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公開日 2012/09/20 15:02
ソニー、Android搭載“Walkman”第2弾「F800シリーズ」 − 3.5型液晶搭載/FLAC再生に対応
Z1000シリーズから大幅にコンパクト化
ソニーはポータブルオーディオプレーヤー“Walkman”のラインナップに、Android OS 4.0を搭載した新製品「F800シリーズ」を発表した。
本機はIFA2012の展示などで、ヨーロッパでの先行発売がアナウンスされていたモデル(関連ニュース)の日本市場投入が明らかになった格好。
発売は10月20日から予定されており、本体内蔵のメモリー容量は64/32/16GBの3種類。スピーカー付属モデル、Bluetoothイヤホン付属モデルも用意される。想定売価は下記の通り。
Walkman F800シリーズ
<標準モデル> ※EXヘッドホン付属
・NW-F807(64GB)/¥OPEN(予想実売価格35,000円前後)
・NW-F806(32GB)/¥OPEN(予想実売価格25,000円前後)
・NW-F805(16GB)/¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)
<F800Kシリーズ(スピーカー付属モデル)>
・NW-F806K(32GB)/¥OPEN(予想実売価格28,000円前後)
・NW-F805K(16GB)/¥OPEN(予想実売価格23,000円前後)
<F800BTシリーズ(Bluetoothイヤホン付属モデル)>
・NW-F805BT(16GB)/¥OPEN(予想実売価格26,000円前後)
カラーバリエーションはブラック/ホワイト/ブルー/ビビッドピンク/ライトピンクの5色がそれぞれ揃う。
スピーカーは単品販売もされるWM-PORT搭載の「RDP-NWT19」をウォークマンの本体色に合わせて付属。ウォークマンへの充電や、ウォークマンからの給電による音楽再生に対応する。電源はACアダプター。
Bluetoothイヤホンは単品販売もされる「MDR-NWBT10N」を、ウォークマンの本体色に合わせて付属。リモコンを搭載したほか、周囲の騒音を約90%カットできるアナログノイズキャンセリングにも対応する。ウォークマン本体からのおすそわけ充電にも対応。
F800シリーズはAndroid 4.0をOSに搭載し、Google Playストアから様々なアプリをダウンロードして楽しむことができる。ディスプレイは解像度WVGA(800×480ドット)の3.5インチ・マルチタッチ液晶を搭載。プロセッサーはNVIDIA Tegra 2モバイルプロセッサー。
本体にはマイクとスピーカーを内蔵。FMチューナーは搭載するが、カメラは非搭載。WM-PORTを搭載し、HDMI出力は搭載していない。
バッテリーライフは音楽再生で連続25時間、動画再生で連続5時間。USB充電で約3.5時間、ACアダプター使用時で約3.5時間のフル充電になる。
WiFiやBluetooth機能を搭載。WiFiはIEEE802.11b/g/nの企画をサポート。Bluetoothの規格はVer.2.1+EDR、プロファイルはA2DP/AVRCP/OPP/HID対応。ウォークマンシリーズとして初めてHIDに対応したことで、BTキーボードやマウスを使うことが可能になった。
最上位モデルのZ1000シリーズ(関連ニュース)譲りの高音質モデルとして訴求しており、モバイル機器専用の「S-Master MX」デジタルアンプや、ソニー独自の高音質技術「xLOUDテクノロジー」、「クリアフェーズテクノロジー」を備えている。なお、「S-Master MX」はヘッドホン再生時にのみ有効となり、スピーカー再生やBluetoothでのワイヤレス再生時に使うことはできない。
「クリアフェーズテクノロジー」では、本機の内蔵スピーカー、および専用スピーカーとの接続時に音質を最適化できる「クリアフェーズスピーカー」技術と、付属するカナル型イヤホンとの組み合わせで高音質を実現する「クリアフェーズヘッドホン」が採用されている。なお、「クリアフェーズヘッドホン」については、年内予定のファームウェア更新により、ウォークマンシリーズ用のノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NWNC200」(関連ニュース)にも対応する。
ほかにもデジタルノイズキャンセリングや高域補間技術「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」、CLEAR BASS、CLEAR STEREO、13.5mm口径のユニットを搭載した付属のEXヘッドホンも採用する。また再生時のボリュームを平均化する「ダイナミックノーマライザー」やバーチャルサラウンド技術(VPT)も搭載する。CLEAR BASS、DSEEは「W.ミュージック」アプリでのイヤホンリスニング時にのみONに設定できる。
