ネイルするならギャルしか勝たん!
相手に覚えてもらう名刺交換、「ネイルチップ」がこれから来る?
4月に入り、早や半月がすぎた。今年も多くの人が新社会人となり、新しい環境で新しい生活をスタートさせたことだろう。
社会人として最初に学ぶのが「ビジネスマナー」。企業に属し勤める者として、スムーズに仕事をするために必要とされる、他社/他者への配慮や礼儀作法だ。
新しく人と出会うとき、社会人ならまずは、ビジネスマナーのなかでも初手となる「名刺交換」から始まる。名刺の文字を隠さない様に両手で持ち、丁寧な姿勢でご挨拶。これが一般的な姿である。
そんな名刺交換の場で、ちょっとした話題を呼べるアイテムが、爪に貼るNFCマイクロチップ「INSTA NAIL」だ。7mm四方の極薄チップで、NFCによる近距離無線通信を通じ、スマホをかざすだけで連絡先などを共有できるというもの。
登録できる情報は、名前やメールアドレス、住所、電話番号といった名刺カードに載せる内容から、各種SNSアカウントなど幅広い。
チップはシール状になっているので、爪に貼るだけでOK。その上にマニキュアやネイルシール、ジェルネイルなどでコーティングすることで長持ちさせられると説明されている。
さて、なかなかに面白そうなアイテムだが、ただ爪に貼るだけではちょっと物足りない。出会いの第一印象は大事だし、名刺交換の代わりとするのに、どうせならインパクトを残したい。
ということで今回は、ネイルが趣味のマインドギャル編集部員が、ジェルネイルを使ったギャル全開のド派手ネイルチップを作成してみた。それがこちらァ!
……うん、派手! 冒頭で社会人たるものビジネスマナーが云々など言っているが、一般的には社会人失格だ!
まあこのネイルの実用性はともかく、INSTA NAILを早速使ってみよう。筆者の持っているスマートフォンだと、iPhone 12 miniは大体上部の中央のちょっと左寄りあたり、Nothing Phone (1)は背面中央で、NFCを認識する。
iPhoneで読み取ると、ポップアップ通知が表示され、タップすると指定URLが開く。Nothing Phone (1)ではそのままブラウザが開いたので、Androidは同じ動きになると思われる。
上司にはLinktreeみたいと言われたが、まさにそんな感じで、登録したPHILE WEBのサイトURLやTwitter、YouTubeアカウントなどの情報が並んでいる。
登録の仕方は、以下の様な流れ。
(1)同梱の説明書にあるQRコードを読む
(2)登録用のページが開くので、メールアドレスとパスワードを登録してアカウントを作成
(3)ログインして「Add a device」をタップし「INSTA NAIL」を選択(そもそもこれしか選べないが)
(4)チップが入っていた半透明の袋に記載されたアクティベーションコードを入力
(5)「Set」から各種情報を打ち込む
つまり、チップの中に情報が登録されているわけではなくて、情報登録のためのサイトで作成したアカウントとチップがクラウド上で紐づけられ、スマホでチップを読み取ることで、該当する情報ページへ誘導する役割を担っている。
ちなみに、7mm四方の極小サイズかつ、コンタクトレンズと同レベルの環境保護フィルム素材を用いることで、柔軟性のある薄型チップになっているので、大体どの指の爪にも、カーブの強弱も関係なく貼ることができそう。
今回は名刺交換のスタイルを継承することを想定して、親指に配置することに。「これを読み込んでね」と促す名刺サイズの台紙も用意し、左右でそれぞれ違う情報を読み取ってもらうというイメージだ。
左手親指はPHILE WEB、右手親指にはテック/ガジェット情報を中心にお届けする姉妹サイト「Gadget Gate」で使い分け。上からカラージェルなどを重ねて、チップの存在を隠すこともできるが、そのまま見せるスタイルにしてみた。
なお、チップ1枚につき各情報の登録は1つずつしかできないので、実際にこれをやるにはチップも2枚必要となる。今回右手の方は、ネイル用のオーロラシートを使って擬似チップ風に仕上げている。
ちなみに、チップは柔軟性があるとはいえ、少し曲げたくらいでは元の形状に戻る。爪に合わせてカーブをつけながら装着しても、触れると角部分は引っかかりやすいので、ジェルネイルを使うなら、少し硬めのジェルで埋め込み、なだらかにしておきたい。また、しっかりとジェルを重ねてもNFCで認識できたので、その点は問題なさそう。
まあこのネイルの実用性はともかく(再)、INSTA NAILの使用法として、ネイルチップの制作はおすすめしたい。
爪に直接貼ることもできるが、もちろん爪は伸びるので、どこかのタイミングで剥がすか、チップごと切ったり、削ったりする必要が出てくる。しかし、INSTA NAILは1枚3,850円(税込)。10%オフで購入でき毎月届けられるサブスクサービスもあるが、それでも3,150円(税込)と、使い捨てにするにはちょっとお高め。毎回登録するのも手間だろう。
その点、ネイルチップは使いたい時だけ、取り付け用の両面テープなどを使って装着し、外したあとも保存ができるので便利といえる。
◇◇◇
「日常をもっと便利に・面白いものにしたいという思い」から生まれたというINSTA NAIL。実際にどれほど普及するかはわからない。ただ、イベントだったり、大勢集まるカジュアルな場所での挨拶には、ちょっとした遊び心的な感じで、会話のきっかけにできそうだ。
社会人として最初に学ぶのが「ビジネスマナー」。企業に属し勤める者として、スムーズに仕事をするために必要とされる、他社/他者への配慮や礼儀作法だ。
新しく人と出会うとき、社会人ならまずは、ビジネスマナーのなかでも初手となる「名刺交換」から始まる。名刺の文字を隠さない様に両手で持ち、丁寧な姿勢でご挨拶。これが一般的な姿である。
そんな名刺交換の場で、ちょっとした話題を呼べるアイテムが、爪に貼るNFCマイクロチップ「INSTA NAIL」だ。7mm四方の極薄チップで、NFCによる近距離無線通信を通じ、スマホをかざすだけで連絡先などを共有できるというもの。
登録できる情報は、名前やメールアドレス、住所、電話番号といった名刺カードに載せる内容から、各種SNSアカウントなど幅広い。
チップはシール状になっているので、爪に貼るだけでOK。その上にマニキュアやネイルシール、ジェルネイルなどでコーティングすることで長持ちさせられると説明されている。
さて、なかなかに面白そうなアイテムだが、ただ爪に貼るだけではちょっと物足りない。出会いの第一印象は大事だし、名刺交換の代わりとするのに、どうせならインパクトを残したい。
ということで今回は、ネイルが趣味のマインドギャル編集部員が、ジェルネイルを使ったギャル全開のド派手ネイルチップを作成してみた。それがこちらァ!
……うん、派手! 冒頭で社会人たるものビジネスマナーが云々など言っているが、一般的には社会人失格だ!
まあこのネイルの実用性はともかく、INSTA NAILを早速使ってみよう。筆者の持っているスマートフォンだと、iPhone 12 miniは大体上部の中央のちょっと左寄りあたり、Nothing Phone (1)は背面中央で、NFCを認識する。
iPhoneで読み取ると、ポップアップ通知が表示され、タップすると指定URLが開く。Nothing Phone (1)ではそのままブラウザが開いたので、Androidは同じ動きになると思われる。
上司にはLinktreeみたいと言われたが、まさにそんな感じで、登録したPHILE WEBのサイトURLやTwitter、YouTubeアカウントなどの情報が並んでいる。
登録の仕方は、以下の様な流れ。
(1)同梱の説明書にあるQRコードを読む
(2)登録用のページが開くので、メールアドレスとパスワードを登録してアカウントを作成
(3)ログインして「Add a device」をタップし「INSTA NAIL」を選択(そもそもこれしか選べないが)
(4)チップが入っていた半透明の袋に記載されたアクティベーションコードを入力
(5)「Set」から各種情報を打ち込む
つまり、チップの中に情報が登録されているわけではなくて、情報登録のためのサイトで作成したアカウントとチップがクラウド上で紐づけられ、スマホでチップを読み取ることで、該当する情報ページへ誘導する役割を担っている。
ちなみに、7mm四方の極小サイズかつ、コンタクトレンズと同レベルの環境保護フィルム素材を用いることで、柔軟性のある薄型チップになっているので、大体どの指の爪にも、カーブの強弱も関係なく貼ることができそう。
今回は名刺交換のスタイルを継承することを想定して、親指に配置することに。「これを読み込んでね」と促す名刺サイズの台紙も用意し、左右でそれぞれ違う情報を読み取ってもらうというイメージだ。
左手親指はPHILE WEB、右手親指にはテック/ガジェット情報を中心にお届けする姉妹サイト「Gadget Gate」で使い分け。上からカラージェルなどを重ねて、チップの存在を隠すこともできるが、そのまま見せるスタイルにしてみた。
なお、チップ1枚につき各情報の登録は1つずつしかできないので、実際にこれをやるにはチップも2枚必要となる。今回右手の方は、ネイル用のオーロラシートを使って擬似チップ風に仕上げている。
ちなみに、チップは柔軟性があるとはいえ、少し曲げたくらいでは元の形状に戻る。爪に合わせてカーブをつけながら装着しても、触れると角部分は引っかかりやすいので、ジェルネイルを使うなら、少し硬めのジェルで埋め込み、なだらかにしておきたい。また、しっかりとジェルを重ねてもNFCで認識できたので、その点は問題なさそう。
まあこのネイルの実用性はともかく(再)、INSTA NAILの使用法として、ネイルチップの制作はおすすめしたい。
爪に直接貼ることもできるが、もちろん爪は伸びるので、どこかのタイミングで剥がすか、チップごと切ったり、削ったりする必要が出てくる。しかし、INSTA NAILは1枚3,850円(税込)。10%オフで購入でき毎月届けられるサブスクサービスもあるが、それでも3,150円(税込)と、使い捨てにするにはちょっとお高め。毎回登録するのも手間だろう。
その点、ネイルチップは使いたい時だけ、取り付け用の両面テープなどを使って装着し、外したあとも保存ができるので便利といえる。
◇◇◇
「日常をもっと便利に・面白いものにしたいという思い」から生まれたというINSTA NAIL。実際にどれほど普及するかはわからない。ただ、イベントだったり、大勢集まるカジュアルな場所での挨拶には、ちょっとした遊び心的な感じで、会話のきっかけにできそうだ。