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公開日 2011/09/02 18:38

<IFA>サムスン、スマートTV独自プラットフォーム「Samsung Apps」の好調ぶりをアピール

「Smart Hub」構想も強調
折原一也
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サムスンは9月1日(現地時間)、ドイツ・ベルリンで行われているIFA2011でプレスカンファレンスを開催した。本項では、同社のスマートTVへの取り組みを中心にレポートする。

President of Visual Display BusinessのBOO-KEUN YOON氏が登壇

「a SARTER Life a SMARTER WORLD」というキャッチフレーズが示す通り、スマートTVが同社の戦略が重要なウェイトを占める


2012年ロンドン五輪の、ワイヤレスコミュニケーションに関するオフィシャルパートナーになったことを紹介

European Marketing Director TV/AVのMICHAEL ZOLLER氏が登壇

■薄型テレビのフラグシップ「60D8000」登場

まず注目したいのは、薄型テレビのフラッグシップ「60D8000」だ。1.5cmという超薄型ベゼルが特徴で、同社ではデザインの重要性を強くアピールした。

60V型の液晶テレビ60D6000は1.5cmの狭額縁で、遠目にもデザイン性の高さが一目瞭然だった

サムスンは今年のデジタル製品のキーワードとして「a smart life」を掲げているが、このフラグシップモデルが「Smart Hub」構想の一翼を担うものであることも説明した。

「Smart Hub」はサムスンのキーワードの一つで、オーディオビジュアル製品が相互に連携する

同社のSmartへの取り組みを紹介するため、コミックのガイドサイトも開設

またサムスンは自社の強みとして、世界最大の投資を行い、テレビ関連のパテントを所有していることを挙げ、同社の総合力を改めてアピールした。

■オープンプラットフォーム「Samsung Apps」をアピール

スマートTV関連では、サムスンがオープンプラットフォームを展開していることを改めて説明した。なかでも力を入れて強調したのは同社のスマートTV向けのアプリの増加が順調に進んでいること。

ユーザーからのAppsコンテストを開催するなど、Appsのオープン化に積極的なサムスン

Samsung Appsのストアには1,000以上のAppsが追加され、ダウンロード数は500万と、3ヶ月で倍に増えたという実績を紹介し、スマートTVでの先進的な取り組みをアピールした。

さらに、VODプラットフォームとしてのAppsについても、ゲストのスピーチを交えて、その優位性を紹介した。なおVODサービスについては、来年には3D、5.1chの配信もスタートさせる計画を明らかにした。

サムスンが展開しているVODサービスのGUI

音楽配信サービスのMUZU.TVの専用Appsも、Samsung Apps向けのものが用意されていると紹介


同じくレアル・マドリードの映像配信をしているサービスでは、チーム情報などのプレミアムサービスとVODを一体化して提供しているという

ベルリンフィルも、Samsung Appsによるプラットフォームを強調した。テレビはPCよりオーディオ鑑賞に向いていると述べ、世界中の観客に向けて演奏できるメリットを強調した

■デジタルカメラとPCにも新製品を発表

デジタルカメラとノートPCにも新製品が発表された。簡単に紹介したい。

サムスンのMultiView800は、背面液晶を自由に動かせるコンパクトカメラ。1610万画素で光学5倍ズーム、26mmからの広角レンズを備える。

MutiView 400には、背面液晶全体の画面を動かせる設計が施されている

アイコンはスマートフォン風で、特殊フィルター機能も搭載している


26mmの広角に5倍ズームと、コンパクトカメラでは多機能モデルに相当する位置づけだ

同社の一眼カメラNX10、NX100に次ぐモデルとして発表された。カメラ内で特殊フィルターを付けることができる

NX200はミラーレス一眼で、ISO12800の高感度撮影、フルHD動画撮影に対応。一画面ですべてのカメラ設定を確認できるユーザーインターフェースも備えている。

ノートPC 7クロノスも発表された。デザインとパフォーマンスを両立させた機種で、HDDのほか、高速化のためのフラッシュメモリ8GBを内蔵。狭額縁で、14型画面だが、13インチ以下相当の面積で設置できる

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