始めよう!アナログレコード入門:アナログレコードとCDってどう違うの?
CDは片面記録、アナログは両面記録。
途中で裏返したりと手間はかかるがそれが楽しい!
また、CDには記録面が片方しかない(片方はレーベル面)のに対し、アナログは両面に記録できることも違いです。表/裏を、A面/B面と呼びます。CDは1枚に約70分ほど記録できるので、アルバムを1枚とおしで聴くことができますが、アナログは途中で裏返す必要があります!
それに、CDのように気軽に次の曲へ飛ばしたりすることもできません。あのアルバムの●曲目が聴きたい!と思ったときに、狙いの曲からぴったり再生開始するのも、慣れるまでは練習が必要です。不便と言えば不便なのですが、その手間こそがアナログの楽しみではないでしょうか。気に入った曲だけを聴くのではなく、アルバム1枚をとおしで聴いてその世界観を味わうのも、よいものですよ。
もうひとつ、ディスクを扱う時の注意として、手で直接盤面をつかんだり、指紋をつけてはいけません。デリケートなアナログ盤だけに、ちょっとしたキズやホコリが雑音のもととなるので気をつけましょう。
かけ足の解説でしたが、アナログレコードの概要がお分かりいただけたでしょうか? 引き続き、レコードとアナログプレーヤーの仕組みやセッティング〜再生までの手順、カートリッジの種類など、分かりやすくすぐに役立つアナログレコードのイロハを学んでいきましょう。