HOME > レビュー > ネットワーク/PCオーディオ周辺製品、いま買うならUSB-DAC

今週の読者投票

ネットワーク/PCオーディオ周辺製品、いま買うならUSB-DAC

公開日 2009/11/05 16:47 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
10月27日〜11月5日の読者投票:いまあなたのシステムで買い換えるor買い足すとしたら?

今回読者のみなさんに聞いたのは、ネットワークオーディオやPCオーディオの周辺機器で買い足したい、あるいは買い換えたい製品について。いまオーディオの世界では「ネットワークオーディオ」という言葉が大きなキーワードのひとつになっており、iPodドックやUSB、LAN端子を搭載したコンポーネントが続々とリリースされている。この背景にあるのはやはりiPodの存在だろう。iPodに曲を入れるには、一旦CDをリッピングし、デジタルデータで保存する必要がある。ソフトを使えば大量の楽曲管理も容易だし、ロスレスコーデックで取り込めばCDと同じデータを保存することができる。デジタルの便利さはそのままに、もっと良い音で再生するシステムをつくりたい…というニーズが表れていると言える。


さて今回最も多い票を獲得したのが「USB搭載DAC」。PCのDACではなく外部DACを使用することで、より高音質を実現できる。スピーカーを替えることの次に簡単かつ基本的な方法だ。製品も1万円未満のエントリーモデルからハイエンドクラスまで多数のラインナップから選ぶことができる。

2位はネットワークオーディオプレーヤー。現在はLINNのDSシリーズを筆頭に、ソネッテイアのモーフィアス、パイオニアのPDX-Z10などがラインナップされている。イーサネット端子を搭載し、インターネットやLANを活用して音楽再生を楽しめるネットワークオーディオプレーヤーは、今後さらに多くのメーカーから登場を期待したいジャンルと言える。

続いてほぼ同率だったのは、iPodトランスポートと、USB搭載CDプレーヤー/レシーバー。デジタル入力対応のiPodトランスポートはWadiaのiTransportが先陣を切り、最近はオンキヨーの「NS-D1」がヒットを飛ばしているのが印象的。なおケーブル類が下位だったのは、やはり今はまだシステムを構築する途上にあって、細部を詰める時期ではないということからだろうか。少しでもオーディオと同じように音が変わるので、ゆくゆくは是非試してみていただきたい。

今後も更なる発展が見込まれるこのジャンル。ぜひ動向をチェックして、便利&高音質に音楽を楽しめるシステムを構築していっていただきたい。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE