【連載】ガジェットTIPS
ドラレコ用のSDカード、選ぶときに調べておきたいスペックとは
ここ数年で装備する車両が急増した「ドライブレコーダー」。車両の前方/後方をカメラで撮影し、もしもの事故のとき証拠として使うことが狙いのデジタルガジェットです。360°全方向を撮影するもの、駐車監視機能付きのもの、タイプはいろいろですが、記録デバイスに「SDカード」や「micro SDカード」(以下、SDカード)を採用する製品が大半を占めています。
映像用記録デバイスとしてSDカードを選ぶときには、容量や読み書き速度、それらスペックと価格のバランスで判断するものですが、ドライブレコーダー用となると話は変わってきます。なぜなら、ドライブレコーダーの動作条件が過酷だから。夏は茹だるほど、冬は凍てつくほどに気温が上下するクルマのダッシュボードでは、タフなSDカードでなければいざというとき役に立たない可能性があるのです。
では何を見て判断すれば...SDカードメーカーの信頼・実績という定性評価はさておき、定量評価の材料となりうる客観的な数字でいえば、「耐温度性能」が挙げられます。
さらに耐温度性能は、SDカードを安全に使用できる温度を示す「動作時の温度範囲」と、記録したデータを安全に保管できる「保存時の温度範囲」に分けることができます。一般的に後者のほうが求められる性能は穏やか(読み書き時のほうが性能要求はシビア)なため、動作時の温度範囲が広いSDカードのほうがドライブレコーダーには有利といえるでしょう。
映像用記録デバイスとしてSDカードを選ぶときには、容量や読み書き速度、それらスペックと価格のバランスで判断するものですが、ドライブレコーダー用となると話は変わってきます。なぜなら、ドライブレコーダーの動作条件が過酷だから。夏は茹だるほど、冬は凍てつくほどに気温が上下するクルマのダッシュボードでは、タフなSDカードでなければいざというとき役に立たない可能性があるのです。
では何を見て判断すれば...SDカードメーカーの信頼・実績という定性評価はさておき、定量評価の材料となりうる客観的な数字でいえば、「耐温度性能」が挙げられます。
さらに耐温度性能は、SDカードを安全に使用できる温度を示す「動作時の温度範囲」と、記録したデータを安全に保管できる「保存時の温度範囲」に分けることができます。一般的に後者のほうが求められる性能は穏やか(読み書き時のほうが性能要求はシビア)なため、動作時の温度範囲が広いSDカードのほうがドライブレコーダーには有利といえるでしょう。