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公開日 2012/06/05 15:48

SCE、E3で新サービス発表 − 今夏PS Vitaが初代PS対応/PS3とVitaが連携/HTCスマホもPSゲーム対応

PS SuiteはPS Mobileに名称変更
ファイル・ウェブ編集部
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(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、米国で開催されているゲーム展示会「E3 2012」にて、ゲームフレームワーク「PS Suite」や、PS3とPS Vitaを連携する「cross platform feature」など、同社製品・サービスに関する新たな発表を行った。

■PS SuiteライセンスプログラムにHTCが参入 −「PlayStationMobile」に名称変更

SCEが提供するAndroid端末向けのゲームフレームワーク「PlayStation Suite(PS Suite)」のPlayStation Certifiedライセンスプログラムに、新たに台湾HTC社が参入することが発表された。同社のAndroid OS搭載スマートフォン「HTC One」シリーズで、SCEが提供するゲームコンテンツが楽しめるようになることが示唆されている。

SCEでは、2012年後半に開始を予定しているPS Storeからの配信に向け、専用コンテンツの開発を加速していくという。

また、多様な携帯型端末に向けた「プレイステーション」コンテンツの拡充を目指し、SCEではPS Suiteを新たに1つのプラットフォームとして位置づけ、名称を本日より「PlayStation Mobile(プレイステーションモバイル)」に変更した。

「PlayStation Mobile(プレイステーションモバイル)」


■PS3とPS Vitaを連携する「cross platform feature」対応タイトルを強化

さらにSCEは、PS3とPS Vitaの両プラットフォームを連携する「cross platform feature(クロスプラットフォーム機能)」に対応するゲームタイトルを強化。今夏より新作タイトルを順次発売していく。各機能の詳細と、今後リリース予定の新作タイトルは下記の通り。

「Cross-Play(クロスプレイ)」
PS3とPS Vitaの両ユーザーが協力プレイや対戦を楽しめる機能。今後、本機能に対応予定のタイトルは、「ストリートファイター X 鉄拳」(カプコン)、「PlayStation All-Stars Battle Royale」(SCE)。

「Cross-Controller(クロスコントローラー)」
PS VitaをコントローラーとしてPS3の専用ソフトウェアを操作し、テレビとPS Vitaの2つのスクリーンを連携させることができる機能。今後、本機能に対応予定のタイトルは、「リトルビックプラネット2」(SCE)。

「Cross-Save(クロスセーブ)」
セーブデータを両プラットフォーム間で共有し、家庭内のPS3でプレイしていたゲームの続きを外出先でPS Vitaでプレイすることができる機能。今後、本機能に対応予定のタイトルは、「Sly Cooper: Thieves in Time」(SCE)、「サウンドシェイプ」(SCE)、「PlayStation All-Stars Battle Royale」(SCE)。

「Cross-Goods(クロスグッズ)」
購入済みのダウンロードコンテンツやユーザー個人が作成した独自のコンテンツ等を、両プラットフォームで共有できる機能。今後、本機能に対応予定のタイトルは、「ストリートファイター X 鉄拳(カプコン)、「Assassin's Creed III/Assasin's Creed III: Liberation」(Ubisoft)、「サウンドシェイプ」(SCE)、「リトルビッグプラネット2」(SCE)/「リトルビッグプラネット PlayStation
Vita」(SCE)、「PlayStation All-Stars Battle Royale」(SCE)

「Remote Play(リモートプレイ)」
離れたところにあるPS3をPS Vitaで遠隔操作し、PS3内のゲームやビデオなどをPS Vita上で楽しめる機能。今後、本機能に対応予定のタイトルは、「ICO」(SCE)、「ゴッド・オブ・ウォー HD」(SCE)、「ゴッド・オブ・ウォーII HD」(SCE)、「ワンダと巨像」(SCE)。


■PS Vitaが初代プレステ規格のソフトウェアに対応

今夏実施予定のPS Vitaのシステムソフトウェアアップデートにより、初代「プレイステーション」規格のソフトウェアに対応することも発表された。

これにより、「ファイナルファンタジーVII インターナショナル」(スクウェア・エニックス)、「BIO HAZARD DIRECTOR'S CUT」(カプコン)、「クラッシュ・バンディクー」(ソニー・コンピュータエンタテインメント)等の名作タイトルを、PS Vitaの5インチ有機ELディスプレイで楽しむことができるようになる。


■PS3用「ワンダーブック」第一弾タイトル『ワンダーブック:ブックオブスペルズ』をJ.K. ローリング氏と共同制作

PS3専用周辺機器として開発した「ワンダーブック」に対応する第一弾タイトルとして、『ワンダーブック:ブックオブスペルズ』を11月より欧州で、12月より北米で発売する。そのほかの地位にも順次展開していく予定だという。

『ワンダーブック:ブックオブスペルズ』は、SCEワールドワイドスタジオロンドンスタジオが、『ハリー・ポッター』シリーズで知られる作家J.K. ローリング氏と共同制作したタイトル。最新のAR技術とPlayStation Moveを組み合わせたもので、ユーザーはPlayStation Moveモーションコントローラを魔法の杖として使用しながら、様々な魔法を学んでいくことで物語の世界を体験できる。ホグワーツの生徒のように、魔法の秘密や魔術を操る技術を学び、幻想的な世界を楽しむことができるという。


■『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズが全世界累計販売本数2,100万本突破

SCEサンタモニカスタジオが開発した3Dアクションアドベンチャーゲーム『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズの全世界における累計販売本数が、2,100万本を突破したことを発表した。これは、シリーズ第一作目となるPS2用ソフトの発売から7年2ヶ月が経過した2012年5月30日時点での数値。

同シリーズは、現在制作中のPS3専用ソフトウェア『God of War: Ascension』(日本語タイトル名未定)を含めると、これまでにPS2、PS3、PSP向けに7タイトルを発売している。

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