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公開日 2010/09/15 18:35

ニコン、新開発CMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 2」搭載の中級デジタル一眼「D7000」を発売

フルHD動画の撮影にも対応
ファイル・ウェブ編集部
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ニコンは同社のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラのラインナップに、新開発のCMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 2」を搭載した中級機「D7000」を10月29日に発売する。


D7000(AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR装着時)

本機の背面
価格はオープンだが、ボディ単体の場合は14万円前後で販売される見込みだ。同時に発売されるレンズキットの内容と市場想定価格は下記の通り。
・D7000 18-105 VR レンズキット/¥OPEN(予想実売価格18万円前後)
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR 付

・D7000 18-200 VR II レンズキット/¥OPEN(予想実売価格23万円前後)
AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II 付

新開発のCMOSセンサーは有効画素数16.2メガピクセ。常用ISO感度はISO100〜6400に対応しており、ISO25600相当までの増感設定が可能。新画像処理エンジン「EXPEED 2」は、ニコンが培ってきたノウハウやコンセプト、技術を投入し、画像処理の高速化や高度なノイズ低減、色再現性の向上、低消費電力化などを実現している。

動画撮影では、1,920×1,080/24pのフルHD対応を実現した「Dムービー」機能を搭載。コントラストAFでの合焦に対応するほか、AFモードを常時AFサーボに、AFエリアモードをターゲット追尾AFに設定すれば、動き回る被写体にもAFエリアが三次元で追随し、自動でピント合わせが行える。また動画の一部をJPEG静止画として切り出したり、動画を編集する機能も備えている。なお、外部マイクによるステレオ録音も可能だ。

ファインダーは視野率約100%、倍率約0.94倍を実現。背面液晶モニターはバリアングルには対応していないが、3型のサイズと約92.1万画素の解像度により視認性を高めている。専用のライブビュースイッチでスムーズに切り替えられるライブビュー機能は搭載する。

ボディは上面・背面カバーにマグネシウム合金を採用し、D90と同等のボディサイズを実現しながら、さらに堅牢性を高めている。ボディ接合部にはシーリングを施し、防滴・防塵性能も向上している。なお、本体には2枚のSDメモリーカードが使用可能なダブルスロットを備え、SDXCメモリーカードも使うことができる。

RGBセンサーは従来最大1005分割だったが、本機はそれを倍増させた新開発の2016分割RGB測光センサーを搭載。AFモーターは本体に内蔵しており、AFセンサーには39点のフォーカスポイントを持つ新開発の「マルチCAM4800DXオートフォーカスセンサーモジュール」が搭載されている。使用頻度の高い中央部の9点にクロスタイプセンサーを採用し、確実に被写体を捉えることができる。フォーカスポイントを11点に限定することも可能だ。AFエリアはシングルポイントAF/ダイナミックAF/3D-トラッキング/オートエリアAFから選択できる。

【問い合わせ先】
ニコンカスタマーサポートセンター
TEL/0570-02-8000

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製品スペックを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドNIKON
  • 型番D7000
  • 発売日2010年10月29日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格140,000円前後・ボディ単体)
【SPEC】●型式:レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ ●有効画素数:16.2メガピクセル ●撮像素子:23.6×15.6mmサイズCMOSセンサー、ニコンDXフォーマット 総画素数 ●記録媒体:SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●ISO感度:ISO 200〜6400 ●電源:Li-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL15 1個使用 ●外形寸法:約132W×105H×77Dmm ●質量:約690g(ボディのみ
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