公開日 2020/04/03 12:00
声優・アーティスト山村響が“全部作った”CDとは?「嘘のない自分」への想いをインタビュー
初のセルフプロデュース作品を発表
『Go! プリンセスプリキュア』の天ノ川きらら/キュアトゥインクル役や、『新サクラ大戦』の望月あざみ役など、アニメ・ゲームのフィールドで声優として活躍する山村 響(やまむら ひびく)さん。
そんな彼女は、「hibiku」名義、そして現在は「山村 響」名義で活動するアーティストとしての一面も持っている。そして、そのアーティスト山村 響が、初めての “セルフプロデュース作品” を制作したという。そのこだわりや聞きどころをインタビューした。
ーー本日はよろしくお願いします! 早速ですが、山村さんは普段どういった環境で音楽を聴いていますか?
山村 響さん(以下、山村さん) 移動中はアップルのAirPodsを使っています。以前は有線イヤホン派だったんですが、一度Bluetoothの便利さを知ってしまうと(笑)。家ではスピーカーはKRK「V4S4」で、ヘッドホンはゼンハイザーのモデルで、音楽を聞いたり、制作したりしています。
ーーワイヤレスの便利さは、一度使うとやみつきになりますよね。スピーカーはやはり制作向きなモデルをお使いなんですね。
山村さん 昨年(2019年)の5月くらいからDTMを勉強しようと思って、知人から情報を集めたりして、実際に楽器屋さんに聴きに行って選びました。お財布とも相談しながら(笑)。
ーーお値段、重要だと思います。その頃から楽曲作りも本格的に開始されたということだと思いますが、最初に音楽活動をスタートしたキッカケはどういったものでしたか?
山村さん 物心ついた時から、歌うことが大好きだったんです。自分の中で「ちゃんと上手く歌いたい」という気持ちがあって、毎日練習していました。でもなぜか、歌を本業にしたいと思ったことはあまりなく、声優を目指すようになりました。
その後、詩を書くことも好きだったので、自分で歌詞を書いてみたりとか、自分のオリジナル曲を歌ってみたいな、という気持ちが出てきたんです。そこから、手伝ってくださる方と一緒に曲を作りはじめたのが最初でしたね。
高校を卒業したくらいからずっと、オリジナル曲を歌ったり、ライブをしたりしてきたんですが、ここ数年で声優として歌わせていただく機会がすごく増えてきて、そのお仕事を通じて多くの音楽の世界の方と知り合うことができたんです。そのこともあって、さらに自分の音楽を広げたいな、という思いが強くなりました。
私のことを声優として広く知っていただくことができた『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』(ハルナ役)では、Tridentというユニットで歌わせていただいていたんですが、その楽曲の多くを手がけた音楽制作会社のTOKYO LOGICさんとのご縁があって、2018年に『Love Magic』、2019年に『Take Over You』というミニアルバムをリリースできました。こんな風にこれまでは色々な方と一緒に音楽を作って、活動させていただくことができたんですが、今回は一人で頑張ってみようと思って、セルフプロデュースに挑戦しています。
ーー歌うことが好きで、ずっと音楽活動を続けていらっしゃったわけですね。声優の方が歌ったり、マルチに活躍される時代というのも良い影響になっているように感じます。
山村さん 声優のお仕事が本当に好きで、それを目標にしていましたが、キャラクターを演じたりするなかで歌ったりすることもできるかもしれないという可能性を幼いながらに感じていたのかもしれません(笑)。
ーー音楽活動として、山村さんは歌唱、作詞だけでなく、作曲にも取り組まれているんですか?
山村さん これまでの活動では、なるべく歌詞は自分で書くようにしていました。たまに曲も作らせてもらったりしていたんですが、主に作っていただくことが多かったので、本当に自分で全部作るというのは今回が初めてですね。まだ全然使えないんですけど、DAWの「Cubase」を最近覚えまして、コードをつけてみたりしています。
ーーここはこだわっている、というポイントはありますか?
山村さん できるだけ歌詞を自分で書くようにしていること、だと思います。例えばアニメ作品のキャラクターソングを声優の山村 響として歌う時は、そこにキャラクターというフィルターが一枚あるので、そのキャラクターとして曲にスッと入っていける感覚があるんです。
でも、何もフィルターがない素のままの山村 響として歌う時は、なるべく自分の考えていることや感じていることに嘘がないように歌いたい、聴いてもらいたいという気持ちがあるので、より想いが乗せられるように、自分の言葉を歌詞にしています。
ーーでは歌詞を書く時に、苦労する点などは?
山村さん 歌詞を書くのがあまり得意じゃないことですね(笑)。書きたいことが多くて転々としてしまう性格なので、手助けをしていただくことも多いんです。今回は一人ですべて書き上げたので、実は少しだけ不安もありますが、これまで色んな方とご一緒してきた経験で書くスキルも身についているはずなので、大丈夫なはず!
ーーより純度の濃い山村さんが詰まったタイトルになっていることに期待してしまいます。
そんな彼女は、「hibiku」名義、そして現在は「山村 響」名義で活動するアーティストとしての一面も持っている。そして、そのアーティスト山村 響が、初めての “セルフプロデュース作品” を制作したという。そのこだわりや聞きどころをインタビューした。
ーー本日はよろしくお願いします! 早速ですが、山村さんは普段どういった環境で音楽を聴いていますか?
山村 響さん(以下、山村さん) 移動中はアップルのAirPodsを使っています。以前は有線イヤホン派だったんですが、一度Bluetoothの便利さを知ってしまうと(笑)。家ではスピーカーはKRK「V4S4」で、ヘッドホンはゼンハイザーのモデルで、音楽を聞いたり、制作したりしています。
ーーワイヤレスの便利さは、一度使うとやみつきになりますよね。スピーカーはやはり制作向きなモデルをお使いなんですね。
山村さん 昨年(2019年)の5月くらいからDTMを勉強しようと思って、知人から情報を集めたりして、実際に楽器屋さんに聴きに行って選びました。お財布とも相談しながら(笑)。
ーーお値段、重要だと思います。その頃から楽曲作りも本格的に開始されたということだと思いますが、最初に音楽活動をスタートしたキッカケはどういったものでしたか?
山村さん 物心ついた時から、歌うことが大好きだったんです。自分の中で「ちゃんと上手く歌いたい」という気持ちがあって、毎日練習していました。でもなぜか、歌を本業にしたいと思ったことはあまりなく、声優を目指すようになりました。
その後、詩を書くことも好きだったので、自分で歌詞を書いてみたりとか、自分のオリジナル曲を歌ってみたいな、という気持ちが出てきたんです。そこから、手伝ってくださる方と一緒に曲を作りはじめたのが最初でしたね。
高校を卒業したくらいからずっと、オリジナル曲を歌ったり、ライブをしたりしてきたんですが、ここ数年で声優として歌わせていただく機会がすごく増えてきて、そのお仕事を通じて多くの音楽の世界の方と知り合うことができたんです。そのこともあって、さらに自分の音楽を広げたいな、という思いが強くなりました。
私のことを声優として広く知っていただくことができた『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』(ハルナ役)では、Tridentというユニットで歌わせていただいていたんですが、その楽曲の多くを手がけた音楽制作会社のTOKYO LOGICさんとのご縁があって、2018年に『Love Magic』、2019年に『Take Over You』というミニアルバムをリリースできました。こんな風にこれまでは色々な方と一緒に音楽を作って、活動させていただくことができたんですが、今回は一人で頑張ってみようと思って、セルフプロデュースに挑戦しています。
ーー歌うことが好きで、ずっと音楽活動を続けていらっしゃったわけですね。声優の方が歌ったり、マルチに活躍される時代というのも良い影響になっているように感じます。
山村さん 声優のお仕事が本当に好きで、それを目標にしていましたが、キャラクターを演じたりするなかで歌ったりすることもできるかもしれないという可能性を幼いながらに感じていたのかもしれません(笑)。
ーー音楽活動として、山村さんは歌唱、作詞だけでなく、作曲にも取り組まれているんですか?
山村さん これまでの活動では、なるべく歌詞は自分で書くようにしていました。たまに曲も作らせてもらったりしていたんですが、主に作っていただくことが多かったので、本当に自分で全部作るというのは今回が初めてですね。まだ全然使えないんですけど、DAWの「Cubase」を最近覚えまして、コードをつけてみたりしています。
ーーここはこだわっている、というポイントはありますか?
山村さん できるだけ歌詞を自分で書くようにしていること、だと思います。例えばアニメ作品のキャラクターソングを声優の山村 響として歌う時は、そこにキャラクターというフィルターが一枚あるので、そのキャラクターとして曲にスッと入っていける感覚があるんです。
でも、何もフィルターがない素のままの山村 響として歌う時は、なるべく自分の考えていることや感じていることに嘘がないように歌いたい、聴いてもらいたいという気持ちがあるので、より想いが乗せられるように、自分の言葉を歌詞にしています。
ーーでは歌詞を書く時に、苦労する点などは?
山村さん 歌詞を書くのがあまり得意じゃないことですね(笑)。書きたいことが多くて転々としてしまう性格なので、手助けをしていただくことも多いんです。今回は一人ですべて書き上げたので、実は少しだけ不安もありますが、これまで色んな方とご一緒してきた経験で書くスキルも身についているはずなので、大丈夫なはず!
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