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公開日 2006/09/22 17:15
<A&Vフェスタ 2006レポート:ビクター>D-ILAプロジェクターやウッドコーンをはじめ参考出品が目白押し
日本ビクターは、メーカーブースで様々な最新製品・技術の展示を行うほか、ホームシアターコーナーでは最新D-ILAプロジェクターのプロトタイプモデルの視聴デモを行い注目を集めた。
ホームシアターコーナーでお披露目されたのは、先日独IFA 2006で初公開したD-ILAプロジェクター(関連ニュース)。昨年発売されたDLA-HD11K/12Kを小型化したフルHD対応機で「DLA-HD NEW」という仮の型番で出品された。発売日は未定だが「年末から来春に発売したい」という。価格はDLA-HD11K/12Kより安くなる。IFAのレポートでもお伝えしたとおりネイティブコントラストは10,000対1。HDMI端子は2系統搭載する。視聴デモには長蛇の列ができ、注目度の高さを伺わせた。
メインの展示ブースでは“ウッドコーンスピーカー”を大々的にアピール。11月上旬に発売予定の最上位機「SX-WD500」を中心に、これまでのラインナップをズラリと展示した。また研究試作品としてウッドコーンの30cmユニットやカナル型イヤホンなども展示した。こちらは「今のところ製品化の予定はない」とのこと。
テレビ製品は、最新の液晶テレビとプロジェクションテレビを展示。19日に発表されたばかり(関連ニュース)のフルHD対応42V/32V型の液晶テレビ“EXE”も公開された。この新モデルは、5月に発売した46V型と同じシリーズに属するが、新たに“ダイナミックバックライト”機能を搭載することで高いコントラスト感と自然な中間色の再現を実現している。
ここ最近人気が高まっているスピーカー内蔵のシアターラック。ビクターは同社技術を結集したモデルを参考出品した。ラックの両端にウッドコーンのユニット/トゥイーター、ラック中央にサラウンド機能√4を搭載したDDスピーカーという構成。こちらも「あくまで参考出品」とのことだが、インテリアにマッチしそうな外観は完成度が高い。
先日発表した「ニアスピーカー・サラウンド」(関連ニュース)の体験コーナーも設けられた。リスナーの手元に置いて再生することで、小空間で臨場感のあるサラウンド音声を楽しむことができる技術で、製品化を視野に入れ開発を進めているようだ。
こちらも参考出品だが、ノイズキャンセリングヘッドホンも出品された。単4乾電池1本で駆動する本機は、ノイズキャンセリングのモードを2つ用意。電車などの低音を低減する「LOW」と、飛行機などの高音も混じった環境で有効な「WIDE」の2モードは、ハウジングのスイッチで簡単に切替が可能だ。発売については「1〜2ヶ月以内に市場に出したい」(説明員)とのことだ。
同社独自の高音質化技術「K2」に関する展示も実施。特に音楽配信のデータを高音質にする「net K2」に力を入れている。同技術では、K2処理した音楽データを対応するプレーヤーで再生することで、従来の圧縮データでは再生が困難な微小信号や高周波の音声を再生することが可能になるという。
「エニーミュージック」対応機の試作機として展示されたミニコンポは、内蔵HDDに録りためた音楽データを“仮想DJ”が自動的に再生するというユニークなもの。タイプの異なる4人のDJがあらかじめプリセットされており、気分に応じてDJを選択し音楽を楽しむことが可能だ。
ブース内に用意された視聴コーナーでは、スピーカー“SXシリーズ”によるマルチチャンネル再生を体験できる。また中2階に用意された別会場では、「呼吸球式スピーカー」の音も聴くことができる。
(Phile-web編集部)
avfesta2006
ホームシアターコーナーでお披露目されたのは、先日独IFA 2006で初公開したD-ILAプロジェクター(関連ニュース)。昨年発売されたDLA-HD11K/12Kを小型化したフルHD対応機で「DLA-HD NEW」という仮の型番で出品された。発売日は未定だが「年末から来春に発売したい」という。価格はDLA-HD11K/12Kより安くなる。IFAのレポートでもお伝えしたとおりネイティブコントラストは10,000対1。HDMI端子は2系統搭載する。視聴デモには長蛇の列ができ、注目度の高さを伺わせた。
メインの展示ブースでは“ウッドコーンスピーカー”を大々的にアピール。11月上旬に発売予定の最上位機「SX-WD500」を中心に、これまでのラインナップをズラリと展示した。また研究試作品としてウッドコーンの30cmユニットやカナル型イヤホンなども展示した。こちらは「今のところ製品化の予定はない」とのこと。
テレビ製品は、最新の液晶テレビとプロジェクションテレビを展示。19日に発表されたばかり(関連ニュース)のフルHD対応42V/32V型の液晶テレビ“EXE”も公開された。この新モデルは、5月に発売した46V型と同じシリーズに属するが、新たに“ダイナミックバックライト”機能を搭載することで高いコントラスト感と自然な中間色の再現を実現している。
ここ最近人気が高まっているスピーカー内蔵のシアターラック。ビクターは同社技術を結集したモデルを参考出品した。ラックの両端にウッドコーンのユニット/トゥイーター、ラック中央にサラウンド機能√4を搭載したDDスピーカーという構成。こちらも「あくまで参考出品」とのことだが、インテリアにマッチしそうな外観は完成度が高い。
先日発表した「ニアスピーカー・サラウンド」(関連ニュース)の体験コーナーも設けられた。リスナーの手元に置いて再生することで、小空間で臨場感のあるサラウンド音声を楽しむことができる技術で、製品化を視野に入れ開発を進めているようだ。
こちらも参考出品だが、ノイズキャンセリングヘッドホンも出品された。単4乾電池1本で駆動する本機は、ノイズキャンセリングのモードを2つ用意。電車などの低音を低減する「LOW」と、飛行機などの高音も混じった環境で有効な「WIDE」の2モードは、ハウジングのスイッチで簡単に切替が可能だ。発売については「1〜2ヶ月以内に市場に出したい」(説明員)とのことだ。
同社独自の高音質化技術「K2」に関する展示も実施。特に音楽配信のデータを高音質にする「net K2」に力を入れている。同技術では、K2処理した音楽データを対応するプレーヤーで再生することで、従来の圧縮データでは再生が困難な微小信号や高周波の音声を再生することが可能になるという。
「エニーミュージック」対応機の試作機として展示されたミニコンポは、内蔵HDDに録りためた音楽データを“仮想DJ”が自動的に再生するというユニークなもの。タイプの異なる4人のDJがあらかじめプリセットされており、気分に応じてDJを選択し音楽を楽しむことが可能だ。
ブース内に用意された視聴コーナーでは、スピーカー“SXシリーズ”によるマルチチャンネル再生を体験できる。また中2階に用意された別会場では、「呼吸球式スピーカー」の音も聴くことができる。
(Phile-web編集部)
avfesta2006