PM6005は192/24対応デジタル入力を搭載
マランツ、エントリー級CDプレーヤー&プリメイン「CD6005」「PM6005」
ディーアンドエムホールディングスは、マランツのCDプレーヤー「CD6005」とプリメインアンプ「PM6005」を9月下旬より発売する。価格は「CD6005」が50,400円(税込)、「PM6005」が63,000円(税込)となる。
■CDプレーヤー「CD6005」 ¥50,400(税込)
CD6005は、2011年発売の「CD6004」の後継モデル。DACチップは上位機「SA8004」でも採用されたシーラス・ロジック「CS4398」を搭載。また、DACとクロック回路を近接させて配置することでクロック信号ラインを短縮し、クロック信号の安定度やDACの動作精度を向上させた。DAC電源用のデカップリングコンデンサーの大型化も、安定した電源供給に寄与している。
アナログオーディオ回路には、独自の高速アンプモジュール「HDAM」のバリエーションの中から「HDAM」と「HDAM-SA2」を搭載。電流帰還型フィルターと出力バッファーアンプも実装された。
カスタムパーツを多数投入していることも特徴。メインブロック電解コンデンサーを音質決定の上での最重要パーツと捉え、試作と試聴を繰り返した上で最適なものを選択した。トランスからダイオードまで安定した電源供給を行うために、ハイスピード・ショットキーバリアダイオードも搭載。内部の材質や端子の素材も見直した。
アナログ回路を左右対称にレイアウトし、信号経路も同一とすることで、左右チャンネルのクロストークやレベル差を解消。基板上のグラウンドラインも最適化したことでも、左右チャンネルの音質差を回避している。さらに、デジタル回路とアナログ回路を独立した基板上にレイアウトし、信号経路も遠ざけることで、干渉を徹底的に抑えている。
フルディスクリート型のヘッドホンアンプも搭載。高速バッファーアンプを採用し、メインのアナログ出力回路との干渉を回避している。また、本機のアナログ出力端子はL/Rが独立したタイプの端子を、間隔に余裕を持たして配置。アナログ端子、同軸デジタル端子ともに金メッキ加工が施されている。
iPod/iPhoneのデジタル接続に対応したUSB-A端子もフロントに搭載する。USBメモリーの再生も可能で、WAV、MP3、WMA、AACの再生に対応している。出力については、アナログ出力(RCA端子)に加え、同軸デジタル出力、光デジタル出力を搭載し、iPod/iPhone、USBメモリーからの入力もデジタル出力が可能だ。
再生時にデジタル出力やディスプレイの動作を止めることでノイズを抑制する「Audio EXモード」を用意する。筐体デザインは同社伝統のM1デザインを採用。左右のラウンドフォルムのピースにはグラスファイバー強化レジンを、中央のピースにはアルミパネルを用いることで振動を分散させ、不要振動を抑制している。
再生周波数特性は2Hz〜20kHz(-3dB)、S/Nは110dB、ダイナミックレンジは100dB、高調波歪率は0.002%(1kHz)。消費電力は32W(待機時0.3W以下)、外形寸法は440W×105H×340Dmm、質量は6.6kg。
■プリメインアンプ「PM6005」 ¥63,000
本機は192kHz/24bit対応の同軸デジタル入力と光デジタル入力を搭載したプリメインアンプ。出力は45W×2(8Ω)、60W×2(4Ω)となる。
DACについてはCD6005と同様にシーラス・ロジック製「CS4398」を採用。DACチップ以降のアナログオーディオ回路にはHDAMとHDAM-SA2が実装され、CD6005と同等の構成を採用する。また、デジタル入力回路は、周辺回路へのノイズ輻射を遮断するために専用シールドボックスに封入されている。デジタル入力を使用しない場合はデジタル入力回路への電源供給が停止され、アナログ入力の音質に影響を与えない設計としている。
プリアンプ、パワーアンプ部はフルディスクリート構成の電流帰還型増幅回路とし、マランツ独自の高速アンプモジュール「HDAM」を採用。多くのバリエーションから「HDAM-SA2」と「HDAM-SA3」を実装し、ハイスピード化を目指している。オーディオ回路は左右のチャンネルを同一の長さ、対称レイアウトで構成し、干渉を排除する。
各パーツにはカスタム品を多数採用して音質を強化した。電源部には変換効率が高く漏洩磁束の少ない大型トロイダルトランスを採用。シールドケースに封入することで不要輻射と振動を抑える。パワーアンプの最終段電源用のブロックコンデンサーにも新開発のカスタム品を採用。ハイスピード・ショットキーバリアダイオードも搭載する
アナログ入力(RCA)は5系統を搭載し、うち1系統はMMフォノ入力に対応。スピーカーターミナルは2系統を搭載し、バイワイヤリング接続や2組のスピーカーの接続が可能となっている。スピーカーターミナル、アナログLR(RCA)入出力端子、同軸デジタル入力端子には金メッキ加工が施されている。
筐体デザインはCD6005同様にM1デザインを採用。CD6005と同等の振動対策が施されている。CDプレーヤーも操作可能なリモコンを同梱する。
周波数特性(CD、1W、8Ω)は10Hz〜70kHz(+0dB、-1dB)、全高調波歪率(20Hz〜20kHz、両ch同時駆動、8Ω負荷)は0.08%、S/N(IHF Aネットワーク、8Ω負荷)は102dB(LINE、2V入力、定格出力)。
消費電力は155W(待機時0.3W)。外形寸法は440W×105H×370Dmm、質量は7.6kg。
■CDプレーヤー「CD6005」 ¥50,400(税込)
CD6005は、2011年発売の「CD6004」の後継モデル。DACチップは上位機「SA8004」でも採用されたシーラス・ロジック「CS4398」を搭載。また、DACとクロック回路を近接させて配置することでクロック信号ラインを短縮し、クロック信号の安定度やDACの動作精度を向上させた。DAC電源用のデカップリングコンデンサーの大型化も、安定した電源供給に寄与している。
アナログオーディオ回路には、独自の高速アンプモジュール「HDAM」のバリエーションの中から「HDAM」と「HDAM-SA2」を搭載。電流帰還型フィルターと出力バッファーアンプも実装された。
カスタムパーツを多数投入していることも特徴。メインブロック電解コンデンサーを音質決定の上での最重要パーツと捉え、試作と試聴を繰り返した上で最適なものを選択した。トランスからダイオードまで安定した電源供給を行うために、ハイスピード・ショットキーバリアダイオードも搭載。内部の材質や端子の素材も見直した。
アナログ回路を左右対称にレイアウトし、信号経路も同一とすることで、左右チャンネルのクロストークやレベル差を解消。基板上のグラウンドラインも最適化したことでも、左右チャンネルの音質差を回避している。さらに、デジタル回路とアナログ回路を独立した基板上にレイアウトし、信号経路も遠ざけることで、干渉を徹底的に抑えている。
フルディスクリート型のヘッドホンアンプも搭載。高速バッファーアンプを採用し、メインのアナログ出力回路との干渉を回避している。また、本機のアナログ出力端子はL/Rが独立したタイプの端子を、間隔に余裕を持たして配置。アナログ端子、同軸デジタル端子ともに金メッキ加工が施されている。
iPod/iPhoneのデジタル接続に対応したUSB-A端子もフロントに搭載する。USBメモリーの再生も可能で、WAV、MP3、WMA、AACの再生に対応している。出力については、アナログ出力(RCA端子)に加え、同軸デジタル出力、光デジタル出力を搭載し、iPod/iPhone、USBメモリーからの入力もデジタル出力が可能だ。
再生時にデジタル出力やディスプレイの動作を止めることでノイズを抑制する「Audio EXモード」を用意する。筐体デザインは同社伝統のM1デザインを採用。左右のラウンドフォルムのピースにはグラスファイバー強化レジンを、中央のピースにはアルミパネルを用いることで振動を分散させ、不要振動を抑制している。
再生周波数特性は2Hz〜20kHz(-3dB)、S/Nは110dB、ダイナミックレンジは100dB、高調波歪率は0.002%(1kHz)。消費電力は32W(待機時0.3W以下)、外形寸法は440W×105H×340Dmm、質量は6.6kg。
■プリメインアンプ「PM6005」 ¥63,000
本機は192kHz/24bit対応の同軸デジタル入力と光デジタル入力を搭載したプリメインアンプ。出力は45W×2(8Ω)、60W×2(4Ω)となる。
DACについてはCD6005と同様にシーラス・ロジック製「CS4398」を採用。DACチップ以降のアナログオーディオ回路にはHDAMとHDAM-SA2が実装され、CD6005と同等の構成を採用する。また、デジタル入力回路は、周辺回路へのノイズ輻射を遮断するために専用シールドボックスに封入されている。デジタル入力を使用しない場合はデジタル入力回路への電源供給が停止され、アナログ入力の音質に影響を与えない設計としている。
プリアンプ、パワーアンプ部はフルディスクリート構成の電流帰還型増幅回路とし、マランツ独自の高速アンプモジュール「HDAM」を採用。多くのバリエーションから「HDAM-SA2」と「HDAM-SA3」を実装し、ハイスピード化を目指している。オーディオ回路は左右のチャンネルを同一の長さ、対称レイアウトで構成し、干渉を排除する。
各パーツにはカスタム品を多数採用して音質を強化した。電源部には変換効率が高く漏洩磁束の少ない大型トロイダルトランスを採用。シールドケースに封入することで不要輻射と振動を抑える。パワーアンプの最終段電源用のブロックコンデンサーにも新開発のカスタム品を採用。ハイスピード・ショットキーバリアダイオードも搭載する
アナログ入力(RCA)は5系統を搭載し、うち1系統はMMフォノ入力に対応。スピーカーターミナルは2系統を搭載し、バイワイヤリング接続や2組のスピーカーの接続が可能となっている。スピーカーターミナル、アナログLR(RCA)入出力端子、同軸デジタル入力端子には金メッキ加工が施されている。
筐体デザインはCD6005同様にM1デザインを採用。CD6005と同等の振動対策が施されている。CDプレーヤーも操作可能なリモコンを同梱する。
周波数特性(CD、1W、8Ω)は10Hz〜70kHz(+0dB、-1dB)、全高調波歪率(20Hz〜20kHz、両ch同時駆動、8Ω負荷)は0.08%、S/N(IHF Aネットワーク、8Ω負荷)は102dB(LINE、2V入力、定格出力)。
消費電力は155W(待機時0.3W)。外形寸法は440W×105H×370Dmm、質量は7.6kg。
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