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公開日 2000/09/28 11:47
キャノン(株)がデジタルビデオカメラ「XL1」用3D交換ズームレンズを開発
●キャノンは、レンズ交換が可能なデジタルカメラ「XL1」の交換レンズとして、小型で操作性に優れた3D(立体映像撮影)専用ズームレンズを開発した。
近年、3D映像は様々なイベント会場で臨場感溢れるデモンストレーションに活用されているのをはじめ、バーチャルリアリティと呼ばれる仮想空間での画像表現やWeb上のショッピングモールなど、コンピューターやインターネットの世界においても注目を集めている。さらに今後は、臨場感の高い画像だけでなく相手により正確な情報を伝える手段として、3D技術の進化や市場の広がりが期待されている。このような中、キャノンの新開発3Dレンズは小型で機動性に優れ、撮影時の取り扱いも簡単な3倍ズームである。
今回開発した3Dズームレンズは、左右一対のレンズから高速シャッターを通して取り込まれた視差画像を光学的に合成し、一系統の映像信号で出力する小型・高精度の3D撮影光学システムを採用している。これにより、ズームやフォーカスを調整するレンズ群および撮影素子が左右共通となるため、ズームやフォーカスの調整時に微妙な左右のバランスを合わせる手間がなくなり、左右の光軸アライメントの高精度化と高い信頼性を達成すると同時に、レンズ全体の大幅な小型化と、撮影時の優れた操作性を実現している。(AV REVIEW編集部)
【SPEC】●3D方式:フィールドシーケンシャル方式 ●イメージサイズ:1/3インチ ●焦点距離:7.5mm~22.5mm(35mm換算54mm~162mm) ●フォーカス方式:自動/手動 ●最短撮影距離:1m ●輻輳角調整:測距による自動制御、マニュアル設定可 ●外形寸法:φ310mm(最大径)×310(長さ)(フード未装着時) ●質量:約1,000g
近年、3D映像は様々なイベント会場で臨場感溢れるデモンストレーションに活用されているのをはじめ、バーチャルリアリティと呼ばれる仮想空間での画像表現やWeb上のショッピングモールなど、コンピューターやインターネットの世界においても注目を集めている。さらに今後は、臨場感の高い画像だけでなく相手により正確な情報を伝える手段として、3D技術の進化や市場の広がりが期待されている。このような中、キャノンの新開発3Dレンズは小型で機動性に優れ、撮影時の取り扱いも簡単な3倍ズームである。
今回開発した3Dズームレンズは、左右一対のレンズから高速シャッターを通して取り込まれた視差画像を光学的に合成し、一系統の映像信号で出力する小型・高精度の3D撮影光学システムを採用している。これにより、ズームやフォーカスを調整するレンズ群および撮影素子が左右共通となるため、ズームやフォーカスの調整時に微妙な左右のバランスを合わせる手間がなくなり、左右の光軸アライメントの高精度化と高い信頼性を達成すると同時に、レンズ全体の大幅な小型化と、撮影時の優れた操作性を実現している。(AV REVIEW編集部)
【SPEC】●3D方式:フィールドシーケンシャル方式 ●イメージサイズ:1/3インチ ●焦点距離:7.5mm~22.5mm(35mm換算54mm~162mm) ●フォーカス方式:自動/手動 ●最短撮影距離:1m ●輻輳角調整:測距による自動制御、マニュアル設定可 ●外形寸法:φ310mm(最大径)×310(長さ)(フード未装着時) ●質量:約1,000g