公開日 2020/01/29 18:23
PRIMARE、ロングセラー機の後継となるセパレートアンプ「PRE35」「A35.2」
プリメインアンプ「I25」も
ナスペックは、同社が取り扱うPRIMAREブランドより、プリアンプ「PRE35」、ステレオパワーアンプ「A35.2」、およびプリメインアンプ「I25」を2月1日に発売する。価格はPRE35、A35.2が各400,000円(税抜)、I25が350,000円(税抜)。
PRE35は、プリアンプ「PRE32」の後継機種に位置づけられるモデルで、技術的には2018年に発表されたプリメインアンプ「I35」と同世代の技術を踏襲。そのうえで、サーキットデザインをさらに洗練させている。
4つのシングルエンド出力回路を独立させたフルバランス回路構成を採用。シグナルパス上にコンデンサを使用しない代わりにDCサーボを採用することで、DCオフセットを除去している。また、バランス回路のメリットを最大限に活かすために、アンバランス信号もバランス信号に変換しての伝送を行う。新たに4層の両面基盤を採用し、すべての信号回路は最短かつ可能な限りケーブル類を用いずに配置されているという。
電源部はスタンバイモード時の電源と、駆動時のリニア電源を個別に搭載。スタンバイモード時は0.3Wの低消費電力、電源オン時には完全なオフ状態を実現するスイッチング電源を採用することで、高周波ノイズが悪影響を与えないよう配慮。駆動時に使用されるメイン電源は、カスタムメイドのトランスと、電解コンデンサを複数個使用したオリジナル・リニア電源となっており、高いS/Nと低歪みのサウンドを実現するとしている。
入力回路には標準的なCMOSスイッチではなくリレーを利用しており、ボリュームは2×4 チャンネル・バランスモード・ボリュームコントロールICを採用。ギャングエラーや左右のバランスが崩れるといったことがない理想的な動作が行えるという。
入力端子はXLR×2、RCA×3で、出力はXLR×2、RCA×2。オプションボードを追加でき、将来的な発売を予定するDACモジュール「DM35」(75,000円/税抜) や、ネットワークプレーヤー機能を搭載可能な「SM35」(75,000円/税抜) を追加することで機能を拡張できる。外形寸法は430W×106H×420mm(突起物含む)、質量は10.9kg。
A35.2は、パワーアンプ「A34.2」の後継機として位置づけられており、出力は150W×2から200W×2に向上。ブリッジモードで使用することで800W(8Ω)までの出力を実現している。PFC電源回路はAPFCに進化しており、超高速パワーデバイスであるオリジナルUFPD回路 も第2世代にアップデートされた。
第2世代UFPD回路では、ゲイン対周波数曲線に影響しない新しい増幅回路を開発している。これにより帯域幅の制限をさらになくすとともに位相ズレを最小にし、クローズドループ帯域幅を拡大。また2次フィルターエラーアンプにカスタムメイドの出力コイルを使用して、ループゲインが一定に保つように最適化しており、ノイズの低減と高域特性の改善を実現したという。
周波数特性は20Hz - 20kHz(-0.2dB)で、S/Nは110dB。入力端子はXLR、RCAをそれぞれ1系統備える。外形寸法は430W×145H×400mm(突起物含む)、質量は11.8kg。
I25は、プリメインアンプ「I22」の後継機種にあたるモデル。「I35」と同世代の技術を踏襲しながら、XLR入力の省略やアンプ部の出力を下げることでコストダウンを図っている。
出力をI22の80W×2から100W×2に向上。さらにI35同様にオリジナル回路UFPD2を搭載している。周波数特性は20Hz - 20kHz(-0.2dB)で、S/Nは100dB/AES17Filter。入力端子にはRCA×5を備え、出力端子はRCA×2を搭載する。外形寸法は430W×106H×420D,,(突起物含む)、質量は10.5kg。
PRE35は、プリアンプ「PRE32」の後継機種に位置づけられるモデルで、技術的には2018年に発表されたプリメインアンプ「I35」と同世代の技術を踏襲。そのうえで、サーキットデザインをさらに洗練させている。
4つのシングルエンド出力回路を独立させたフルバランス回路構成を採用。シグナルパス上にコンデンサを使用しない代わりにDCサーボを採用することで、DCオフセットを除去している。また、バランス回路のメリットを最大限に活かすために、アンバランス信号もバランス信号に変換しての伝送を行う。新たに4層の両面基盤を採用し、すべての信号回路は最短かつ可能な限りケーブル類を用いずに配置されているという。
電源部はスタンバイモード時の電源と、駆動時のリニア電源を個別に搭載。スタンバイモード時は0.3Wの低消費電力、電源オン時には完全なオフ状態を実現するスイッチング電源を採用することで、高周波ノイズが悪影響を与えないよう配慮。駆動時に使用されるメイン電源は、カスタムメイドのトランスと、電解コンデンサを複数個使用したオリジナル・リニア電源となっており、高いS/Nと低歪みのサウンドを実現するとしている。
入力回路には標準的なCMOSスイッチではなくリレーを利用しており、ボリュームは2×4 チャンネル・バランスモード・ボリュームコントロールICを採用。ギャングエラーや左右のバランスが崩れるといったことがない理想的な動作が行えるという。
入力端子はXLR×2、RCA×3で、出力はXLR×2、RCA×2。オプションボードを追加でき、将来的な発売を予定するDACモジュール「DM35」(75,000円/税抜) や、ネットワークプレーヤー機能を搭載可能な「SM35」(75,000円/税抜) を追加することで機能を拡張できる。外形寸法は430W×106H×420mm(突起物含む)、質量は10.9kg。
A35.2は、パワーアンプ「A34.2」の後継機として位置づけられており、出力は150W×2から200W×2に向上。ブリッジモードで使用することで800W(8Ω)までの出力を実現している。PFC電源回路はAPFCに進化しており、超高速パワーデバイスであるオリジナルUFPD回路 も第2世代にアップデートされた。
第2世代UFPD回路では、ゲイン対周波数曲線に影響しない新しい増幅回路を開発している。これにより帯域幅の制限をさらになくすとともに位相ズレを最小にし、クローズドループ帯域幅を拡大。また2次フィルターエラーアンプにカスタムメイドの出力コイルを使用して、ループゲインが一定に保つように最適化しており、ノイズの低減と高域特性の改善を実現したという。
周波数特性は20Hz - 20kHz(-0.2dB)で、S/Nは110dB。入力端子はXLR、RCAをそれぞれ1系統備える。外形寸法は430W×145H×400mm(突起物含む)、質量は11.8kg。
I25は、プリメインアンプ「I22」の後継機種にあたるモデル。「I35」と同世代の技術を踏襲しながら、XLR入力の省略やアンプ部の出力を下げることでコストダウンを図っている。
出力をI22の80W×2から100W×2に向上。さらにI35同様にオリジナル回路UFPD2を搭載している。周波数特性は20Hz - 20kHz(-0.2dB)で、S/Nは100dB/AES17Filter。入力端子にはRCA×5を備え、出力端子はRCA×2を搭載する。外形寸法は430W×106H×420D,,(突起物含む)、質量は10.5kg。