ナスペック、Cambride AudioのミドルクラスCDプレーヤー＆プリメイン「Azur 650」シリーズを発売

（株）ナスペックは、英Cambridge AudioのミドルクラスCDプレーヤー「Azur 650C」、プリメインアンプ「Azur 650A」を5月21日に発売する。価格はオープンだが、ともに8万円前後で販売される見込みだ。

CDプレーヤー「650C」はWolfsonのDAC「WM8740」をデュアルで搭載。192kHz/24bitのアップサンプリングを実現している。これにより弦楽器やピアノ等の高音域の滑らかな粒立ちと、ドラムやベース等の低音域をスピーディーかつ正確に表現でき、全帯域で優れた再現性を持たせているという。周波数特性は20Hz～20kHz、SN比は104dB、最大消費電力は25W。アナログ音声出力はRCA×1、デジタル音声出力は同軸×1、光×1の構成。

電源はトロイダルトランスにより安定した電源供給を実現。CDメカニズムは自社製となっており、スムーズなトレイの開閉を実現している。筐体カラーはブラックとシルバーの2色が揃う。外形寸法は430W×85H×305Dmm、質量は4.8kg。

プリメインアンプ「650A」は20Hzの低音域を調節するバストーンコントロールと、20kHzの高音域を調節するトレブルトーンコントロールを搭載しており、スピーカーや音色の好みに合わせた切り替えが楽しめる。主な接続端子はオーディオライン入力（RCA）×5、REC OUT（RCA）×2、Tape In、プリアウトなど。またフロントパネルにはポータブルオーディオプレーヤーの接続などに便利な3.5mmステレオミニ入力も搭載する。

筐体内には大型のトロイダルトランスを配置し、安定した電源供給を実現。デュアルモノ構成とし、左右独立して電源を供給する構造を採ることで安定感を高めている。スタンバイ時は消費電力は1W以下。また独自の保護回路「CAP5」により、アンプの挙動が乱れた時等に作動してアンプへのダメージを回避する。筐体カラーはブラックとシルバーの2色が揃う。外形寸法は430W×115H×345Dmm、質量は8.5kg。

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