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公開日 2016/05/31 15:45

お台場で「フォルクスワーゲンデイ 2016」開催。注目の限定車2台も発表

季刊・analog編集部
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フォルクスワーゲン グループジャパン(株)(以下、VGJ)は、5月21日(土)、22日(日)の2日間、東京・お台場の特設会場にて大規模なカスタマーイベント「Volkswagen Day 2016(フォルクスワーゲンデイ 2016)」を開催した。

入口を入ると大きなロゴがお出迎え


初日から多くの方が訪れ、楽しんでいた

最新フォルクスワーゲン車が揃えられ、走行性能を体験できる「オールラインアップ・テストドライブ」コーナーは、常に長い列ができていた
本イベントは、“乗る、知る、感じる”というサブテーマを設け、最新のフォルクスワーゲン各モデルに実際に乗って体感することで、商品の確かさを感じ、ブランドへの理解を深め、フォルクスワーゲンをより一層身近な存在として感じてもらうことを主な目的として行われたもの。

Golf Rパワースライド・チェイサーのコースでは、プロのドライバーの運転によりパワースライド走行を体験できた

さまざまな同乗・試乗プログラムやイベントも用意。ペーパードライバーからベテランドライバー向けの「フォルクスワーゲン・ドライビングセミナー」や、キッズプログラムなど、フォルクスワーゲンの魅力がたくさん詰まった、子供から大人まで楽しめる内容。天候にも恵まれ初日から多くの方が訪れ、楽しんでいた。

フォルクスワーゲンマーケットではフォルクスワーゲンのオリジナルグッズを特別価格にて販売され、人気を集めていた

お絵かきビートルコーナーでは子供たちがボディに直接絵を描き、世界にひとつだけのラッピングカーを作っていた


キッズマイズターコーナーでは、子供たちがオリジナルのユニフォームを着て、憧れのメカニックの仕事を体験。修了後にマイスター認定書を受け取って大喜び

焼きそば、ピザ、ハンバーガーなど飲食コーナーの車もすべてフォルクスワーゲン車
初日の21日(土)には、一般の方も参加のうえメインステージで11時から「Golf GTI Clubsport Track Edition 」が発表された。本モデルはスポーツドライビングを民生化した「GTI」の生誕40周年記念モデルであり、「走る・曲がる・止まる」の3要素全てにおいて、さらに磨きをかけたハイパフォーマンス車。

発表会の登壇捨者と「Golf GTI Clubsport Track Edition」。右がピストン西沢氏

VGJ社の代表取締役社長であるティル・シェア氏と当日発表された「Golf GTI Clubsport Track Edition」。400台の限定車で、すでに受注がスタートしている

パワートレインは、現行Golf R の2.0リットル TSI エンジンをベースにさらなる改良を加え、現行Golf GTI と比べて33kw/45PS アップさせた最高出力195kw/265PS、最大トルク350Nm/35.7kgm の2.0リットル TSI エンジンと6速DSG を搭載。

さらにアクセルペダルをキックダウンするだけで、約10 秒間で最高出力が213kw/290PS、最大トルク380Nmを発生するブースト機能が発動するという。

また、特別に設計された、アグレッシブなデザインのフロントバンパー、リヤディフューザー、リヤスポイラーを搭載。また、サーキットでのハードなスポーツ走行に最適な専用レカロスポーツシート、赤いセンターポジションマークを配したアルカンターラ巻きステアリングホイールなど、ドライバーの高揚感を高める専用インテリアも装備するなど、まさに走り屋のためのスポーツモデルに仕上がっている。

発表のため登壇した、VGJ社に着任したばかりの代表取締役社長ティル・シェア氏が「最強のゴルフ」と発言した本モデルは限定400台の販売で、ピュアホワイト× ブラックルーフと、カーボンスチールグレーメタリック×ブラックルーフの2色展開。価格は4,699,000円(税込)。走りを楽しむための熱い特別限定車に注目が集まっていた。

発表後には、本イベントの総合司会でもありプロデューサーであるピストン西沢氏が会場内のコースで市場を行い、その走りの凄さを体感して驚嘆していた。今後、第2弾モデルとして、より気軽に「Golf GTI Clubsport」の魅力を味わえる「Street Edition(ストリート エディション)」の導入も予定されているという。

発表会終了後、ピストン西沢氏がさっそく試乗し、その素晴らしいパフォーマンスを実況中継

また、同ステージでは14時から「The Beetle Dune」が発表された。こちらは「The Beetle」では初めてとなるクロスコンセプトモデルの特別限定車。限定販売台数は500 台、ボディカラーは「The Beetle」では初設定の「サンドストームイエローメタリック」となっており、価格は3,219,000円(税込)。1960年〜1970 年代にカリフォルニアで一世を風靡した伝説のサンドバギー「Dune Buggy」をフォルクスワーゲンの最新技術で現代風に再現したモデル。個性的な外観と、ボディ同色でコーディネートされたインテリアなど、フォルクスワーゲンのクロスモデルに共通する数多くの特徴を備えている。

ビンテージカーも好きなティル・シェア社長も「The Beetle Dune」の独特なスタイリングンに魅了されていた。500台の限定発売となる

「The Beetle Dune」の発表後は、伝説のサンドバギー「Dune Buggy」が登場し、コースを並走し注目を集めていた

鮮やかな「サンドストームイエローメタリック」は、インテリアとアルミホイール(スポーク部分)にも使われており、さらに、個性的な外観を強めるアイテムとしては、専用サスペンション(車高+15mm)、新しいデザインの専用バンパー(前後)、ホイールアーチからボディの周囲を取り囲むブラックのボディプロテクションモール等を標準装着。


この現代版の「Dune」では、「The Beetle」としては初めての設定となるブルーモーションテクノロジーの1.4リットル TSIエンジンとダイレクトな走行感覚と7速DSG トランスミッションを採用している。オフロード感が溢れ、個性と走りを満喫できる「Dune」は多くの人の注目を浴びることだろう。

翌日も天気に恵まれ、メインステージではELTの持田香織やテリー伊藤のトークショーも開催された。多くの方が、実際にじっくりと車に触れ合える本イベントに参加し、時間をかけゆったりと楽しんでいた姿が印象に残った。

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