多彩な用途と比べて、驚くほどのコストパフォーマンスを実現したAVアンプは、昨今、薄型テレビと並ぶホームシアターの主役と呼べる存在だ。今週はPhile-web読者各位に、ふだんAVアンプで楽しんでいるコンテンツを訊ねてみた。

1位は予想通り「映画（BD/DVD）」が安定感抜群の「36％」を獲得して首位に立った。やはり我が家に大画面ディスプレイとサラウンドを導入したならば、まずは映画を最初に楽しみたいものだ。

2位には「音楽CD」がランキングし、「20％」の高ポイントを獲得した。SACDやDVDオーディオのマルチチャンネルソフトを快適に楽しむためには、やはりAVアンプを揃えておきたいところ。今や各社の上・中位機種を中心に、多くのAVアンプがピュアオーディオリスニング用の高音質モードを設けており、ステレオ再生の性能にも注目が集まっている。

「アニメ（BD/DVD）」も「15％」と大いに健闘した。今回1位になった「映画（BD/DVD）」との区分については、映像表現の手段が実写か、アニメかぐらいの違いしかなく、今やリファレンスソフトとして優れた映像とサウンドが楽しめるアニメーションタイトルも出そろっている。

一方で、今回のアンケートでは意外に伸びなかったのが「iPodのソース」。最近は各社のAVアンプともに上位機から入門機まで、幅広いレンジでiPodとのドッキング機能を充実させてきている。中にはiPodのデジタル入力に対応し、フルデジタル処理による高音質なサウンド再生が楽しめる製品も登場している。ふだんはポータブルだけでiPodを活用されている方は、ぜひAVアンプで楽しむ高品位なiPodソースのホームリスニングもチェックして欲しい。

その他、「テレビ番組」と「音楽ライブもの（BD/DVD）」がそれぞれバランス良く10％台のポイントを獲得。「ゲーム」と「アナログレコード」は獲得ポイントこそ少ないものの、ぜひAVアンプの魅力を隅々まで確認するためにもぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。HOW TOは今月の月間特集「AVアンプ入門機・徹底活用術」もご参照いただきたい。