• ブランド
    特設サイト
公開日 2018/11/16 17:52

<TIAS>TAD、新フロア型スピーカー「TAD-E1TX」の試聴デモ。旗艦機「Reference one」新カラーも

AIR TIGHTの真空管パワーアンプ「ATM-300R」試聴も
編集部:川田菜月
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
11月16日から18日の三日間にわたって、東京国際フォーラムにて開催されている「東京インターナショナルオーディオショウ 2018(TIAS 2018)」。本記事ではTAD、エイ・アンド・エムの出展内容をレポートする。

TAD

TAD(テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ)では、ステレオ・パワーアンプ「TAD-M1000」とUSB-DAC搭載SACDプレーヤー「TAD-D1000MK2」、11月下旬より発売予定のフロア型スピーカーシステム「TAD-E1TX」と、Evolutionシリーズ製品を組み合わせた試聴デモを行っている。

フロア型スピーカーシステム「TAD-E1TX」、ステレオ・パワーアンプ「TAD-M1000」など今秋発売の新モデルを使った試聴デモを実施

TAD-E1TXは、同社の人気ブックシェルフ型スピーカー「TAD-ME1」をベースに、筐体の両サイドに配置した独自のバスレフポート「Bi-Directional ADSポート」するなどして新たに開発した、ダブルウーファー仕様のフロアスタンディング型スピーカー(関連ニュース)。

筐体の両サイドに配置した「Bi-Directional ADSポート」

本製品の開発では「スケールアップしたフロア型」を目指し、広い音場やボーカル帯域の厚みなどを実現するとしており、ME1をベースにしつつ、また別の個性を持った製品に仕上げたとしている。2011年発売の「TAD-E1」から約7年ぶりとなるTADのフロア型スピーカーで、ユーザーからも多くの要望があったとのこと、イベント初日も午前中から多くの方がブースに来場していた。

午前中から多くの方がブースに来場していた

ブース後方にはスピーカーユニットなども展示

ステレオ・パワーアンプ「TAD-M1000」は9月末から発売開始となったモデルで(関連ニュース)、組み合わせたSACDプレーヤー「TAD-D1000MK2」などと統一したデザインを採用した点が特徴。プレーヤーの性能を最大限引き出しながら、同時にスピーカーもしっかり駆動できるパフォーマンス力を持つとしている。

ステレオ・パワーアンプ「TAD-M1000」

USB-DAC搭載SACDプレーヤー「TAD-D1000MK2」との統一したデザインを採用している

またフラッグシップスピーカー「TAD Reference one」の新モデルも参考出展、従来モデルと一緒に展示している。外観はこれまでの赤みがかったブラウンカラーから、ブラックカラーに変更。エンクロージャーのカーブやバッフル形状、構造まで全て新たに設計しているとのこと。なおまだプロトタイプの段階で試聴デモは行われない。

「TAD Reference one」の新モデル(左)が参考出展

従来モデルを踏襲しつつも、カーブ形状や内部構造など新設計で開発しているという

エイ・アンド・エム

AIR TIGHTブランドの真空管パワーアンプ「ATM-300R」をメインに試聴デモを実施。ATM-300Rは、1999年発売の「ATM-300」、創立30周年を記念して発売された「ATM-300 Anniversary」に続く新モデルで、“R”はReferenceの意味があるとのこと。

真空管パワーアンプ「ATM-300R」

試聴デモンストレーションを実施

大きな特徴は、出力管を同梱せずユーザー自身で好きな真空管を使用できる点。「色づけしない音質、出力管の性能を余さず引き出す」としており、ATM-300 AnniversaryではTAKATSUKI製を採用していたが、様々な出力管を使って違いを楽しめるモデルになっている。なお、TIAS 2018での試聴システムにはWestern Electric製のヴィンテージを使用しているとのこと。価格は1,026,000円(税込)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX