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公開日 2014/06/20 10:00

マランツ、エントリークラス初のフルディスクリート構成プリメイン「PM5005」

独自ディスクリート・アンプモジュールなども採用
ファイル・ウェブ編集部
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ディーアンドエムホールディングスは、マランツのエントリークラスであるPM5000シリーズとして初めてフルディスクリート・プリアンプを搭載したプリメインアンプ「PM5005」を7月中旬より発売する。価格は32,500円(税抜)。

PM5005

メイン回路をフルディスクリートの電流帰還型増幅回路で構成。上位機「PM6005」(関連ニュース)と同じ回路設計を採用したことにより、これまでオペアンプを使用していたプリアンプ部の初段をフルディスクリート化。これにより、上位機種に迫る高い再現性を実現したとしている。

背面端子部

さらに、独自のディスクリート・アンプモジュールHDAM-SA2 + HDAM-SA3を採用。これによって「ハイスピード化と超高域にまで至る優れたチャンネルセパレーションを実現した」とし、オーディオ信号を内部で劣化させることなく、忠実にパワーアンプに送り出すよう配慮している。

パワーアンプ部もフルディスクリートで、新たにV/Iサーボ回路を搭載。効率の良い的確な増幅を行うことで、ファイナルのトランジスターまで忠実にオーディオ信号を送り込めるようにした。

コンデンサーやトランジスターなど、音質に大きな影響与える回路部品の見直しを行い、これらにオーディオ専用部品を多数使用。また、全ての音声入出力端子に金メッキ端子を採用した。

さらに、サウンドチューニングにおいてはワイヤリング(配線の引き回し)やグランドポテンシャルなども慎重に調整と確認を行ったという。本機では電源一次のリレーサージ電流を大きなものに変更し、音質の向上を図ったことに加え、バイアス回路の安定化を図り、音の表現力を向上させたとしている。

デザイン面では、シンメトリー(左右対称)レイアウト、3ピースのフロントパネルという独自のM1デザインを継承。上位機種PM6005と同じスピンカット・フィニッシュのノブを採用するなどで豪華さも演出している。

音声の入力がない状態で30分間操作しない状態が続くと自動的にスタンバイ状態になるオートスタンバイや、トーンコントロールなどの機能も搭載。同時発表されたCDプレーヤー「CD5005」もコントロールできるリモコンなどが付属する。

スピーカー出力端子を2系統装備していたり、MMカートリッジ対応のフォノイコライザーを搭載するなどの特徴は従来機「PM5004」(関連ニュース)から継承。トーンコントロール、ラウドネス、バランス回路をバイパスし音楽信号の純度を保った高品位な再生を可能にする「ソースダイレクト機能」、小音量再生時に不足してきこえる低音や高音を自然なバランスに補正する「ラウドネス機能」なども引き続き搭載している。

定格出力は8Ω負荷時で40W×2、4Ω負荷時で55W×2。全高調波歪率(8Ω負荷)が0.01%で、出力帯域幅(8Ω負荷、0.06%)は10 Hz〜30kHz、周波数特性(CD、1W、8Ω負荷)は10Hz〜50kHz+0dB、-1dB。

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製品スペックを見る
  • ジャンルプリメインアンプ
  • ブランドMARANTZ
  • 型番PM5005
  • 発売日2014年7月中旬
  • 価格¥32,500(税抜)
【SPEC】●定格出力(20Hz〜20kHz 両チャンネル同時駆動):40W×2(8Ω負荷)、55W×2(4Ω負荷) ●全高調波歪率(20Hz〜20kHz 両チャンネル同時駆動、8Ω負荷):0.01% ●周波数特性(CD、1W、8Ω負荷):10Hz〜50kHz +0dB,-1dB ●ダンピングファクター(8Ω負荷、40Hz〜20kHz):100 ●入力感度/入力インピーダンス:PHONO(MM) 2.2mV/47kΩ、CD,TUNER,NETWORK,RECORDER 200mV/20kΩ ●S/N比(IHF Aネットワーク、8Ω負荷):PHONO(MM) 83dB(5mV入力、IW出力)、CD,TUNER,NETWORK,RECORDER 103dB(2V入力、定格出力) ●消費電力:310W(待機時0.3W) ●外形寸法:440W×105H×370Dmm(最大) ●質量:6.7kg
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