• ブランド
    特設サイト
公開日 2017/09/30 09:00

<TIAS>B&W「700シリーズ」全機種を比較試聴/デノン「AVR-X6400H」でAuro-3Dデモ

マランツ「SA-10」VS過去の銘機も
編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
本日より開幕した「2017 東京インターナショナルオーディオショウ」(TIAS)。本記事では、ディーアンドエムホールディングス(デノン/マランツ)のブースの模様をお伝えする。

B&W「700シリーズ」披露。SA-10 VS 過去の銘機の実演も

マランツのブースでは、Marantz、B&Wの両ブランドの製品を中心にデモが行われた。今回の目玉となったのは、先日発表されたB&Wの新ミドルクラススピーカー「700シリーズ」(関連ニュース)。大型イベントでの披露は今回が初ということで、本機の試聴を目当てに会場を訪れた方も多かったようだ。ブースでは、700シリーズのステレオスピーカー全6機種(702S2/703S2/704S2/705S2/706S2/707S2)の比較試聴も実施された。

マランツのブース

B&W「700シリーズ」の各モデルが一堂に会した

一昨年の発表以来、“最も人気のあるハイエンドスピーカー”と言って過言ではないB&Wのトップエンド「800 D3シリーズ」への注目度も依然として高い。シリーズ最上位「800 D3」をはじめとする各機種を、マランツ「SA-10」やクラッセのパワーアンプと組み合わせてデモンストレーションしていた。

B&W「800 D3」

Marantzからは新旗艦モデルとなるSACDプレーヤー「SA-10」、プリメインアンプ「PM-10」が登場。両機がTIASに出そろうのは今回が初となる。また、SA-10については、こちらの記事でレポートしたマランツのディスクプレーヤー銘機との比較試聴をTIASで実演。マランツのディスクプレーヤーの進化を実際に聴いて確かめることができた。

SA-10/PM-10がTIASでそろったのも今回が初

CD-35をはじめとするマランツの過去の銘機とSA-10の聴き比べも

そのほか、ディーアンドエムが今年から取り扱いを開始したPro-Jectのレコードプレーヤーや、AudioQuestのケーブル群の展示も行われていた。

The Beatles Pro-ject LP Player 1964


デノンはAuro-3Dのデモでハイレゾ・3Dサラウンドの実力をアピール

デノンのブースでは、DENONおよびDALIの各製品のデモが行われた。ここで今回大きくフィーチャーされたのが、3Dサラウンド規格「Auro-3D」のデモだ。Auro-3Dはグラウンドレベルに加えて上方にもチャンネルを配置した3Dサラウンド規格だが、チャンネルベースである点、ハイレゾをサラウンド収録できる点など、Hi-Fi再生を包括した規格となっている。このAuro-3Dに国内AVアンプとして初対応したのが、今回出展された「AVR-X6400H」だ。

デノンのブース。前方上方にハイトスピーカーが設置されている

国内モデル初のAuro-3D対応を果たしたAVR-X6400Hを使ってデモが行われた

会場にはTIASでは珍しいサラウンドシステムが用意。しかも地上4ch、上方4chにサブウーファー2基を加えた4.2.4chという大規模なもので、こちらでAuro-3Dのデモを実施した。Auro-3DについてはBlu-rayオーディオソフトも登場してきており、デノンではAuro-3D対応AVアンプが実現するサラウンドでしか実現できないイマーシブオーディオを、Hi-Fiファンにも強くアピールしていく。

こちらはAuro-3Dシステムのリア&リアハイトスピーカー。スピーカーはいずれもDALIが用いられた

もちろんブースには、ステレオ再生システムも両立。フラッグシップ「SX1シリーズ」、準フラッグシップ「SX11シリーズ」、ミドルクラス「2500NEシリーズ」で、「EPICONシリーズ」をはじめとするDALIのスピーカーを鳴らすデモが行われた。

デノンのフラグシップ「DCD-SX1」&「PMA-SX1」

DALIのスピーカーも一堂に会した

レガシーなHi-Fiに加えて、デノンが新しいHi-Fiの形として提案する「デザインシリーズ」の各モデルも出展。10月下旬に発売を控えている最新製品「PMA-60」をはじめとする各モデルが出展された。PMA-60は新世代DDFAを搭載するなど、人気を博した前モデル「PMA-50」を大幅に進化させたプリメインアンプとなる。

「PMA-60」(写真右)の演奏も実施

インテリアを模した展示でデザインシリーズをアピール

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ヤマダデンキ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ベスト電器、マツヤデンキでも開催
2 iPhone買い換え、手持ちモデルを手放す際に必ずやっておくべきこととは?
3 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
4 「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ」11月23日・24日開催。出展メーカーや連続試聴イベントの内容はコチラ!
5 <Inter BEE>ゼンハイザー、国内未発売製品を初お披露目/NHK、“自由に変形する”ディスプレイ/コルグ「Live Extreme」試聴デモ
6 THIEAUDIO「Origin」は低音好き垂涎!骨伝導搭載・クアッドハイブリッド構成のイヤホンを聴く
7 B&Wの人気シリーズ、トゥイーター・オン・トップ式ブックシェルフ3機種の魅力を探る
8 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
9 MUSE HiFi、真空管搭載ポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」。ESS社と独自回路を共同開発
10 スピーカーの“原音再生”をデジタルフィルターで解決!テレビや車に搭載広がるEilex PRISMの秘密に迫る
11/15 10:43 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX