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「今週の読者投票」結果発表

3D対応テレビ/BDプレーヤー、6割以上が購入予備軍

公開日 2009/01/27 18:33 Phile-web編集部
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1月19日〜1月26日の読者投票:3D対応プレーヤーやテレビが登場したら?

1月上旬にラスベガスで行われた2009 International CESで、大手AVメーカーがこぞって力の入ったデモを行っていたのが3D技術だ。詳細については折原一也氏がまとめた記事にくわしいが(関連記事1/2)、BDの規格策定が今年中にも行われそうなこと、またアメリカや日本で3D映画の動員が好調なことから、今年から来年にかけ、本格的に家庭用3D化の波が訪れることになりそうだ。

このような状況を受け、今回の読者投票では、3D対応テレビやBDプレーヤーの購入意向について聞いてみた。結果は以下の通りとなった。


「買わない」と答えた方は35%と、全体の3分の1程度。残りの65%の回答者は、購入の可能性があるということになる。そのうち半分程度は「しばらく様子見」と答えており、より積極的に購入予備軍は、こちらも全体の3分の1程度となった。

では、積極的な購入予備軍は、何を決め手に実際の購買行動を行うのか。回答者が最も気にしているのは「画質や3D効果」で、全体の18%を占めた。

ご存じの通り、3D映像をディスプレイに表示し、それを視聴するには、大きく分けて2つの方法がある。一つは偏光式のメガネをかける方法、もう一つは高速で開閉するシャッターを備えたメガネをかける方法だ。前者はメガネのコストが安い反面、解像度が半分程度になるというデメリットがある。このほかに裸眼立体視ディスプレイなども存在するが、まだ技術的な課題が多く、映画などを高画質に視聴する用途には向いていない。画質重視であれば高速シャッターメガネ方式が有利で、パナソニックは同方式をBD規格化するようBDAに働きかけている。

もちろん、いくら画質や3D効果が高くても、コンテンツが無ければ意味はない。「コンテンツの充実」を最も大きいキーポイントに挙げた方は9%だった。一方で、価格面を重要なポイントと考えている回答者は6%と、最も少なかった。

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