JEITA、2010年4Qの3D対応機器と動画対応IPTVの国内出荷実績を発表

電子情報技術産業協会（JEITA）は、2010年第4四半期の3D対応機器と動画対応IPTVの国内出荷実績について発表した。

■3D薄型テレビは2010年4Qで40.1万台を出荷

3D薄型テレビの国内出荷は40万1,000台で、薄型テレビ全体に於ける構成比は3.8%。37型以上のモデルについては10%を占めているという。2010年9月までの出荷台数が13万1,000台だったので、大幅に販売台数を伸ばしたことになる。

また、3Dパソコン（企業向け分含む）は2万2,000台を出荷。3D対応BDレコーダー／プレーヤーは90万2,000台が出荷された。

■IPTVは順調に伸長

動画対応IPTV（ネットを通じて動画をストリーミングもしくはダウンロード配信するサービスに対応したモデル）の2010年第4四半期における国内出荷実績は695万8,000台（前年比263.3%）。薄型テレビ全体に於ける構成比は65.2％であった。

2010年計では1億5,478万台で、構成比は61.4％。調査を始めた2009年4月～6月の時点では102万台／構成比37.5％だったことを鑑みると、IPTVの割合は順調に伸びていることが分かる。