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公開日 2008/05/15 09:09
東芝、DVDダウンロードサービスに対応したDVDレコーダー“VARDIA”を2機種を発売
(株)東芝は、デジタルビデオレコーダー“VARDIA”シリーズの最新機種として、インターネットを利用したDVDへのコンテンツダウンロードに対応したHDD+DVDレコーダーのスタンダードモデル「RD-S502」「RD-S302」を6月中旬に発売する。
価格はオープンだが、S502が110,000円前後、S302が90,000円前後で販売される見込みだ。
内蔵するHDDの容量はS502が500GB、S302が300GB。どちらもDVD-R/-RW/-RAM、DVD-R DLに書き込みができるDVDマルチドライブを搭載する。
両モデルにとって最大の特徴となるのは、インターネット経由で市販のDVDと同等画質の映像コンテンツをCPRM対応のDVD-RW/-RAMに直接ダウンロードして楽しめるDVDダウンロードサービスに、単体ビデオレコーダーとして初めて対応した点にある。
発売時にはKDDI(株)が提供する「DVD Burning」のダウンロードサービスに対応する。PCまたは携帯電話からサービス会員に登録した後に、サービスプロバイダからID/パスワードを取得。レコーダーの「番組ナビ」トップに表示される「DVDBB」メニューを選択した後に「DVD Burning」を選び、先に取得したID/パスワードでログインすれば、3,000本以上を揃えるラインナップからダウンロードしたいコンテンツを購入して楽しめる。
ダウンロードコンテンツはCPRMの保護技術によりプロテクトされており、CPRM対応のDVD-RW/-RAMにのみ書き込みが行える。ディスクにはVRフォーマットで記録され、HDDにダウンロード保存することはできない。作成したDVDはCPRM対応メディアの読み取りが可能なプレーヤーやレコーダーで視聴することができる。なお、今後はKDDIの「DVD Burning」以外の、他のDVDダウンロードサービスにも利用可能なサービスを広げていく考えであるという(同社開発担当者)。
高速起動性能が高められたのも両モデルの特徴だ。「高速起動モード」をONにしておけば、リモコンの「番組表」ボタンを押すと番組表が素速く立ち上がり、すぐに録画番組の予約が可能になる。「電源」ボタン、「スタートメニュー」ボタンからの起動も高速化された。D端子/S端子/コンポジット端子での接続時には地上デジタルチューナーが「約5秒」、EPGが「約6秒」で立ちあがる。なおHDMI接続時は、接続するテレビによって異なるが、アナログ接続時より時間がかかる場合がある。なお、高速起動モード時の待機消費電力については約3.8Wという省エネ設計を実現している。
チューナーは地上・BS・110度CSデジタルチューナーを各2基ずつ、アナログチューナーを1基搭載する全7チューナー構成。同日発表されたフラグシップモデルの「RD-X7」同様、「デジタル×デジタル」、「デジタル×アナログ」の2番組同時録画に対応するほか、「W録機能振替」や「おまかせ自動録画・お楽しみ番組自動録画」「おすすめサービス」機能など、便利な録画機能を搭載する。i.Linkダビング機能や電子番組表「WEPG」、「CATV連動」の機能は搭載するが、「スカパー!連動」機能は非搭載となる。「ダビング10」については、プログラムアップデートにより対応予定。
上位機のRD-X7同様、どちらの機種も内蔵HDDへのMPEG-4 AVCでの長時間録画機能や、DVD-R/-R DL/-RW/-RAMへの「HD Rec」をサポートしている。H.264形式(TSEモード)記録時の画質レートはMN3.6からMN17まで「47段階」で設定ができ、ディス容量に応じた効率的な記録ができる。映像はH.264形式に変換して記録されるが、音声についてはオリジナルのまま無劣化で2ストリームまで記録が可能。AAC 5.1chのサラウンド音声信号も、そのまま放送時のAACで残すことができる。
HDMIはVer.1.3a対応の出力端子を1系統装備。DeepColorや同社の薄型テレビとの連動を実現する“レグザリンク”に対応する。なお、レグザリンクは同社の薄型液晶テレビ“レグザ”シリーズの最新モデルであるZH500/ZV500/RH500/CV500シリーズとの連携時には、テレビのリモコンから「見るナビ」画面の操作、「録画予約一覧」の確認が可能になり、これまでのモデルよりもいっそう快適な操作を可能にしている。
新しいシンプルリモコンを付属し、操作性を向上。シンプルリモコンには「おまかせ」ボタンを配置し、録画番組の本編の前後を「マジックチャプター」機能で自動でチャプター分割し、その本編部分だけを集めて再生する「おまかせプレイ」機能がシンプルリモコンから手軽に行える。
【問い合わせ先】
東芝DVDインフォメーションセンター
TEL/0120-96-3755
(Phile-web編集部)
価格はオープンだが、S502が110,000円前後、S302が90,000円前後で販売される見込みだ。
内蔵するHDDの容量はS502が500GB、S302が300GB。どちらもDVD-R/-RW/-RAM、DVD-R DLに書き込みができるDVDマルチドライブを搭載する。
両モデルにとって最大の特徴となるのは、インターネット経由で市販のDVDと同等画質の映像コンテンツをCPRM対応のDVD-RW/-RAMに直接ダウンロードして楽しめるDVDダウンロードサービスに、単体ビデオレコーダーとして初めて対応した点にある。
発売時にはKDDI(株)が提供する「DVD Burning」のダウンロードサービスに対応する。PCまたは携帯電話からサービス会員に登録した後に、サービスプロバイダからID/パスワードを取得。レコーダーの「番組ナビ」トップに表示される「DVDBB」メニューを選択した後に「DVD Burning」を選び、先に取得したID/パスワードでログインすれば、3,000本以上を揃えるラインナップからダウンロードしたいコンテンツを購入して楽しめる。
ダウンロードコンテンツはCPRMの保護技術によりプロテクトされており、CPRM対応のDVD-RW/-RAMにのみ書き込みが行える。ディスクにはVRフォーマットで記録され、HDDにダウンロード保存することはできない。作成したDVDはCPRM対応メディアの読み取りが可能なプレーヤーやレコーダーで視聴することができる。なお、今後はKDDIの「DVD Burning」以外の、他のDVDダウンロードサービスにも利用可能なサービスを広げていく考えであるという(同社開発担当者)。
高速起動性能が高められたのも両モデルの特徴だ。「高速起動モード」をONにしておけば、リモコンの「番組表」ボタンを押すと番組表が素速く立ち上がり、すぐに録画番組の予約が可能になる。「電源」ボタン、「スタートメニュー」ボタンからの起動も高速化された。D端子/S端子/コンポジット端子での接続時には地上デジタルチューナーが「約5秒」、EPGが「約6秒」で立ちあがる。なおHDMI接続時は、接続するテレビによって異なるが、アナログ接続時より時間がかかる場合がある。なお、高速起動モード時の待機消費電力については約3.8Wという省エネ設計を実現している。
チューナーは地上・BS・110度CSデジタルチューナーを各2基ずつ、アナログチューナーを1基搭載する全7チューナー構成。同日発表されたフラグシップモデルの「RD-X7」同様、「デジタル×デジタル」、「デジタル×アナログ」の2番組同時録画に対応するほか、「W録機能振替」や「おまかせ自動録画・お楽しみ番組自動録画」「おすすめサービス」機能など、便利な録画機能を搭載する。i.Linkダビング機能や電子番組表「WEPG」、「CATV連動」の機能は搭載するが、「スカパー!連動」機能は非搭載となる。「ダビング10」については、プログラムアップデートにより対応予定。
上位機のRD-X7同様、どちらの機種も内蔵HDDへのMPEG-4 AVCでの長時間録画機能や、DVD-R/-R DL/-RW/-RAMへの「HD Rec」をサポートしている。H.264形式(TSEモード)記録時の画質レートはMN3.6からMN17まで「47段階」で設定ができ、ディス容量に応じた効率的な記録ができる。映像はH.264形式に変換して記録されるが、音声についてはオリジナルのまま無劣化で2ストリームまで記録が可能。AAC 5.1chのサラウンド音声信号も、そのまま放送時のAACで残すことができる。
HDMIはVer.1.3a対応の出力端子を1系統装備。DeepColorや同社の薄型テレビとの連動を実現する“レグザリンク”に対応する。なお、レグザリンクは同社の薄型液晶テレビ“レグザ”シリーズの最新モデルであるZH500/ZV500/RH500/CV500シリーズとの連携時には、テレビのリモコンから「見るナビ」画面の操作、「録画予約一覧」の確認が可能になり、これまでのモデルよりもいっそう快適な操作を可能にしている。
新しいシンプルリモコンを付属し、操作性を向上。シンプルリモコンには「おまかせ」ボタンを配置し、録画番組の本編の前後を「マジックチャプター」機能で自動でチャプター分割し、その本編部分だけを集めて再生する「おまかせプレイ」機能がシンプルリモコンから手軽に行える。
【問い合わせ先】
東芝DVDインフォメーションセンター
TEL/0120-96-3755
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドTOSHIBA
- 型番RD-S502
- 発売日2008年6月中旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格110,000円前後)
【SPEC】●HDD容量:500GB ●記録メディア:DVD-RAM/-R/-R DL/-RW ●映像DAコンバーター:12bit/148MHz ●音声DAコンバーター:192kHz/24bit ●受信チャンネル:地上デジタル/BSデジタル/110度CS/地上アナログ ●入出力端子:S1映像入力1、S映像入力1、映像入力2、アナログ2ch音声入力2、D1-4映像出力1、S1映像出力1、映像出力1、アナログ2ch音声出力2(E302は1)、光デジタル音声出力1、HDMI出力1(1080iまで) ●外形寸法:430W×69H×374Dmm(突起部含まず) ●質量:5.9kg
- ブランドTOSHIBA
- 型番RD-S302
- 発売日2008年6月中旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格90,000円前後)
【SPEC】●HDD容量:300GB ●記録メディア:DVD-RAM/-R/-R DL/-RW ●映像DAコンバーター:12bit/148MHz ●音声DAコンバーター:192kHz/24bit ●受信チャンネル:地上デジタル/BSデジタル/110度CS/地上アナログ ●入出力端子:S1映像入力1、S映像入力1、映像入力2、アナログ2ch音声入力2、D1-4映像出力1、S1映像出力1、映像出力1、アナログ2ch音声出力2(E302は1)、光デジタル音声出力1、HDMI出力1(1080iまで) ●外形寸法:430W×69H×374Dmm(突起部含まず) ●質量:5.8kg