• ブランド
    特設サイト
公開日 2009/06/08 11:08

デノン、HDオーディオのデコーダー搭載のフロントサランドシステム「DHT-S500HD」を発売

2.1chスピーカーと薄型AVアンプをセット
Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
デノンはフロントサラウンドシステムの新製品として、HDオーディオフォーマットのデコーダーを搭載した薄型AVアンプと2.1chスピーカーをパッケージにした「DHT-S500HD」を6月下旬に発売する。


DHT-S500HD
価格はオープンだが、市場では59,800円前後で販売される見込みだ。

パッケージは薄型AVアンプと左右サテライトスピーカーにサブウーファーの組み合わせ。レコーダーとのサイズマッチングを図ったというAVアンプは、434W×67H×293Dmm、質量8.0kgの薄型・コンパクトデザインが特徴。ドルビーTrueHD、DTS-HD Master AudioなどHDオーディオフォーマットのデコーダーを搭載するほか、ドルビーバーチャルスピーカー機能の搭載により、2.1chのスピーカー構成でフロントサラウンドの臨場感が楽しめる。

アンプの各種設定はオン・スクリーン表示を見ながら設定できる。スピーカーの初期設定は付属のマイクを本体に接続するだけでオートセットアップ・スタンバイ状態になる「オートセットアップ機能」を採用。部屋の特性に合わせたアコースティック環境が自動調整できる。

音の大小をリアルタイムに調整するAudyssey Dynamic Volumeにも対応。番組の視聴中に急に音量が変化してもダイナミック感や明瞭度を損なうことなく適切なボリュームに自動コントロールを行う。付属のマイクを使って測定した部屋の音響特性より、最適な音響効果をつくるAudyssey MultEQや、小さな音量にしても音の質感を損なわないよう再生するDynamic EQなどを組み合わせて最高の再生パフォーマンスを実現する。なお、異なる設定状態を3モードまでメモリーに保存できる。

また別売の同社製iPodコントロールドック「ASD-3N/3W」を使用して、iPodの音源やインターネットラジオの再生、ホームネットワーク上のPCの音源再生が楽しめる。「ASD-11R」接続時にはiPod内のソースが本機で楽しめる。Compressed Audio Restorerを搭載し、圧縮されたオーディオソースも高品位に再生できる。

HDMI端子は入力3/出力1を搭載。コンポジット/S映像のビデオ入力信号をHDMI出力できるビデオコンバージョン機能を搭載。480i映像についてはプログレッシブ変換するI/Pコンバーターも搭載する。また、HDMI CEC機能への対応により、他社製テレビ、ビデオレコーダーとの電源ON/OFFやボリューム操作が本機のリモコンから行える。なおパナソニック/シャープ/東芝/日立/三菱電機のHDMI CEC機能搭載機との連動が可能であるという(対応機種の詳細)。

本体には30W×6chのパワーアンプを搭載しており、別売の3chサテライトスピーカーセット「SYS-S500CS」(6月下旬発売 ¥13,650・税込)を増設して本格的な5.1ch再生も楽しめる。本セット以外にもユーザー所有のスピーカーによる増設にも対応している。また、サラウンドバック・プリアウト出力を装備しており、別途パワーアンプとスピーカーの追加で7.1chサラウンドシステムへの拡張も可能だ。なお、AVアンプの単品販売も6月下旬から行われる(「AVC-S500HD」として¥63,000・税込)。

AVC-S500HD

SYS-S500CS

付属の2.1chスピーカーは1本のサイズが80W×188H×96Dmm、質量は1.2kg。サブウーファーはサイズが135W×420H×304Dmm、質量は5.0kgとなる。

フロントスピーカーのキャビネットには高比重の樹脂を採用。ユニット取付に傾斜をつけることにより、ローボードのTV台などの上に置いても音がダイレクトに耳に届き、クリアで迫力のあるサウンドを実現している。また位相特性の乱れの原因になるネットワークを使用せず、アンプがユニットをダイレクトにドライブするため、自然で開放的な音を楽しめる。

サブウーファーはフレア付ダクトを採用。空気の出入りをスムーズにして風切り音などの発生を防ぎ、広がり感のある低音再生を実現している。


【問い合わせ先】
デノン コンシューマー マーケティング
TEL/03-6731-5540

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルフロントサラウンドシステム
  • ブランドDENON
  • 型番DHT-S500HD
  • 発売日2009年7月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格59,800円前後)
【アンプ部】●入力端子:HDMI 3(うち前面 1)、S ビデオ 1、コンポジット 2、アナログ音声 3、光デジタル 1 ●出力端子:HDMI 1、コンポジット 2、アナログ音声 1、プリアウト(SBL/SBR/SW) 各1、ヘッドホン 1 ●その他:Dock コントロール端子 1、セットアップ用マイク入力 1 ●定格出力:フロント 27W+27W、センター 27W、サラウンド 27W+27W、サブウーファー 27W(6Ω、1kHz、THD0.7%) ●実用最大出力:フロント 34W+34W、センター 34W、サラウンド 34W+34W、サブウーファー 34W(6Ω、JEITA) ●スピーカー適合インピーダンス:6〜16Ω ●入力感度:入力インピーダンス:140mV/47kΩ ●周波数特性:10Hz〜100kH(+1,-3dB、DIRECTモード時) ●S/N比:95dB(JIS-A、DIRECTモード時) ●消費電力:130W(スタンバイ時0.3W) ●外形寸法:434W×70H×318Dmm ●質量:6.2kg
【サテライトスピーカー】●形式:フルレンジ・2スピーカー、密閉型 ●再生周波数特性:80Hz〜30kHz ●入力インピーダンス:6Ω ●外径寸法:85W×188H×115Dmm ●質量:0.9kg(1台)
【サブウーファー】●形式:1スピーカー、バスレフ型 ●再生周波数特性:30Hz〜300Hz ●入力インピーダンス:6Ω ●外形寸法:W136×H420×D307mm ●質量:4.8kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
2 JBL、楽天ブラックフライデーで人気完全ワイヤレスやサウンドバーが最大36%オフ。11/21 17時より
3 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
4 松村北斗と上白石萌音のW主演!PMSとパニック障害を抱える男女のかけがえのない物語
5 Sonos、ブランド初のプロ向けスピーカー「Era 100 Pro」発表。PoE採用で自由かつ簡単な設置を実現
6 妥協なきデノン “もうひとつの旗艦AVアンプ”。「AVC-A10H」がデノンサラウンドアンプのあらたな一章を告げる
7 iBasso Audio、初エントリーライン「iBasso Jr.」からポータブルDAC/アンプとイヤホンを発売
8 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
9 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
10 ビクター、実売5000円以下の完全ワイヤレス「HA-A6T」。耳にフィットしやすいラウンド型ボディ
11/18 10:32 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX