ビクタースタジオがセレクト!エンジニアが唸るこの1枚 −「あまちゃんLIVE〜あまちゃん スペシャルビックバンド コンサートin NHKホール〜」
あまちゃんLIVE
〜あまちゃん スペシャルビックバンド コンサートin NHKホール〜
/大友良英&「あまちゃん」スペシャルビックバンド
WAV/FLAC 96kHz/24bit ¥3,240(アルバム)/¥540(単曲)
http://hd-music.info/album.cgi/685
今回のご紹介は「あまちゃんLIVE〜あまちゃん スペシャルビックバンド コンサートin NHKホール〜/大友良英&「あまちゃん」スペシャルビックバンド」。ご存知、一大ブームを巻き起こした朝の連続ドラマ「あまちゃん」のサウンドトラック・生ライブ版である。「あまちゃん」人気はいまだ衰えず、2015年4月6日よりNHK BSプレミアムにて再放送がスタートしたばかり。実は「旬」のご紹介なのだ。
本作品は、実際のサントラを演奏している総勢18名のミュージシャンで構成された“大友良英&「あまちゃん」スペシャルビックバンド”によるNHKホールでのライブを収録したもの。レコーディングからミックス、マスタリングまで総て96kHz/24bitのスペックで作業が行われた、ピュアなハイレゾマスターだ。
本作のポイントは、通常のスタジオ録音での音の組み立てやサウンドメイクではなく、とにかく臨場感や空気感の表現力に徹底的にこだわっていること。
息の合ったメンバーで、各所ツアーの最終日に収録されたこともあり、演奏や音楽的な盛り上がりは頂点。生演奏の迫力や、会場も巻き込んだその場の勢いとグルーヴを溢れんばかりに詰め込んでいる。つまりハイレゾが最も得意とする、臨場感や空気感の表現力の豊かさを十二分に生かした仕上がりとなっているのだ。これは、今までのようにリズム隊のボトムの太さやビート感をベースに音を積み重ねる組み立て方では味わえなかったサウンドだろう。
昨今、CDやパッケージの完成度の高さよりも、ライブやコンサートの生の迫力や臨場感が支持される傾向にある。どちらにも良さがあり、ましてや比べること自体難しいことだが、このハイレゾのアプローチなら、そんな両者の垣根を外してくれそうな期待を抱かせてくれる。ライブが行われたときの勢いがそのまま収められているこの作品は、改めて聴きかえしても、色褪せない感動をいつまでもそのまま楽しめるという素晴らしさを再認識させてくれる一作だ。
担当エンジニア:高桑 秋朝 氏
ビクタースタジオ所属レコーディングエンジニア。
新潟出身のB型。趣味は釣りと車と温泉。専門学校卒業後、1999年に入社。以来、ビクタースタジオ一筋の純粋な「ビクター」叩き上げ。生まれてから一度も怒ったことはないのでは、と思わせる程の超温和な性格。これまでにバンド系、JAZZ、クラシック、大編成劇版等、様々なセッションに参加し、その柔らかさが各所で大人気に。
2010年、第17回日本プロ音楽録音賞にて「アビッド賞」授賞、サウンドメイクでもお墨付きを獲得。現在は、群を抜いた生音取り扱いの匠さをベースに、ポップス、 Rock、アコースティック等、ジャンルを問わず幅広く活躍。マルチな方面でも突出したセンスを発揮する若きベテラン。
独身を満喫する、ビクタースタジオのミドルエンジニア。
<高桑氏からのコメント>
この作品は2013年12月5日 NHKホールでのライブを収録したものです。
当時、ドラマは終了していたものの、あまちゃんブームはまだまだ冷めず、会場は非常に盛り上がり、熱気に包まれたとても良いライブでした。収録していた私も思わず感動してしまった事を覚えています。
作品にするにあたり、バンドの和気あいあいとした雰囲気、そしてライブ当日の空気感をそのままお伝えする事をコンセプトに作業にあたりました。
ライブレコーディングでは、客席に立てるマイクは非常に重要になります。今回はステージ方向からNEUMANN U87、会場天井からB&K 4006を吊り、客席後方にAKG 414をそれぞれステレオで使用しています。96kHz/24bitで収録する事で、その膨大な情報量をうまくとらえる事ができたと思います。
トラックダウン作業においてもこちらで過度な演出をする事はさけ、演奏のダイナミクス、会場の空気感をナチュラルに表現するよう心がけました。基本作業はProToolsで行っていますが、最終的にSSL6000Gに各楽器を立ち上げてミックスする事で、より柔らかく音楽的にまとめる事ができたと思います。
ハイレゾで聞いて頂く事で、その臨場感、アナログ機器を多用したこだわりの部分まで感じて頂けるのではないかと思います。
今回のライブはストーリー性もとても素晴らしいものでした。出来れば通して作品を聞いて頂き、当日の感動を共有して頂けたら幸いです。
〜あまちゃん スペシャルビックバンド コンサートin NHKホール〜
/大友良英&「あまちゃん」スペシャルビックバンド
WAV/FLAC 96kHz/24bit ¥3,240(アルバム)/¥540(単曲)
http://hd-music.info/album.cgi/685
今回のご紹介は「あまちゃんLIVE〜あまちゃん スペシャルビックバンド コンサートin NHKホール〜/大友良英&「あまちゃん」スペシャルビックバンド」。ご存知、一大ブームを巻き起こした朝の連続ドラマ「あまちゃん」のサウンドトラック・生ライブ版である。「あまちゃん」人気はいまだ衰えず、2015年4月6日よりNHK BSプレミアムにて再放送がスタートしたばかり。実は「旬」のご紹介なのだ。
本作品は、実際のサントラを演奏している総勢18名のミュージシャンで構成された“大友良英&「あまちゃん」スペシャルビックバンド”によるNHKホールでのライブを収録したもの。レコーディングからミックス、マスタリングまで総て96kHz/24bitのスペックで作業が行われた、ピュアなハイレゾマスターだ。
本作のポイントは、通常のスタジオ録音での音の組み立てやサウンドメイクではなく、とにかく臨場感や空気感の表現力に徹底的にこだわっていること。
息の合ったメンバーで、各所ツアーの最終日に収録されたこともあり、演奏や音楽的な盛り上がりは頂点。生演奏の迫力や、会場も巻き込んだその場の勢いとグルーヴを溢れんばかりに詰め込んでいる。つまりハイレゾが最も得意とする、臨場感や空気感の表現力の豊かさを十二分に生かした仕上がりとなっているのだ。これは、今までのようにリズム隊のボトムの太さやビート感をベースに音を積み重ねる組み立て方では味わえなかったサウンドだろう。
昨今、CDやパッケージの完成度の高さよりも、ライブやコンサートの生の迫力や臨場感が支持される傾向にある。どちらにも良さがあり、ましてや比べること自体難しいことだが、このハイレゾのアプローチなら、そんな両者の垣根を外してくれそうな期待を抱かせてくれる。ライブが行われたときの勢いがそのまま収められているこの作品は、改めて聴きかえしても、色褪せない感動をいつまでもそのまま楽しめるという素晴らしさを再認識させてくれる一作だ。
担当エンジニア:高桑 秋朝 氏
ビクタースタジオ所属レコーディングエンジニア。
新潟出身のB型。趣味は釣りと車と温泉。専門学校卒業後、1999年に入社。以来、ビクタースタジオ一筋の純粋な「ビクター」叩き上げ。生まれてから一度も怒ったことはないのでは、と思わせる程の超温和な性格。これまでにバンド系、JAZZ、クラシック、大編成劇版等、様々なセッションに参加し、その柔らかさが各所で大人気に。
2010年、第17回日本プロ音楽録音賞にて「アビッド賞」授賞、サウンドメイクでもお墨付きを獲得。現在は、群を抜いた生音取り扱いの匠さをベースに、ポップス、 Rock、アコースティック等、ジャンルを問わず幅広く活躍。マルチな方面でも突出したセンスを発揮する若きベテラン。
独身を満喫する、ビクタースタジオのミドルエンジニア。
<高桑氏からのコメント>
この作品は2013年12月5日 NHKホールでのライブを収録したものです。
当時、ドラマは終了していたものの、あまちゃんブームはまだまだ冷めず、会場は非常に盛り上がり、熱気に包まれたとても良いライブでした。収録していた私も思わず感動してしまった事を覚えています。
作品にするにあたり、バンドの和気あいあいとした雰囲気、そしてライブ当日の空気感をそのままお伝えする事をコンセプトに作業にあたりました。
ライブレコーディングでは、客席に立てるマイクは非常に重要になります。今回はステージ方向からNEUMANN U87、会場天井からB&K 4006を吊り、客席後方にAKG 414をそれぞれステレオで使用しています。96kHz/24bitで収録する事で、その膨大な情報量をうまくとらえる事ができたと思います。
トラックダウン作業においてもこちらで過度な演出をする事はさけ、演奏のダイナミクス、会場の空気感をナチュラルに表現するよう心がけました。基本作業はProToolsで行っていますが、最終的にSSL6000Gに各楽器を立ち上げてミックスする事で、より柔らかく音楽的にまとめる事ができたと思います。
ハイレゾで聞いて頂く事で、その臨場感、アナログ機器を多用したこだわりの部分まで感じて頂けるのではないかと思います。
今回のライブはストーリー性もとても素晴らしいものでした。出来れば通して作品を聞いて頂き、当日の感動を共有して頂けたら幸いです。