• ブランド
    特設サイト
公開日 2011/09/26 18:35

KDDI 田中社長、これからのauは「未来は選べる」がキーワード − 動画版「LISMO unlimited」も示唆

iPhone 5にはノーコメント
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
既報の通り、2011年秋冬の新製品発表を行ったKDDI。本日開催された記者発表会では、同社 取締役社長 田中孝司氏が登壇し、「お客様にワクワク感を与えたいという思いで、私たちはこの1年間取り組んできた」と、本格的なスマートフォン市場参入に踏み切った昨秋からの展開を振り返った。


田中孝司氏
「今から1年前、国内キャリアの中でのKDDIの立ち位置について悩んでいた」と語る田中氏。「スマホでもフィーチャーフォンの機能が欲しい」という声に応える思いで開発したという「IS03」や、「自分らしさ」をメインに考えるユーザーに向けた「INFOBAR A01」のリリース、国内初の「Windows Phone」導入など、様々なラインナップの製品展開を紹介した。

また、au Wi-Fiスポットの提供開始、今春のHTC EVOでのWiMAX連携とテザリング解禁などのネットワーク展開や、SkypeおよびSNS連携の強化、クラウド型音楽配信サービス「LISMO unlimited」の提案など、この1年の各サービス展開も振り返り、「スマホを選べる/ネットワークを選べる/楽しみ方を選べる」という3つの側面からユーザーに“ワクワク感”を提供してきたと述べた。「“ユーザーの欲しい未来を叶えたい”。これがわたしたちKDDI全社員の思いであり、わたしたちにとってのワクワク感に繋がるものだ。この“ワクワク感”を実現できた1年だった」。


昨秋から掲げてきたコンセプト「ワクワク感」
続いて田中氏は「これからのauは“未来は選べる”がポイント」と語り、今回発表した新製品についてのプレゼンを行った。


これからのauのキーワードは「未来は選べる」
「auユーザーは“未来が選べる”」

田中氏は、フィーチャーフォン利用者の平均ネット接続時間は約60分だが、それがスマホ利用者では約170分に拡大しているというMM総研の調査結果を挙げ、「フィーチャーフォンではネット閲覧にストレスがあるのではないか。ネットをよりよく使いたいという思いがユーザーにはあるのだと思う」と説明。今回発表機種のうち、4モデルにデュアルコアCPUを搭載したことを紹介し、「IS03が出た1年前と比べると、圧倒的な速さ」と、“気持ちよく動作する”ことを強調した。


1年前のIS03と比較し快適な動作をアピール
また「端末だけではなくネットワークもサクサク動くことで、ユーザーにより気持ち良い体験をしてもらえたら」と、今回発表のスマホ6機種が全てWiMAX対応することもアピール。今春発売の「HTC EVO」のユーザー調査結果によれば、その動作スピードに82%が、テザリング機能に91%が「満足している」と回答したという。田中氏は「こんなに満足度の高い端末をこれまでに見たことがない」とコメントし、「今回のデュアルコアCPUを搭載してWiMAXとも連携したモデルでは、さらに自由に気持ち良く、色々なことができる世界を感じてもらえるんじゃないか」と語った。

WiMAX対応でネットワークの快適さも提供する

WiMAX対応エリアを紹介。全国政令指定都市の95%をカバーする


HTC EVOのユーザー調査の結果を公開
「HTC EVO 3D」については「実機を使ってみて一番気に入ったのはHTC Watch機能」と述べ、HDMI接続でテレビにも映像を映せる出力できることにも触れ「イケてる端末」とコメントした。モトローラ製の「MOTOROLA PHOTON」についても、「私は写真を通した楽しみ方がSNSにはあると思っていて、ウィジェットでSNSの写真機能も楽しめる“MOTOBLUR”が特に気に入った」という。


HTC EVO 3Dについて田中氏は「イケてる」とコメント

MOTOROLA PHOTON
また「こういうのも良いよね、と思った」という富士通製の「ARROWS Z」については、テンキーの上から手書きで文字入力が行えることや、防水仕様の薄型筐体であるといった特長を改めてアピール。田中氏によれば「社員の中では、これが一番良いという声もあるくらい」だという。


ARROWS Zについて田中氏は「こういうのも良い」と思ったと語る
さらに「ユーザーのマルチデバイスの使い勝手のニーズに応えたい」という思いから作った3G/WiMAX対応のモバイルWi-Fiルーター“Wi-Fi WALKER”「DATA08W」を発表したことや、“ビジネスタブレット-TOUGH-”「ETBW11AA」の紹介時には、「タブレットのメインユースは法人になっていくだろう」という見解も述べた。

タブレットには法人ニーズを意識している

マルチデバイスの使い勝手のニーズにも応えていく


2011年秋冬ラインナップ

次ページ「LISMO unlimited」での動画配信も示唆 − iPhone 5についてはノーコメント

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX