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公開日 2008/09/10 19:24
ソニー、2,460万画素CMOS搭載のデジタル一眼レフ最上位機「α 900」を発売
ソニーは、有効2,460万画素のフルサイズCMOSセンサー「Exmor」を搭載した、デジタル一眼レフカメラの最上位機“α900”「DSLR-A900」を10月23日に発売する。価格はオープンだが33万円前後での販売が予想される。
ボディの外装の前部、後部および上部カバーに、軽量で強度に優れたマグネシウム合金を採用。これにより、本体質量約850gという軽量なボディを実現している。なお、記録メディアはメモリースティック デュオとコンパクトフラッシュ/マイクロドライブの2スロットを用意する。
撮像素子には、独自に新開発した35mmフルサイズCMOSセンサー「Exmor」を搭載。有効2,460万画素は同クラスで世界最高となる。手ブレ補正はボディに内蔵しており、これもフルサイズセンサー搭載機としては世界初。なお、撮像素子前面のローパスフィルター表面に静電気を防止する特殊な「アンチダストコーティング」を施し、ゴミの付着を防止。さらに撮像素子を振動させゴミを振り払う「アンチダスト駆動」も搭載している。
画像処理エンジンは本機に最適化された「BIONZ」を2基搭載し、高速で並行処理を行う。また、新開発ミラー機構の採用や、連続撮影シーケンス制御の最適化なども奏効し、秒間5コマの連続撮影も行える。
ファインダーの視野率は約100%で、接眼レンズ系をはじめとするほぼ全てのレンズ面とペンタプリズムの入射・射出面に、多層膜ARコートを施した。
AFシステムも新開発。測距点9点+アシスト点10点で、幅広いエリアをカバーしているので、撮影する際の構図の自由度が向上。動く被写体を撮影する際でも被写体をフォーカスエリアに捉えやすい。まT画面中央部には、縦横それぞれ2本のAFセンサーをクロス配置したほか、高精度のF2.8対応センサーを横位置に配置。個々の測距点の面積をよりピンポイントで小さくすることで被写体識別能力とピント精度を高めている。
背面に装備した液晶モニターは3.0型で、約92.1万ドット。多層膜コーディング処理技術「ARコート(反射防止処理)」により、明るい場所でも鮮明な表示を可能にしている。
機能面では、新開発の「インテリジェントプレビュー機能」を搭載。液晶モニター上にヒストグラムと共に画像を表示した状態で、露出、ホワイトバランス、Dレンジオプティマイザーの設定を変更すると、その変更効果を画面上にシミュレーション表示でき、撮影前に設定効果を確認することが可能。
撮影モードはスタンダード、ビビッド、ニュートラル、ポートレート、ディープなど13種類のベーススタイルを用意。さらに、コントラスト、彩度、シャープネス、明度、ゾーン選択をそれぞれ調整できる。
同社の製品らしくHDMI端子も搭載。「ブラビア プレミアムフォト」に対応したBRAVIAと接続すると、写真鑑賞に最適化された画質モードに自動で切り替わり、写真が持つ繊細さや自然な階調表現、色合いなどを忠実に再現できるという。
なお、発売は来年1月となるが、αシリーズに対応したレンズ新製品も用意される。Gレンズの70-400mm F4-5.6 G SSM「SAL70400G」は262,500円で、70mmから超望遠400mmまでの幅広い撮影領域をカバーし、スポーツや野鳥の撮影に適したズーム比5.7倍の35mmフルサイズ対応モデル。また、カールツァイスのVario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM「SAL1635Z」は16mmから35mmまでをカバーし、風景やスナップの撮影に適した広角ズームレンズとなる。価格は283,500円(いずれも税込)。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
買い物相談窓口
TEL/0120-777-886
(Phile-web編集部)
ボディの外装の前部、後部および上部カバーに、軽量で強度に優れたマグネシウム合金を採用。これにより、本体質量約850gという軽量なボディを実現している。なお、記録メディアはメモリースティック デュオとコンパクトフラッシュ/マイクロドライブの2スロットを用意する。
