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公開日 2009/12/08 17:39
NTTら、DVD1枚分のデータを1秒で転送できるパケット送受信技術を開発
現在の40倍の速度で送受信が可能
日本電信電話株式会社(NTT)、日本電気株式会社(NEC)、NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の委託研究により、現在のパケットネットワークの40倍の速度で大容量広域ネットワークをオンデマンド利用できる技術を開発。NICTの実験環境で実証実験に成功したことを明らかにした。
またNTTは、100/40ギガビットイーサネットを広域光転送網で運ぶ「100GE/40GE over OTN」を国際標準化。OTNフレームを並列展開して波長の束で運ぶ新技術を世界で初めて実証した。
今回開発されたパケットネットワーク技術は、映像などトラフィックが多い(重い)データをより効率的に運ぶことができるというもの。
現在はユーザーやアプリケーションが1波長のみをシェアして利用しているところを、アプリケーションなどに応じて波長数を変更。ユーザやアプリケーションが複数の波長を波長単位にタイムシェアし、ユーザとサーバを波長の束で結ぶことにより高速接続が可能となる。
今回は自動経路制御や光スイッチノード技術と組み合わせユーザーあたり40Gbps級の広域LAN環境の実証に成功したとのこと。
実験ではJGN2plus光ファイバテストベッドを使用。ユーザーが2波長(20Gbps相当)を確保し、4K映像の非圧縮パケットストリーム(13Gbps相当)を受信したり、22GB(DVD5枚相当)の高精細な航空写真を瞬時に転送することに成功。現在のギガビットクラスのパケットネットワークで転送すると3分程度を要するものが、オンデマンドに4波長(40Gbps相当)を確保し占有することで、わずか5秒弱(1/40の所要時間)で一括転送できるのだという。この技術を使えば、1秒で映画1本分のデータを配信することも可能になる。
またNTTは、100/40ギガビットイーサネットを広域光転送網で運ぶ「100GE/40GE over OTN」を国際標準化。OTNフレームを並列展開して波長の束で運ぶ新技術を世界で初めて実証した。
今回開発されたパケットネットワーク技術は、映像などトラフィックが多い(重い)データをより効率的に運ぶことができるというもの。
現在はユーザーやアプリケーションが1波長のみをシェアして利用しているところを、アプリケーションなどに応じて波長数を変更。ユーザやアプリケーションが複数の波長を波長単位にタイムシェアし、ユーザとサーバを波長の束で結ぶことにより高速接続が可能となる。
今回は自動経路制御や光スイッチノード技術と組み合わせユーザーあたり40Gbps級の広域LAN環境の実証に成功したとのこと。
実験ではJGN2plus光ファイバテストベッドを使用。ユーザーが2波長(20Gbps相当)を確保し、4K映像の非圧縮パケットストリーム(13Gbps相当)を受信したり、22GB(DVD5枚相当)の高精細な航空写真を瞬時に転送することに成功。現在のギガビットクラスのパケットネットワークで転送すると3分程度を要するものが、オンデマンドに4波長(40Gbps相当)を確保し占有することで、わずか5秒弱(1/40の所要時間)で一括転送できるのだという。この技術を使えば、1秒で映画1本分のデータを配信することも可能になる。