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公開日 2009/11/18 21:07

ティアックの持ち運び可能な8chレコーダー/ローランドのSDカード4chレコーダーなど

Inter BEE 2009レポート
Phile-web編集部
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国際放送機器展「Inter BEE 2009」が本日18日から20日まで幕張メッセで開催されている。本項では、プロオーディオ部門に出展していたティアックとオーディオテクニカ、ローランドを紹介する。

ティアック

ティアックはTASCAMブランドの製品や、同社取り扱いのbeyerdynamic社製品などを展示している。


CDやカセットデッキ等のプレーヤー/レコーダー
TASCAMブランドからは、業務用CDやMD、カセットデッキ等のプレーヤー/レコーダーを展示。いずれも業務用の製品だが、手元のカセットを再生したいというコンシューマーも多く、一部家電量販店などで販売しているものもあり、好評を得ているという。

16chアナログミキサー「M-164UF」は一般家庭でも使用しやすいコンパクトなサイズで、24bit/96kHz再生に対応し、16ch入力、ステレオ出力のUSB端子を装備している。


M-164UF
新製品として大きく訴求していたのがポータブル8chフィールドレコーダー「HS-P82」。屋外に持ちだして8chまでの録音が可能。24bit/96kHzに対応している。記録媒体はCFカードを採用。電源はACアダプターのほか単3電池などにも対応する。


HS-P82
beyerdynamic社製品はプロ用のマイク「DT 48E 25」などやヘッドホンを展示する。


beyerdynamicのヘッドホン

beyerdynamicのマイク
また同社はナップエンタープライズ社の外部騒音遮断型イヤホンマイク“inCore”も取り扱ってており、ブースにはラインナップが揃う。“inCore”は、5層イヤーパットで遮断された2gのイヤーピースの中にスピーカーとマイクを内蔵したイヤホンマイク。自分の声も耳の中から集音し、さらに無線機器と接続してインカムとしても使用できるので騒音の大きなパチンコ店などで使用されている。


ZE-1000
業務用で使用される製品だが、オーディオ向けのモデルとして「ZE-1000」が参考出品されている。2基のバランスドアーマチュアレシーバーを搭載したモデルで欧米では15,000円程度で発売されているもの。現時点で日本での発売の予定はないという。

オーディオテクニカ


オーディオテクニカのブース
マイク、ヘッドホンを中心とした展示を行うオーディオテクニカブース。ヘッドホンはDJ用ヘッドホン「ATH-PRO700」やPRO700の限定モデルでゴールド色を施した「ATH-PRO700 GD」などを展示する。マイクはライブ、スタジオ用から会議室等で使用する設備用まで幅広く展示されていた。


ライブ、スタジオ用マイクをラインナップ

会議用マイクも展示されている


ATH-PRO700 GD

ローランド

ローランドブースでは、ポータブルレコーダーに注目したい。2ch用「R-09HR」は24bit/96kHzのリニアPCM、MP3形式での録音が可能。4ch用では80GBのHDD内蔵タイプ「R-4 PRO」と40GBのHDD内蔵タイプ「R-4」、そしてHDDを持たないSDカードタイプ「R-44」をラインナップ。「R-4Pro」は約1.3kgと軽量で、持ち運びに便利。4ch録音時は最大24bit/96kHz、2ch録音時は24bit/192kHzでの録音に対応する。電源はACアダプターのほかに単3電池4本でも連続4時間の使用が可能だ。

R-09HR

R-4 PRO(写真左)とR-44(右)

コンチネンタルファーイースト


SXシリーズのラインナップ
コンチネンタルファーイーストのブースでは、アビーロードスタジオなどの世界の著名スタジオで採用されている独・業務用スピーカーブランド“ADAM(アダム)”から、新ラインナップ「SXシリーズ」を展示。シリーズ全ラインナップが揃い、それぞれ試聴が行えるようになっている

バラッド

バラッドのブースには、商業空間などへの納入を想定した業務用スピーカー“OMNI LINE”などを展示。ユニークなかたちをしたシステムで、スピーカー数量は4個から最大32個まで搭載可能。

また同社取り扱いの独スピーカーメーカー“MUSIKELECTRONIC GEITHAIN”のモニタースピーカー「RL940」や「RL901K」も展示されている。

OMNI LINE

「RL940」(中央)と「RL901K」(両脇)

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