撮像素子には、独自に新開発した35mmフルサイズCMOSセンサー「Exmor」を搭載。有効2,460万画素は同クラスで世界最高となる。手ブレ補正はボディに内蔵しており、これもフルサイズセンサー搭載機としては世界初。なお、撮像素子前面のローパスフィルター表面に静電気を防止する特殊な「アンチダストコーティング」を施し、ゴミの付着を防止。さらに撮像素子を振動させゴミを振り払う「アンチダスト駆動」も搭載している。
画像処理エンジンは本機に最適化された「BIONZ」を2基搭載し、高速で並行処理を行う。また、新開発ミラー機構の採用や、連続撮影シーケンス制御の最適化なども奏効し、秒間5コマの連続撮影も行える。
ファインダーの視野率は約100%で、接眼レンズ系をはじめとするほぼ全てのレンズ面とペンタプリズムの入射・射出面に、多層膜ARコートを施した。
AFシステムも新開発。測距点9点+アシスト点10点で、幅広いエリアをカバーしているので、撮影する際の構図の自由度が向上。動く被写体を撮影する際でも被写体をフォーカスエリアに捉えやすい。まT画面中央部には、縦横それぞれ2本のAFセンサーをクロス配置したほか、高精度のF2.8対応センサーを横位置に配置。個々の測距点の面積をよりピンポイントで小さくすることで被写体識別能力とピント精度を高めている。
背面に装備した液晶モニターは3.0型で、約92.1万ドット。多層膜コーディング処理技術「ARコート(反射防止処理)」により、明るい場所でも鮮明な表示を可能にしている。
機能面では、新開発の「インテリジェントプレビュー機能」を搭載。液晶モニター上にヒストグラムと共に画像を表示した状態で、露出、ホワイトバランス、Dレンジオプティマイザーの設定を変更すると、その変更効果を画面上にシミュレーション表示でき、撮影前に設定効果を確認することが可能。
撮影モードはスタンダード、ビビッド、ニュートラル、ポートレート、ディープなど13種類のベーススタイルを用意。さらに、コントラスト、彩度、シャープネス、明度、ゾーン選択をそれぞれ調整できる。
同社の製品らしくHDMI端子も搭載。「ブラビア プレミアムフォト」に対応したBRAVIAと接続すると、写真鑑賞に最適化された画質モードに自動で切り替わり、写真が持つ繊細さや自然な階調表現、色合いなどを忠実に再現できるという。
なお、発売は来年1月となるが、αシリーズに対応したレンズ新製品も用意される。Gレンズの70-400mm F4-5.6 G SSM「SAL70400G」は262,500円で、70mmから超望遠400mmまでの幅広い撮影領域をカバーし、スポーツや野鳥の撮影に適したズーム比5.7倍の35mmフルサイズ対応モデル。また、カールツァイスのVario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM「SAL1635Z」は16mmから35mmまでをカバーし、風景やスナップの撮影に適した広角ズームレンズとなる。価格は283,500円(いずれも税込)。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
買い物相談窓口
TEL/0120-777-886
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドSONY
- 型番DSLR-A900
- 発売日2008年10月23日
- 価格¥OPEN(予想実売価格330,000円前後)
【SPEC】●使用レンズ:αレンズ ●撮像素子:35mm判CMOSセンサー“Exmor”(エクスモア)有効画素数→約2,460万画素 ●記録媒体: “メモリースティックデュオ”/“メモリースティックPROデュオ” /
“メモリースティックPRO-HGデュオ”、コンパクトフラッシュカード TYPEI、II(UDMA Mode 5対応)、マイクロドライブ ●手ブレ補正機能:イメージセンサーシフト方式 ●液晶モニター:3.0型、約92.1万ドット/ハイブリッド型 舞うRファインダー視野率:約100% ●HD出力:HDMI端子(ミニコネクタ、1080i/720p/SD選択可) ●外形寸法:156.3W×116.9H×81.9Dmm ●質量:約850g(電池、記録メディアなど、付属品含まず)
“メモリースティックPRO-HGデュオ”、コンパクトフラッシュカード TYPEI、II(UDMA Mode 5対応)、マイクロドライブ ●手ブレ補正機能:イメージセンサーシフト方式 ●液晶モニター:3.0型、約92.1万ドット/ハイブリッド型 舞うRファインダー視野率:約100% ●HD出力:HDMI端子(ミニコネクタ、1080i/720p/SD選択可) ●外形寸法:156.3W×116.9H×81.9Dmm ●質量:約850g(電池、記録メディアなど、付属品含まず)