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公開日 2012/02/07 14:30
パナソニック、「まとめて予約」など対応の新“DIGA”3機種
さらなる薄型化も実現
パナソニックは、BDレコーダー“DIGA”新モデル3機種を2月20日に発売する。
発売するのはダブルチューナーのDMR-BWT620/BWT520、シングルチューナーのDMR-BRT220。いずれもWi-Fiは内蔵しないが、外付けオプションで対応する。上位3機種は「スマートDIGA」という名称を冠しているが、本稿で紹介する3機種はこれまで通り「DIGA」として販売される。
それぞれの機種の概要、予想実売価格は以下の通り。
BWT620/520はダブルチューナー、BRT220はシングルチューナーモデル。BWT620/520はスカパー!HDチューナーを同時に使用することで最大3番組同時録画が行える。また3機種は外付けUSB-HDDへの録画にも対応。USB-HDDを最大8台まで登録でき、長時間録画を行うことが可能だ。
3機種は高さ41.5mmというコンパクトな筐体を実現し、省スペースな設置が可能。梱包体積も従来モデル比で約10%を削減したという。
またBRT220は、業界最小となる、年間消費電力量約18.9kWh/年を実現し、エコ性能も強化した。
■録画機能がさらに進化
録画の新機能として「まとめて予約」機能を搭載。番組表やスタートメニューの検索画面から好みの番組シリーズやグループを選択することで、まるごと予約が行える。一度設定しておくと、その後はDIGAが自動で録画する。なお、まとめて録画を行うための番組データはGガイドが提供する。
たとえばオリンピックでは、中継番組だけをすべて録画し、関連するニュースや情報番組は録画しない、といった使い方が可能。スポーツでは、野球やJリーグのチームごとに試合をまるごと録画するという使い方が考えられる。なお録画可能なジャンルは、今後拡大予定という。
また録画モードにも変更が加えられた。MPEG-4 AVC/H.264での記録モード数が、従来の6モードから21モードに増加。これにより、ディスクへのダビング時などに、残量に合わせた細かな録画モードの選択が行えるようになった。同時にHG/HX/HEなど、従来の録画モード名称を撤廃し、「○倍録」という名称に統一した。
■ほかのDIGA内の番組が見られる「家じゅう録画一覧」
再生時の機能では、新機能「家じゅう録画一覧」に注目だ。LANで接続した、2008年秋以降のDLNAサーバー対応DIGAの録画番組を、全部まとめて表示する機能。見たい録画番組がどのDIGAに入っているかを探す手間が必要なくなる。
なお本機能では、ネットワーク内のDIGAの電源が入っていなくても、自動的に電源を入れる機能も装備。また今回の新製品同士で接続すると、他機器内の録画番組を削除することもできる。
さらに新製品では、これまでPCやスマホでしか見られなかった「ミモーラ」のシーン一覧/見どころ一覧が、DIGA本体のみで見られるようになった。なおシーン一覧や見どころ一覧を表示するのはミモーラユーザー以外でも可能だが、再生する際にはミモーラへの登録が可能になる。
■マルチタスク性能もさらに向上
3機種はWi-Fiを内蔵していないが、オプションでWi-Fiに対応。ネットワークに接続することで、VIERAやDIGAとの連携機能「お部屋ジャンプリンク」を利用できる。
お部屋ジャンプリンクでは、マルチタスク性能がさらに向上。これまでBDビデオ再生中は録画番組の転送ができなかったが、これが可能になった。さらにBDビデオを再生しながら複数番組を同時録画している場合でも、録画転送を実行することが可能。ただしこの場合の録画はDRモードに限定される。
また放送転送機能は、これまで録画待機時、もしくは1番組録画中しか行えず、しかも1番組録画中の転送はトリプルチューナーモデルのみに限られていたが、今回、BWT620/520のダブルチューナーモデルでも可能になった。
■民放VODサービス「もっとTV」にも対応
ネットワーク機能では「ビエラ・コネクト」にも対応。さらにビエラ・コネクトでは、4月2日に開始予定のVOD「もっとTV」(関連ニュース)にも対応する予定。リモコンの「もっとTV」ボタンを押すことで同サービスをかんたんに利用することができる。
■画質改善機能
画質関連では、映像の制作時期が古い映画やドラマ、アニメなどを見やすい画像に改善する「旧作モード」を新搭載。原画の解像度を自動検出し、映像信号の帯域やノイズ処理を最適化する。パッケージソフトで適用することはできず、HD/SD放送番組でのみ利用可能だ。
また、サーバーを経由して対応のDIGA間で写真を送受信できる写真共有サービス「PicMate」が進化。従来は写真の送受信のみが行えたが、新モデルではMP4動画も可能になった。また新モデルでは「動くアルバムメーカー」で作成したアルバムをMP4に変換することもできる。
初心者向けの機能では「かんたんスタート」機能を搭載。リモコンの「かんたんスタート」ボタンを押すと、画面に「見る」「録る」という二つのボタンを表示。「見る」を選ぶと、大きな文字とサムネイルで録画番組を表示する「かんたん録画一覧」が表示される。「録る」ではEPGが大きな文字で表示され、録画したい番組をかんたんに探せるという。
【問い合わせ先】
パナソニック
DIGAご相談窓口
TEL/0120-878-982
発売するのはダブルチューナーのDMR-BWT620/BWT520、シングルチューナーのDMR-BRT220。いずれもWi-Fiは内蔵しないが、外付けオプションで対応する。上位3機種は「スマートDIGA」という名称を冠しているが、本稿で紹介する3機種はこれまで通り「DIGA」として販売される。
それぞれの機種の概要、予想実売価格は以下の通り。
BWT620 | BWT520 | BRT220 | |
想定売価 | 10万円前後 | 8.5万円前後 | 6万円前後 |
HDD容量 | 1TB | 500GB | 500GB |
チューナー数 | 2 | 2 | 1 |
無線LAN | 対応 | 対応 | 対応 |
リモコン | フルリモコン | フルリモコン | 蓋無しフルリモコン |
USB/i.Link | 1/1 | 1/1 | 1/0 |
HDMI出力 | 1 | 1 | 1 |
BWT620/520はダブルチューナー、BRT220はシングルチューナーモデル。BWT620/520はスカパー!HDチューナーを同時に使用することで最大3番組同時録画が行える。また3機種は外付けUSB-HDDへの録画にも対応。USB-HDDを最大8台まで登録でき、長時間録画を行うことが可能だ。
3機種は高さ41.5mmというコンパクトな筐体を実現し、省スペースな設置が可能。梱包体積も従来モデル比で約10%を削減したという。
またBRT220は、業界最小となる、年間消費電力量約18.9kWh/年を実現し、エコ性能も強化した。
■録画機能がさらに進化
録画の新機能として「まとめて予約」機能を搭載。番組表やスタートメニューの検索画面から好みの番組シリーズやグループを選択することで、まるごと予約が行える。一度設定しておくと、その後はDIGAが自動で録画する。なお、まとめて録画を行うための番組データはGガイドが提供する。
たとえばオリンピックでは、中継番組だけをすべて録画し、関連するニュースや情報番組は録画しない、といった使い方が可能。スポーツでは、野球やJリーグのチームごとに試合をまるごと録画するという使い方が考えられる。なお録画可能なジャンルは、今後拡大予定という。
また録画モードにも変更が加えられた。MPEG-4 AVC/H.264での記録モード数が、従来の6モードから21モードに増加。これにより、ディスクへのダビング時などに、残量に合わせた細かな録画モードの選択が行えるようになった。同時にHG/HX/HEなど、従来の録画モード名称を撤廃し、「○倍録」という名称に統一した。
■ほかのDIGA内の番組が見られる「家じゅう録画一覧」
再生時の機能では、新機能「家じゅう録画一覧」に注目だ。LANで接続した、2008年秋以降のDLNAサーバー対応DIGAの録画番組を、全部まとめて表示する機能。見たい録画番組がどのDIGAに入っているかを探す手間が必要なくなる。
なお本機能では、ネットワーク内のDIGAの電源が入っていなくても、自動的に電源を入れる機能も装備。また今回の新製品同士で接続すると、他機器内の録画番組を削除することもできる。
さらに新製品では、これまでPCやスマホでしか見られなかった「ミモーラ」のシーン一覧/見どころ一覧が、DIGA本体のみで見られるようになった。なおシーン一覧や見どころ一覧を表示するのはミモーラユーザー以外でも可能だが、再生する際にはミモーラへの登録が可能になる。
■マルチタスク性能もさらに向上
3機種はWi-Fiを内蔵していないが、オプションでWi-Fiに対応。ネットワークに接続することで、VIERAやDIGAとの連携機能「お部屋ジャンプリンク」を利用できる。
お部屋ジャンプリンクでは、マルチタスク性能がさらに向上。これまでBDビデオ再生中は録画番組の転送ができなかったが、これが可能になった。さらにBDビデオを再生しながら複数番組を同時録画している場合でも、録画転送を実行することが可能。ただしこの場合の録画はDRモードに限定される。
また放送転送機能は、これまで録画待機時、もしくは1番組録画中しか行えず、しかも1番組録画中の転送はトリプルチューナーモデルのみに限られていたが、今回、BWT620/520のダブルチューナーモデルでも可能になった。
■民放VODサービス「もっとTV」にも対応
ネットワーク機能では「ビエラ・コネクト」にも対応。さらにビエラ・コネクトでは、4月2日に開始予定のVOD「もっとTV」(関連ニュース)にも対応する予定。リモコンの「もっとTV」ボタンを押すことで同サービスをかんたんに利用することができる。
■画質改善機能
画質関連では、映像の制作時期が古い映画やドラマ、アニメなどを見やすい画像に改善する「旧作モード」を新搭載。原画の解像度を自動検出し、映像信号の帯域やノイズ処理を最適化する。パッケージソフトで適用することはできず、HD/SD放送番組でのみ利用可能だ。
また、サーバーを経由して対応のDIGA間で写真を送受信できる写真共有サービス「PicMate」が進化。従来は写真の送受信のみが行えたが、新モデルではMP4動画も可能になった。また新モデルでは「動くアルバムメーカー」で作成したアルバムをMP4に変換することもできる。
初心者向けの機能では「かんたんスタート」機能を搭載。リモコンの「かんたんスタート」ボタンを押すと、画面に「見る」「録る」という二つのボタンを表示。「見る」を選ぶと、大きな文字とサムネイルで録画番組を表示する「かんたん録画一覧」が表示される。「録る」ではEPGが大きな文字で表示され、録画したい番組をかんたんに探せるという。
【問い合わせ先】
パナソニック
DIGAご相談窓口
TEL/0120-878-982
- ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
- ブランドPANASONIC
- 型番DMR-BWT620
- 発売日2012年2月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)
【SPEC】●内蔵HDD:1TB ●デジタルチューナー数:2 ●録画可能ディスク:BD-R/-RE/DVD-RAM/-R/-R DL/-RW ●映像記録圧縮方式:MPEG-2、MPEG-4 AVC/H.264 ●受信チャンネル:地上デジタル(CATVパススルー対応)、BS・110度CSデジタル放送 ●入出力端子:映像入力×1/出力×1、2chアナログ音声入力×1/出力1、HDMI出力×1、i.LINK端子×1、USB×1、LAN端子×1 ●SDカードスロット:1 ●消費電力:約22W ●外形寸法:430W×41.5H×199Dmm(突起部含まず) ●質量:約2.3kg
- ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
- ブランドPANASONIC
- 型番DMR-BWT520
- 発売日2012年2月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格85,000円前後)
【SPEC】●内蔵HDD:500GB ●デジタルチューナー数:2 ●録画可能ディスク:BD-R/-RE/DVD-RAM/-R/-R DL/-RW ●映像記録圧縮方式:MPEG-2、MPEG-4 AVC/H.264 ●受信チャンネル:地上デジタル(CATVパススルー対応)、BS・110度CSデジタル放送 ●入出力端子:映像入力×1/出力×1、2chアナログ音声入力×1/出力1、HDMI出力×1、i.LINK端子×1、USB×1、LAN端子×1 ●SDカードスロット:1 ●消費電力:約21W ●外形寸法:430W×41.5H×199Dmm(突起部含まず) ●質量:約2.3kg
- ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
- ブランドPANASONIC
- 型番DMR-BRT220
- 発売日2012年2月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格60,000円前後)
【SPEC】●内蔵HDD:500GB ●デジタルチューナー数:1 ●録画可能ディスク:BD-R/-RE/DVD-RAM/-R/-R DL/-RW ●映像記録圧縮方式:MPEG-2、MPEG-4 AVC/H.264 ●受信チャンネル:地上デジタル(CATVパススルー対応)、BS・110度CSデジタル放送 ●入出力端子:映像出力×1、2chアナログ音声出力1、HDMI出力×1、USB×1、LAN端子×1 ●SDカードスロット:1 ●消費電力:約18W ●外形寸法:430W×41.5H×199Dmm(突起部含まず) ●質量:約2.3kg