なお、それぞれの“クリアオーディオテクノロジー”は「W.ミュージック」アプリを起動した後に、「設定」メニューからON/OFFが個別に設定できる。オーディオテクノロジーの設定項目はユーザーがリセットしない限り、電源をOFFにしてもホールドされる。
「クリアフェーズ」はON/OFFのみチェックボックスで選択するかたちになり、発売時は“ヘッドホン”と“スピーカー”の設定を個別にON/OFFすることはできないが、年内に予定しているファームウェア更新により、個別での設定、およびイヤホン/スピーカーの対応機器ごとに選択が可能になる予定だ。
音楽ファイルは最大44.1kHz/16bitのFLACファイルのほか、MP3/WMA/AAC/HE-AAC/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/リニアPCMファイルの再生に対応する。ウォークマンシリーズでFLAC形式のファイル再生をサポートするのは本機が初めてになる。
動画はH.264 AVC(Baseline Profile)/MPEG-4/WMV、静止画はJPEGファイルの再生が可能だ。
本体側面にはZ1000シリーズ(関連ニュース)にも採用された「W.ボタン」を配置。音楽再生アプリ「W.ミュージック」はZシリーズから踏襲した。UIはライブラリ/おまかせチャンネル/カバーアートビューにも対応する。
「W.ミュージック」アプリの楽曲選択は、楽曲リスト表示時に右下に表示される矢印マークをタップすれば、すぐに再生画面に遷移できる。再生中楽曲のジャケット表示から、画面をフリックすると「歌詞ピタ」サービスに連動した歌詞表示が利用できる。歌詞表示の際は任意のラインをタップすれば、その歌詞の部分に再生楽曲を送ることもできる。
本体側面には「W.ボタン」を搭載。ボタンを押すと簡易版の音楽再生アプリが起動して、再生・停止・曲送りなど再生コントロールがすぐに行える。
アプリは「Music Unlimited」「Mora」など音楽サービス系のものや、ブラウザ、マップ、YouTubeなどをプリインストール。オリジナルアプリの「ウォークマンクラシックス」では、ソニーのレトロなカセットウォークマンを模したスキンを5種類用意して、画面上のウォークマンのボタンをタップして、楽曲の再生コントロールが楽しめる。
外部AV機器との連携は、SCEのnasne/torneとの連携を実現。nasneに録画した地デジの放送と衛生放送をPS3経由でウォークマンに書き出すことができる。torneはver.4.1をインストールすれば書き出しが可能。なお、ウォークマンへの書き出し機能は500円で有償提供になる。
その他、Bluetoothの通信機能を使って、スマートフォンで撮影した写真をワイヤレスでウォークマンに送り出して楽しめる。
WiFi経由での「DLNA Throw」機能は発売当初は未搭載だが、年内予定のファームウェア更新で対応を予定している。アップデート後はWiFi経由で「nasne」やBDレコーダーで録画した番組や、テレビ番組の視聴が楽しめるDTCP-IP対応が実現される。なおS770シリーズが対応する「ダイレクト録音機能」もアップデートにより付加される予定だ。
F800シリーズにはソニーストア限定モデルとして、ガンメタリックシルバーの本体に、表側にテクスチャーを配したプレミアムデザインモデル「NW-F807/S」が10月20日に発売される。容量は64GB。販売予定価格は38,000円前後。
【問い合わせ先】
ソニー 買い物相談窓口
TEL/0120-777-886
本機はIFA2012の展示などで、ヨーロッパでの先行発売がアナウンスされていたモデル(関連ニュース)の日本市場投入が明らかになった格好。
発売は10月20日から予定されており、本体内蔵のメモリー容量は64/32/16GBの3種類。スピーカー付属モデル、Bluetoothイヤホン付属モデルも用意される。想定売価は下記の通り。
Walkman F800シリーズ
<標準モデル> ※EXヘッドホン付属
・NW-F807(64GB)/¥OPEN(予想実売価格35,000円前後)
・NW-F806(32GB)/¥OPEN(予想実売価格25,000円前後)
・NW-F805(16GB)/¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)
<F800Kシリーズ(スピーカー付属モデル)>
・NW-F806K(32GB)/¥OPEN(予想実売価格28,000円前後)
・NW-F805K(16GB)/¥OPEN(予想実売価格23,000円前後)
<F800BTシリーズ(Bluetoothイヤホン付属モデル)>
・NW-F805BT(16GB)/¥OPEN(予想実売価格26,000円前後)
カラーバリエーションはブラック/ホワイト/ブルー/ビビッドピンク/ライトピンクの5色がそれぞれ揃う。
スピーカーは単品販売もされるWM-PORT搭載の「RDP-NWT19」をウォークマンの本体色に合わせて付属。ウォークマンへの充電や、ウォークマンからの給電による音楽再生に対応する。電源はACアダプター。
Bluetoothイヤホンは単品販売もされる「MDR-NWBT10N」を、ウォークマンの本体色に合わせて付属。リモコンを搭載したほか、周囲の騒音を約90%カットできるアナログノイズキャンセリングにも対応する。ウォークマン本体からのおすそわけ充電にも対応。
F800シリーズはAndroid 4.0をOSに搭載し、Google Playストアから様々なアプリをダウンロードして楽しむことができる。ディスプレイは解像度WVGA(800×480ドット)の3.5インチ・マルチタッチ液晶を搭載。プロセッサーはNVIDIA Tegra 2モバイルプロセッサー。
本体にはマイクとスピーカーを内蔵。FMチューナーは搭載するが、カメラは非搭載。WM-PORTを搭載し、HDMI出力は搭載していない。
バッテリーライフは音楽再生で連続25時間、動画再生で連続5時間。USB充電で約3.5時間、ACアダプター使用時で約3.5時間のフル充電になる。
WiFiやBluetooth機能を搭載。WiFiはIEEE802.11b/g/nの企画をサポート。Bluetoothの規格はVer.2.1+EDR、プロファイルはA2DP/AVRCP/OPP/HID対応。ウォークマンシリーズとして初めてHIDに対応したことで、BTキーボードやマウスを使うことが可能になった。
最上位モデルのZ1000シリーズ(関連ニュース)譲りの高音質モデルとして訴求しており、モバイル機器専用の「S-Master MX」デジタルアンプや、ソニー独自の高音質技術「xLOUDテクノロジー」、「クリアフェーズテクノロジー」を備えている。なお、「S-Master MX」はヘッドホン再生時にのみ有効となり、スピーカー再生やBluetoothでのワイヤレス再生時に使うことはできない。
「クリアフェーズテクノロジー」では、本機の内蔵スピーカー、および専用スピーカーとの接続時に音質を最適化できる「クリアフェーズスピーカー」技術と、付属するカナル型イヤホンとの組み合わせで高音質を実現する「クリアフェーズヘッドホン」が採用されている。なお、「クリアフェーズヘッドホン」については、年内予定のファームウェア更新により、ウォークマンシリーズ用のノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NWNC200」(関連ニュース)にも対応する。
ほかにもデジタルノイズキャンセリングや高域補間技術「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」、CLEAR BASS、CLEAR STEREO、13.5mm口径のユニットを搭載した付属のEXヘッドホンも採用する。また再生時のボリュームを平均化する「ダイナミックノーマライザー」やバーチャルサラウンド技術(VPT)も搭載する。CLEAR BASS、DSEEは「W.ミュージック」アプリでのイヤホンリスニング時にのみONに設定できる。
なお、それぞれの“クリアオーディオテクノロジー”は「W.ミュージック」アプリを起動した後に、「設定」メニューからON/OFFが個別に設定できる。オーディオテクノロジーの設定項目はユーザーがリセットしない限り、電源をOFFにしてもホールドされる。
「クリアフェーズ」はON/OFFのみチェックボックスで選択するかたちになり、発売時は“ヘッドホン”と“スピーカー”の設定を個別にON/OFFすることはできないが、年内に予定しているファームウェア更新により、個別での設定、およびイヤホン/スピーカーの対応機器ごとに選択が可能になる予定だ。
音楽ファイルは最大44.1kHz/16bitのFLACファイルのほか、MP3/WMA/AAC/HE-AAC/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/リニアPCMファイルの再生に対応する。ウォークマンシリーズでFLAC形式のファイル再生をサポートするのは本機が初めてになる。
動画はH.264 AVC(Baseline Profile)/MPEG-4/WMV、静止画はJPEGファイルの再生が可能だ。
本体側面にはZ1000シリーズ(関連ニュース)にも採用された「W.ボタン」を配置。音楽再生アプリ「W.ミュージック」はZシリーズから踏襲した。UIはライブラリ/おまかせチャンネル/カバーアートビューにも対応する。
「W.ミュージック」アプリの楽曲選択は、楽曲リスト表示時に右下に表示される矢印マークをタップすれば、すぐに再生画面に遷移できる。再生中楽曲のジャケット表示から、画面をフリックすると「歌詞ピタ」サービスに連動した歌詞表示が利用できる。歌詞表示の際は任意のラインをタップすれば、その歌詞の部分に再生楽曲を送ることもできる。
本体側面には「W.ボタン」を搭載。ボタンを押すと簡易版の音楽再生アプリが起動して、再生・停止・曲送りなど再生コントロールがすぐに行える。
アプリは「Music Unlimited」「Mora」など音楽サービス系のものや、ブラウザ、マップ、YouTubeなどをプリインストール。オリジナルアプリの「ウォークマンクラシックス」では、ソニーのレトロなカセットウォークマンを模したスキンを5種類用意して、画面上のウォークマンのボタンをタップして、楽曲の再生コントロールが楽しめる。
外部AV機器との連携は、SCEのnasne/torneとの連携を実現。nasneに録画した地デジの放送と衛生放送をPS3経由でウォークマンに書き出すことができる。torneはver.4.1をインストールすれば書き出しが可能。なお、ウォークマンへの書き出し機能は500円で有償提供になる。
その他、Bluetoothの通信機能を使って、スマートフォンで撮影した写真をワイヤレスでウォークマンに送り出して楽しめる。
WiFi経由での「DLNA Throw」機能は発売当初は未搭載だが、年内予定のファームウェア更新で対応を予定している。アップデート後はWiFi経由で「nasne」やBDレコーダーで録画した番組や、テレビ番組の視聴が楽しめるDTCP-IP対応が実現される。なおS770シリーズが対応する「ダイレクト録音機能」もアップデートにより付加される予定だ。
F800シリーズにはソニーストア限定モデルとして、ガンメタリックシルバーの本体に、表側にテクスチャーを配したプレミアムデザインモデル「NW-F807/S」が10月20日に発売される。容量は64GB。販売予定価格は38,000円前後。
【問い合わせ先】
ソニー 買い物相談窓口
TEL/0120-777-886
関連リンク
- ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
- ブランドSONY
- 型番NW-F807
- 発売日2012年10月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格35,000円前後)
【SPEC】●容量:64GB ●音声圧縮形式:MP3/WMA/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/FLAC/リニアPCM/AAC/HE-AAC ●動画圧縮形式:MPEG-4/H.264 AVC/WMV ●静止画:JPEG ●外形寸法:約56.8W×114.5H×8.9Dmm ●質量:約100g
- ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
- ブランドSONY
- 型番NW-F806
- 発売日2012年10月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格25,000円前後)
【SPEC】●容量:32GB ●音声圧縮形式:MP3/WMA/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/FLAC/リニアPCM/AAC/HE-AAC ●動画圧縮形式:MPEG-4/H.264 AVC/WMV ●静止画:JPEG ●外形寸法:約56.8W×114.5H×8.9Dmm ●質量:約100g
- ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
- ブランドSONY
- 型番NW-F805
- 発売日2012年10月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)
【SPEC】●容量:16GB ●音声圧縮形式:MP3/WMA/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/FLAC/リニアPCM/AAC/HE-AAC ●動画圧縮形式:MPEG-4/H.264 AVC/WMV ●静止画:JPEG ●外形寸法:約56.8W×114.5H×8.9Dmm ●質量:約100g