フジフイルム、液晶画面に触れるだけで写真が撮れる「FinePix Z300」を発売

富士フイルム（株）は、液晶画面に触れるだけで写真が撮れるコンパクトデジタルカメラ「FinePix Z300」を6月20日より発売する。価格はオープンだが、40,000円前後での販売が予想される。カラーはピンクゴールド、パープル、ホワイト、ブラック。

1/2.3型 正方画素CCDを搭載し、有効画素数は1,000万画素。背面に3.0型ワイドタッチパネル液晶を搭載。これを活かした新機能「タッチショット」を用意している。これはディスプレイを見ながら被写体にタッチすることで自動的にそこへピントを合わせ、シャッターが切れるというもの。そのほか記録した画像をドラッグ＆ドロップして2～5枚の画像を組み合わせて1枚の画像を作成する「レイアウトフォト」や、撮影画像のリストを見ながら画像をフォルダに振り分けることができる「フォルダ管理」機能などを用意している。

また、被写体までの距離を判断し、適切な発光量に調整する「スーパーiフラッシュ」も搭載。独自に開発した発光制御技術を採用することにより、暗いシーンでのマクロ撮影時などでも被写体の白とびを防ぎ自然な画像を実現する。

レンズはフジノン光学式5倍ズームレンズで焦点距離はf＝6.4mm～32.0mm　（35mmフィルム換算：36mm～180mm相当）、F値はF3.9（W）～F4.7（T）。ISO感度は最大1600。デジタルズームは約5.4倍で、光学ズームと合わせて最大約27倍ズームが可能だ。

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