【第64回】ミヤザキタケルの気軽にホームシネマ
【最新作本日劇場公開】拳で己を証明する熱きドラマ!『ロッキー』シリーズ正当後継作
サブスクで映画を観ることが当たり前となりつつある昨今、その豊富な作品数故に、一体何を観たら良いのか分からない。そんな風に感じたことが、あなたにもありませんか。本コラムでは、映画アドバイザーとして活躍するミヤザキタケルが水先案内人となり、選りすぐりの一本をあなたにお届け。今回は2015年公開の『クリード チャンプを継ぐ男』をご紹介します!
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『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年・アメリカ)
(配信:U-NEXT )
シルヴェスター・スタローンの代表作『ロッキー』シリーズのスピンオフ作品。元ヘビー級王者アポロ・クリードの愛人の息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)は、幼くして母を亡くし、父の存在も知らず孤児院で育つが、アポロの正妻に引き取られ己の血筋を自覚する。大人になり父と同じ道を歩む決意をしたアドニスが訪ねたのは、かつて父と激闘を繰り広げたロッキー(シルヴェスター・スタローン)の元であった…。
『フルートベール駅で』にて高く評価されたライアン・クーグラー監督と、同作にて主演を務めたマイケル・B・ジョーダンのタッグによって新生した『ロッキー』シリーズ。盟友アポロの忘れ形見を育てるロッキーと、「クリード」の名が持つ重圧に耐えながら、自らの道を切り拓こうとするアドニス。
その師弟関係だけでも胸熱な本作であるが、アドニスの恋愛模様、ロッキーの闘病など、サブエピソードも充実。試合シーンの迫力もさることながら、人間ドラマがとにかく魅力的。過去シリーズを全作観ておらずとも楽しめるため、本作を機に『ロッキー』に手を出すも良し、最新作『クリード 過去の逆襲』に向けて続編を観るも良し、是非『ロッキー』と『クリード』の世界をご堪能あれ。
(C) 2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
(C)2023 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved. CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
※本稿記載の配信サービスは執筆時点のものになります。
『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年・アメリカ)
(配信:U-NEXT )
シルヴェスター・スタローンの代表作『ロッキー』シリーズのスピンオフ作品。元ヘビー級王者アポロ・クリードの愛人の息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)は、幼くして母を亡くし、父の存在も知らず孤児院で育つが、アポロの正妻に引き取られ己の血筋を自覚する。大人になり父と同じ道を歩む決意をしたアドニスが訪ねたのは、かつて父と激闘を繰り広げたロッキー(シルヴェスター・スタローン)の元であった…。
『フルートベール駅で』にて高く評価されたライアン・クーグラー監督と、同作にて主演を務めたマイケル・B・ジョーダンのタッグによって新生した『ロッキー』シリーズ。盟友アポロの忘れ形見を育てるロッキーと、「クリード」の名が持つ重圧に耐えながら、自らの道を切り拓こうとするアドニス。
その師弟関係だけでも胸熱な本作であるが、アドニスの恋愛模様、ロッキーの闘病など、サブエピソードも充実。試合シーンの迫力もさることながら、人間ドラマがとにかく魅力的。過去シリーズを全作観ておらずとも楽しめるため、本作を機に『ロッキー』に手を出すも良し、最新作『クリード 過去の逆襲』に向けて続編を観るも良し、是非『ロッキー』と『クリード』の世界をご堪能あれ。
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ミヤザキタケル 1986年生まれ、長野県出身。2015年より「映画アドバイザー」として活動を始める。 WOWOW・宝島社sweet・DOKUSOマガジンでの連載のほか、ラジオ・配信番組・雑誌などで映画を紹介。イベント登壇、MC、映画祭審査員、BRUTUS「30人のシネマコンシェルジュ」など幅広く活動中。 |