【連載】ガジェットTIPS
使っていないBluetooth、オフにするべき?
イヤホンやスピーカー、キーボード/マウスなどワイヤレスのデジタルガジェットを使うときに必要な「Bluetooth」。最近ではリモコンやスマートウォッチもくわわり、Bluetoothによる近距離通信を活用する場面はますます増えています。
そのBluetooth、スマートフォン/パソコンではつねに機能をオンにしておくことが一般的。子機のデジタルガジェットをいつ使うかわからない、だから常時スタンバイ状態にしておくという理由です。
しかし、つねにオンでは危険だ、悪意ある人物に攻撃の余地を与えてしまう、という声も耳にします。確かに、Bluetoothには脆弱性の存在が確認されており、搭載されているシステム(iOSやAndroid、Linuxなど)の違いにかかわらずデバイスが乗っ取られる危険がある「BlueBorne」という実例があります。
とはいえ、Bluetoothは音楽とマウス/キーボードのためだけに存在するわけではありません。特にBluetooth LE対応機器の場合、付近のデバイスを検出する目的でBluetoothが利用されるため、オフにしていては意味がなく、利便性が低下してしまいます。
Bluetoothデバイスを脆弱性の被害にあわせない現実的な方法のひとつは、システムを最新の状態に保つこと。BlueBorneの場合、iPhoneはiOS 9.3.5以降、Androidはセキュリティパッチレベルが2017年9月9日以降であれば対策が講じられているので、被害を受けることはないでしょう。
そのBluetooth、スマートフォン/パソコンではつねに機能をオンにしておくことが一般的。子機のデジタルガジェットをいつ使うかわからない、だから常時スタンバイ状態にしておくという理由です。
しかし、つねにオンでは危険だ、悪意ある人物に攻撃の余地を与えてしまう、という声も耳にします。確かに、Bluetoothには脆弱性の存在が確認されており、搭載されているシステム(iOSやAndroid、Linuxなど)の違いにかかわらずデバイスが乗っ取られる危険がある「BlueBorne」という実例があります。
とはいえ、Bluetoothは音楽とマウス/キーボードのためだけに存在するわけではありません。特にBluetooth LE対応機器の場合、付近のデバイスを検出する目的でBluetoothが利用されるため、オフにしていては意味がなく、利便性が低下してしまいます。
Bluetoothデバイスを脆弱性の被害にあわせない現実的な方法のひとつは、システムを最新の状態に保つこと。BlueBorneの場合、iPhoneはiOS 9.3.5以降、Androidはセキュリティパッチレベルが2017年9月9日以降であれば対策が講じられているので、被害を受けることはないでしょう。