【連載】ガジェットTIPS
ポータブル電源につないだ機器が動かない!その原因、「起動電力」かも
「ポタ電」ことポータブル電源の利用にあたり、「定格出力」は重要な意味を持ちます。定格出力を上回る家電製品は基本的に動作対象外、たとえば定格出力600Wのポタ電で800Wのドライヤーは使えません。定格以上の電化製品を利用可能にする技術も存在しますが、そのような特別な機能を備えたポタ電でないかぎり、定格出力が、動くか動かないかの基準となります。
しかし、定格出力以下の電化製品を接続したにもかかわらず動作しないことがあります。その原因はおそらく「起動電力」。家電製品の種類にもよりますが、平時の消費電力の5倍近くを電源オン直後、瞬間的に必要とすることがあるのです。瞬間的に必要な電力とはいえ足りなければアウト、その家電製品は動作しません。
製品ジャンルごとの目安でいうと、掃除機やスポットライトは平時の2倍程度の起動電力を必要とします。冷蔵庫やエアコンはそれ以上、4〜5倍が必要とされます。一方、テレビやノートパソコンは平時どおり、起動電力を意識する必要はありません。
この起動電力の問題を解決するのが「瞬間最大出力」。この値が大きければ、電源オン直後瞬間的に大電力を必要とする冷蔵庫やエアコンを動かすことができます。いざというとき慌てないよう、瞬間最大出力に余裕のあるポタ電を選ぶのが無難ですよ。
しかし、定格出力以下の電化製品を接続したにもかかわらず動作しないことがあります。その原因はおそらく「起動電力」。家電製品の種類にもよりますが、平時の消費電力の5倍近くを電源オン直後、瞬間的に必要とすることがあるのです。瞬間的に必要な電力とはいえ足りなければアウト、その家電製品は動作しません。
製品ジャンルごとの目安でいうと、掃除機やスポットライトは平時の2倍程度の起動電力を必要とします。冷蔵庫やエアコンはそれ以上、4〜5倍が必要とされます。一方、テレビやノートパソコンは平時どおり、起動電力を意識する必要はありません。
この起動電力の問題を解決するのが「瞬間最大出力」。この値が大きければ、電源オン直後瞬間的に大電力を必要とする冷蔵庫やエアコンを動かすことができます。いざというとき慌てないよう、瞬間最大出力に余裕のあるポタ電を選ぶのが無難ですよ。