• ブランド
    特設サイト
公開日 2005/06/10 18:20

デノン、上位機種の技術を継承したミドルクラスのプリメイン&SACDプレーヤーを発売

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
デノンは、プリメインアンプPMA-2000IV、CDプレーヤーDCD-1650SRのそれぞれの後継機種としてプリメインアンプ「PMA-2000AE」、CD/SACDプレーヤー「DCD-1650AE」を7月中旬より発売する。価格はともに157,500円。


PMA-2000AE

PMA-2000AE 背面
プリメインアンプPMA-2000AEは、出力段にUHC(Ultra High Current)-MOSシングルプッシュプルを採用。高いスピーカードライブ能力と高音質の両立を実現している。また、出力段とプリアンプ部の電源を分離する構成とすることで、小信号を扱うプリアンプ部の解像度の向上を図っている。


PMA-2000AE 内部構造
トランス部は2つを並列接続することで、電気・磁気特性を改善。また、お互いの磁気の影響を互いにキャンセルする「L.C.(Leakage Canceling)マウント・ツイン・トランス」方式を採用した。

背面端子部には他のプリアンプから本機のパワーアンプにダイレクトに入力できるパワーアンプダイレクト端子を搭載。本機能はフロントパネルにあるスイッチでON/OFFの切り替えが可能だ。

また本機は、ボリューム回路、トーン回路、パワーアンプ回路の各々を見直し、実使用時の再生周波数の上限を100kHzまで確保しているという。

筐体は防振構造の見直しを行い、様々なパーツの取り付け、配置において、外部・内部振動の影響を効果的に排除する手段を講じている。また、内部の配線材の要所にOFC線を採用。上級モデルPMA-SA1やPMA-SA11の開発を通じ試聴・検討を重ねた様々な音質パーツを採用している。



DCD-1650AE

DCD-1650AE 背面
CD/SACDプレーヤーDCD-1650AEは、上級機種DCD-SA1で開発された“Advanced AL24 Processor”をPCM信号(CD)の再生系に搭載。時間軸領域での情報量の向上を実現している。

ドライブメカ部には上位機種などに採用されている同社独自のドライブを採用。SACD再生における高速回転時の振動も十分に抑えられるように、ドライブモーターをターンテーブルの間近に配置しているほか、モーターシャフト長を短く設計し高速回転にも影響しない高寿命のブラシレスモーターを採用している。


DCD-1650AE 内部構造
また本機は、DACをマスターとしてクロックを各デバイスへ供給する手法を採用。クロックの生成には発振回路モジュールを採用しており、基板パターン等の影響を抑えた信頼性の高い発振を得ることが可能だという。

電源部は、デジタル系とアナログ系を分離した2トランス構成を採用。アナログ用トランスにはOFC捲き線を採用し、S/Nやエネルギー感を向上した。また、トランスをシャーシへ取り付ける際のベースには振動減衰特性に優れたアルミ鋳物を採用している。

さらに本機は、内部、外部ともに徹底した振動対策を行い、微細振動による機器への影響を排除。底板では3層、天板では2層の平板構造を採用したほか、サイドやリアのパネルも2層構造としている。

また、ディスプレイとデジタル出力をOFFするPure Direct モードの搭載や、削り出し金メッキピンジャックの採用など、高音質へのこだわりを徹底した。

【問い合わせ先】
デノン
TEL/03-6731-5540

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ブランドDENON
  • 型番PMA-2000AE
  • 発売日2005年7月中旬
  • 価格157,500円(税込)
【SPEC】●定格出力:両チャンネル駆動(CD→SP OUT)80W+80W(負荷8Ω、20Hz〜20kHz、T.H.D. 0.07%) ●実用最大出力:160W+160W(負荷4Ω、1kHz、T.H.D. 0.7%) ●全高調波歪み率:0.01%(定格出力―3dB時、負荷8Ω、1kHz) ●周波数特性:5Hz〜100kHz(0〜-3dB) ●SN比(Aネットワーク):LINE 108dB(入力端子短絡時)、PHONO MM 89dB(入力端子短絡時、入力信号5mV時)、PHONO MC 74dB(入力端子短絡時、入力信号0.5mV時) ●消費電力:275W ●外形寸法:434W×181H×480Dmm ●質量:24.0kg
  • ブランドDENON
  • 型番DCD-1650AE
  • 発売日2005年7月中旬
  • 価格157,500円(税込)
【SPEC】●再生周波数特性:2Hz〜50kHz(-3dB)/SACD、2Hz〜20kHz/CD ●SN比:113dB(可聴帯域)/SACD、119dB/CD ●ダイナミックレンジ:110dB(可聴帯域)/SACD、100dB/CD●高調波歪率:0.0006%(1kHz、可聴帯域)/SACD、0.0017%(1kHz)/CD ●消費電力:20W ●外形寸法:434W×137H×335D ●質量:13.3kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX