【連載】ガジェットTIPS
AndroidスマホでUSB DACの対応サンプリングレートを調べる方法
USB経由のデジタルオーディオ信号をアナログ波形、すなわち人間の聴覚が認識できる音に変換する「USB DAC」。コンポ志向のオーディオファンはもちろん、ヘッドホンアンプ一体型の製品がポータブルオーディオファンに支持されています。小型化も進み、最近ではイヤホン延長ケーブルにしか見えない「DACアダプタ」が人気です。
そんなUSB DACですが、小型であってもハイレゾ対応が基本。CD音質の44.1kHz/16bitは言うに及ばず、PCM音源では96kHz/24bitや384kHz/32bitといった高いサンプリングレート/ビット深度、さらにはDSD対応も求められます。
ただし、Andoridスマートフォンにおいては、USB DACを利用したハイレゾ再生はアプリに大きく依存します。なぜなら、Android OSには「AudioFlinger」というミキサー機構があり、ここをバイパスさせないことにはハイレゾ再生が難しいからです。
一部のハイレゾ再生に対応した音楽アプリは、独自にUSB DACを駆動するためのプログラム(ドライバ)を収録、直接Android OSのサウンド機構とやり取りします。定番の「ONKYO HF Player」も、この方法でAudioFlinger問題を回避することでハイレゾ再生を実現していますが、意外な副産物もあります。
それが、USB DACの機器情報を表示する機能。アプリ起動時にUSB DACを接続していると、対応するサンプリングレートの一覧を表示してくれるのです。DSDネイティブ再生に対応している製品の場合、その旨も表示してくれますよ。
そんなUSB DACですが、小型であってもハイレゾ対応が基本。CD音質の44.1kHz/16bitは言うに及ばず、PCM音源では96kHz/24bitや384kHz/32bitといった高いサンプリングレート/ビット深度、さらにはDSD対応も求められます。
ただし、Andoridスマートフォンにおいては、USB DACを利用したハイレゾ再生はアプリに大きく依存します。なぜなら、Android OSには「AudioFlinger」というミキサー機構があり、ここをバイパスさせないことにはハイレゾ再生が難しいからです。
一部のハイレゾ再生に対応した音楽アプリは、独自にUSB DACを駆動するためのプログラム(ドライバ)を収録、直接Android OSのサウンド機構とやり取りします。定番の「ONKYO HF Player」も、この方法でAudioFlinger問題を回避することでハイレゾ再生を実現していますが、意外な副産物もあります。
それが、USB DACの機器情報を表示する機能。アプリ起動時にUSB DACを接続していると、対応するサンプリングレートの一覧を表示してくれるのです。DSDネイティブ再生に対応している製品の場合、その旨も表示してくれますよ。